ご紹介する「芸術の森彫刻公園」は、中央自動車道「諏訪IC」から、通称「ビーナスライン」と呼ばれる、県道１９２号線を蓼科方面へ走らせるとある「蓼科湖」の畔にある、「リゾートホテル蓼科」の敷地内にあります。
ここ蓼科は、八ヶ岳連峰の山裾に位置し、自然が豊かで古くから保養地として親しまれてきました。その観光のメッカとされる蓼科湖の遊歩道に入園口があり、ホテルに併設されていますが、昼間は自由に出入りができます。
園内は、天使の丘・花の広場・水の広場などのゾーンに分かれ、広さは約６６０００平方メートル。以前ここは、有料施設でしたが、平成２４年７月から無料開放され、自然と彫刻がマッチした知る人ぞ知る、お得な鑑賞スポットです。
ここには、約７０点の作品が、公園に散りばめられた様に展示されています。こちらは、水辺の広場にある「アダム」と言う作品。この作品の作者は「北村西望」で、名前を聞いてもひらめく方は少ないかも知れません。でも「長崎県の平和記念像」と言えば、ピンとくる方も多いはず！ 今や世界的に知れ渡っている有名な像を創り出した作者の、そんな凄い作品が見られます。
作品をよく見ると、波打たれた髪の毛など、実に精巧にできていて関心してしまうほど。
どこか苦悩を感じる表情は、何かを考えさせられるようです。澄んだ池の水面に、空の青色と芝生や木などの緑色が映されて、とても綺麗です。まるで絵葉書の中にいるような美しさではありませんか？
ここには、北村西望の作品を中心に展示されていますが、「市之瀬廣太」などの国内のアーティストの作品も展示してあります。
また変わった作風が見られるのも、魅力の一つですね。
芸術の森彫刻公園は、蓼科湖畔にある公園。
蓼科湖は、湖上ボートや釣りが楽しめるレジャーの拠点地帯。そんな場所にあるのなら、誰もが湖を見たくなってしまうはず。ここでは、そんな湖に彫刻がプラスしたコラボレーションが楽しめます。椅子の形をしたような何ともユニークな作品と、自然が相まったモダンな眺めで、水辺にいると何故か心が安らいでしまうから不思議。
この景色は、入園口の近くで見られるので、是非探してみて下さいネ！
芸術の森彫刻公園や蓼科湖畔には、もみじなどの広葉樹があるので秋は美しい紅葉が見られます。標高が高い場所にあるので、冬は一面の銀世界の違った眺めが見られますよ。
期間限定で有料となりますが、約１５万個のLED電球を使った幻想的なイルミネーションが見られますよ。詳しくは下記のMEMO【リゾートホテル蓼科】よりご覧下さい。
リゾートホテル蓼科では、日帰り入浴を行っているので、温泉と併せて楽しんでみても良いですね。園内のどこをとっても美しい写真を撮影できるので、写真愛好家にお勧めです。
芸術の森彫刻公園を訪れて、アートな時間をたっぷり満喫してみませんか？
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(2024/4/20更新)
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