写真:安藤 美紀
地図を見る大涌谷の駐車場に到着すると、車の中にいても、ツンとした硫黄のにおいが鼻を刺激してきます。
「くさっ!」
そう思う人もいるかも知れませんが、温泉好きの方なら、
「きたきた!このにおい」
そんなワクワクを感じるかもしれません。
大涌谷は、谷の底からモクモクと硫黄の噴煙が立ち上がるため、かつては地獄谷とも呼ばれていました。ゴツゴツとした岩肌や辺りに漂う噴煙は、地獄を彷彿とさせますが、大涌谷は標高が高いので、真夏でも気温は20℃ぐらい。意外と快適です。
地獄谷なのに、外はとっても涼しい…。実は、天国なんです(笑)
大涌谷名物の黒たまごが売っている「玉子茶屋」までは、駐車場から歩いて片道15分くらい。遠すぎず近すぎず、ヒールのある靴でも歩ける距離だから、お洒落したまま出かけられるのが嬉しい。
気をつけたいのは、途中で飲み物を買ったり、お手洗いに行くことは出来ないこと。
最初に全部済ませておくことが大切ですよー( ^_^
写真:安藤 美紀
地図を見る玉子茶屋を目指して、プチ登山スタート。
キラキラ光る緑の山脈や大迫力の噴煙を見ていると
心が研ぎ澄まされて綺麗になっていく気がします。
「地球に生まれて良かったー!ヽ(゚◇゚ )ノ」
思わず、大自然に向かって叫びたくなりました(笑)
噴煙が出ている箇所はおよそ80箇所。
途中で、温泉が流れている小川もあります。
ちょっと触ってみましたが、湯温は35℃くらいのぬるま湯。
もちろん、硫黄の成分たっぷりだから
温泉に入った後のように
しっとりスベスベになりました!
動画:安藤 美紀
地図を見るもくもくが一層激しくなる噴煙地に到着!
ここでは、硫黄に匂いがぐっと強くなるのでご注意を。
噴煙地の脇には、黒たまごが売っている玉子茶屋もあります。
黒たまごを作っている作業工程も見ることが出来るんですよー。
天気が良いと、絶景の景色を楽しむことが出来ます。
私が行った日は、ちょうど天気が良かったので、
富士山も見えて大満足でした!
写真:安藤 美紀
地図を見る噴霧口のそばに行くと、黒たまごを作っているところを直に見ることが出来ます。
ぜひ近くまで寄ってみてくださいね^^
黒たまごは、まず80℃の温泉で60分ほどじっくり茹でられますが、その時に生卵に温泉に含まれる“硫化鉄”とい鉄分が付着して黒くなるそうです。
その後、黒くなったたまごを蒸し窯に移動して、100℃のお湯で15分蒸します。これでようやく「黒たまご」が完成☆
けっこう、手間がかかってるんですねー。
写真:安藤 美紀
地図を見る黒たまごが売っている「玉子茶屋」。
ここでは、アッチアチの茹でたて黒たまごを食べることが出来るようになっています。
黒たまごは、5個で500円。
バラ売りはしていないので、とりあえず5個まとめ買いします。
1個食べると寿命が7年伸びると言われている黒たまご。
1人で5個食べたら、寿命が35年伸びることになりますね(´0ノ`*)
テーブルの上には、塩も置いてあるので、
その場で黒たまごを食べることが出来るんですが…。
めちゃくちゃ熱いです(笑)
素手で持ったら、やけどしてしまいそうな程アッツアツなので
ハンカチでたまごをくるみながら皮を剥いた方が良いです。
黒たまごの皮を剥いてみると
玉子の色は真っ白。中までは黒くなっていないようです。
気になるたまごの味ですが、しっとりししていてかなり
美味しいです!
家で作るゆで卵は、どうしてもパサパサ感が出てしまいますが
黒たまごは、違います。
白身はとっても柔らかく、
黄身はモチッとしていて美味しいです≧(´▽`)≦
熱かったけど、苦労して皮を剥いた
かいがあったと思えるたまご♪
家族で食べても友達と食べても
「上手く皮が剥けたー!」
と盛り上がること間違いなし。
箱根に行ったら、外せない観光スポットです☆
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(2024/3/29更新)
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