写真:藤田 聡
地図を見る那須塩原温泉郷は、秋には紅葉の名所になります。温泉郷は11の温泉地から成り9種類中6種類の温泉泉質が揃う、東京から一番近い本格的な温泉。中でも塩原温泉の中心はバスターミナルがある古町温泉で、塩原温泉観光協会が入居する「塩原もの語り館」もあります。
古町温泉には温泉旅館が林立していますが、箒川(ほうきがわ)渓谷の対岸には豊かな自然が残り、秋には一面の紅葉に包まれます。古くから紅葉の美しさで知られる、まさに塩原温泉らしい絶景。塩原温泉「もみじの湯」も、この紅葉の中にあります!
写真:藤田 聡
地図を見る塩原温泉「もみじの湯」は、一面の紅葉に包まれます。「塩原もの語り館」の対岸を眺めても、中央やや右に塀の一部が白く見える程度。「塩原もの語り館」には無料駐車場がありますが、塩原温泉中心部なので日中は常時満車状態。その場合は少し離れた、塩原温泉旅館協同組合事務所の駐車場も利用出来ます。
写真:藤田 聡
地図を見る紅葉の混浴露天風呂「もみじの湯」へ行くには、「塩原もの語り館」の左手にある吊橋から行くのがおすすめ。旅館協同組合に駐車した場合には、吊橋を渡らなくても川沿いの遊歩道で行けますが、その場合でも吊橋経由がおすすめです!
おすすめの理由は、写真を見れば一目瞭然。対岸の紅葉の絶景を眺めながら、吊橋を歩いて絶景に一歩づつ近づいて行く様子が感動的だからです!吊橋の名前も「紅の吊橋」(くれないのつりばし)で、この絶景そのままの名前です!
写真:藤田 聡
地図を見る紅葉の露天風呂「もみじの湯」は無人の共同浴場で、料金箱に100円を入れて入浴します。実は混浴なので、女性にはハードルが高いかもしれません。しかし、紅葉の最盛期には写真のような絶景なので、断然おすすめ。温泉好きなら、一度は挑戦したい露天風呂です!
遊歩道や対岸から見えないように塀で囲まれ、入浴中は唯一開放されている上の方を自然に眺めます。秋には覆い被さるような色鮮やかな紅葉に彩られ、「日本屈指の紅葉露天風呂だ!」という強烈な印象が残ります。
ただし、紅葉の見頃時期を見計らって行く必要があり、最盛期以外ではこの絶景に出会えません。温泉の湯気で紅葉が遅れるので、塩原温泉の紅葉が終わる頃に見頃を迎えます。「もみじの湯」の紅葉見頃は例年11月10日前後ですが、完全に色付くまで待っていると、今後は雪が降って一気に枯れる場合もあるので要注意です。
那須塩原温泉郷の紅葉は「もみじの湯」だけではありません。温泉手前の塩原渓谷も紅葉の名所で、近年国道のトンネルが開通した場所の旧道が特におすすめです。また「日塩もみじライン」も紅葉の名所で、塩原新湯温泉には白濁硫黄泉の泉質が素晴らしい「湯荘 白樺」もあります。さらに、塩原元湯温泉も一面の紅葉に包まれる温泉地で、大出館には名物の「墨の湯」もあります。
塩原温泉を気軽に楽しむなら、食べ放題&飲み放題で税別5,700円の「ホテルおおるり」がおすすめ。系列3旅館の7浴場を無料で湯めぐり出来る上に、貸切露天風呂も無料です。これらの宿の詳細については、別の記事で紹介しましたので是非ご覧下さい。(記事最後の「この記事の関連MEMO」内にリンクあり)
住所:栃木県那須塩原市塩原
電話:0287-32-4000(塩原温泉観光協会)
例年の紅葉見頃時期:(色づき始め)10月中旬、(最盛期)10月下旬〜11月上旬
紅葉ライトアップ:なし
アクセス:JR東北新幹線那須塩原駅からバス約1時間、塩原温泉バスターミナル下車徒歩約5分
野岩鉄道上三依塩原温泉口駅からはバス約20分
2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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