自然が作った巨大アーチに驚愕!アメリカ「アーチーズ国立公園」

自然が作った巨大アーチに驚愕!アメリカ「アーチーズ国立公園」

更新日:2018/08/07 12:18

さと しほのプロフィール写真 さと しほ 旅行会社勤務
広大なアメリカにはスケールの大きな絶景ポイントがたくさんあります。今回ご紹介するユタ州のアーチーズ国立公園もその1つ。ここには、岩が削られてできた大小2,000ものアーチが存在します。数あるアーチの中で最も有名な「デリケートアーチ」は必見!自然が作ったアーチの大きさと美しさは驚愕ものです。夕方には、夕日が岩肌にあたり刻々とオレンジ色に染めていくという、美しい夕日のショーを目にすることができます。

「デリケートアーチ」はユタ州のシンボル!

「デリケートアーチ」はユタ州のシンボル!

写真:さと しほ

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アーチーズ国立公園はラスベガスから700kmほど離れたユタ州にあります。この国立公園で最も有名なのは「デリケートアーチ」という名前の巨大なアーチです。ユタ州の車のナンバープレートにはユタ州のシンボルとして、デリケートアーチのイラストが描かれています。ユタ州には、アーチーズ国立公園以外にも日本人に人気のブライスキャニオン国立公園、ザイオン国立公園など、全部で5つの国立公園があります。絶景候補がたくさんある中からユタ州のシンボルとして選ばれたデリケートアーチ。その雄大さ美しさにユタ州が太鼓判をおしたと言ってもいいでしょう。

アーチの真下にいる人が米粒のように小さく見えます

アーチの真下にいる人が米粒のように小さく見えます

写真:さと しほ

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大自然がつくりあげた巨大なデリケートアーチの高さは、なんと、14メートル!14メートルというと、4階建てのビルに匹敵する高さです。アーチの真下に子供を抱いたお母さんが立っているのが見えますか?アーチの大きさにくらべると、人間は米粒ほどの大きさにしか見えません。デリケートアーチは、こんなに大きいのです。

夕日に照らされるデリケートアーチを見に行こう!

夕日に照らされるデリケートアーチを見に行こう!

写真:さと しほ

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この巨大アーチを見るなら、断然、夕日の時間帯に行くことをおすすめします。
夕日に照らされると、薄い茶色だった岩肌の色が少しずつ濃くなり、徐々に濃いオレンジ色に変わっていきます。

デリケートアーチまでは徒歩約1時間。最初はゆるやかな坂道からスタートします。要所要所に山積みにされた石が目印として置いてあるのですが、夕日の時間に向けて歩きはじめる人が多いので、周囲の人についていけば迷うことはありません。茶色い岩の上はすべりやすいので足元には注意が必要です。道は徐々にきつい坂道になっていきますが、周囲は見渡す限りの茶色い大地。歩きながら周囲の景色も楽しめます。

夕日が沈んでいく様子を観察しよう!

夕日が沈んでいく様子を観察しよう!

写真:さと しほ

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1時間歩いたご褒美はこの絶景。
夕日が沈む2〜3時間前から歩き始めて、遅くとも1時間前には着くようにすれば、夕日とともに色がかわっていくアーチの様子を観察することができます。この場所はデリケートアーチに向かってすり鉢上になっていて、ここで見る夕焼けは「円形劇場で繰り広げられる大自然のショー」といっても言い過ぎではありません。大自然のショーを見るために大勢の観光客が集まってきますが、みんな静かにこのショーを見守っています。この雄大な景色を目にすると、「人間ってちっぽけだなぁ、明日からがんばろう!」と自然に活力がわいてくる気がします。

夕日が沈むと真っ暗になります!

夕日が沈むと真っ暗になります!

写真:さと しほ

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ここは周囲に民家がない大自然の真ん中。すべりやすい1時間の坂道が待っているので、夕日が沈みはじめたら、薄暗くなる前にこの場所を出発しましょう。名残惜しいのはやまやまですが、真っ暗な下り道は危険です。必ずライトを準備しておいてくださいね。急いで下っても駐車場に着くころには真っ暗になってしまいますよ。

おわりに

デリケートアーチの大きさが伝わりましたでしょうか。
アメリカの広大な国土には、スケールの大きな国立公園がたくさんあります。
建物がないまっすぐな道をひたすら走るという、さながらロードムービーのような体験ができるのも、アメリカならでは。
アーチの巨大さを体感するために、ぜひ、「アーチーズ国立公園」へお出かけください!

掲載内容は執筆時点のものです。

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