写真:岡本 大樹
地図を見る「阿波おどり会館」は外観からも阿波おどりへのこだわりが感じられます。逆台形という珍しい形をした建物なのですが、これは阿波おどりで使われる提灯がモチーフとなっています。さらに会館前にあるベンチの屋根は女性が被る編み笠の形になっているのでそちらもお見逃しなく。
徳島駅から徒歩10分程とアクセスの良い立地となっていて、会館の後ろには徳島のシンボル的存在である眉山(びざん)がそびえており、建物内から眉山山頂までのロープウェイもつながっています。
写真:岡本 大樹
地図を見る3階にある阿波おどりミュージアムは、阿波おどりの歴史や衣装、また踊りに使われる楽器の種類など、踊りのことを詳しく学べるミニ博物館となっています。徳島県民にとって阿波おどりというのはあって当たり前であり、同時になくてはならないものなのですが、その歴史を辿ってもらえれば徳島県民の阿波おどりへの熱い思いを感じてもらえると思います。
写真:岡本 大樹
地図を見る本番さながらの本格的な阿波おどりを味わえるステージは、昼の部と夜の部に分かれています。昼の部は阿波おどり会館専属の連(阿波おどりのグループのことを連と言います。)である「阿波の風」が40分間の上演を担当しており、夜の部では有名な連が日替わりで踊りを披露しています。
阿波おどりを見たことがないという方には、昼の部の上演をオススメします。というのも、昼の部では阿波おどり自体を楽しむことはもちろん、阿波おどりがどういった踊りであるかといったことや、男女の踊り方の違いの説明などもあるからです。何も知らない状態で行ったとしても、ある程度阿波おどりのことを理解できると思いますよ。
写真:岡本 大樹
地図を見るさらに、40分ある昼の部の上演の途中には、阿波おどり体験の時間が設けられています。もちろん説明を聞いたからといってすぐに踊れるようになるわけではありませんが、見様見真似でも踊り手の人たちの後ろに続いて踊ってみることで、より阿波おどりを楽しめることは間違いありません。
実際に阿波おどりで使われている唄にも「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン」という文句が存在します。お盆の阿波おどりでも「にわか連」といって、全くの初心者でも飛び入り参加できる連があります。いつか「にわか連」に参加する予行演習として、ぜひ一度ここで体感してみてくだい。
写真:岡本 大樹
地図を見る「阿波おどり会館」の1階には「あるでよ徳島」というお土産売り場があり、徳島の特産品をいろいろと取り扱っていますが、阿波おどり関連で最も人気なのがこちらの阿波おどりの竹人形です。
県産の竹を使った阿波おどりの人形は全て手作業で作られており、とても味わい深く見ているだけで楽しくなるようなものに仕上げられています。自然のものを使うことで腕の曲線の滑らかさなどを表現しているのは見事の一言です。
本場の阿波おどりを見た・踊ったという記念に、人形をお家へ持って帰ってみてはいかがでしょうか。
「阿波おどり会館」ができるまでは、お盆の時期以外には阿波おどりを見ることはできませんでしたが、現在ではいつでも本格的な阿波おどりを味わうことができます。本番と全く同じとはいきませんが、踊り自体の迫力は本番のものに劣りません。
阿波おどりに興味があるけど、お盆には行けないな…という方もぜひここで阿波おどりを体感してみてください。夜の部のステージに上がる有名連は日によって変わるので、何度も楽しめますよ。その日に出演する連はホームページでも確認できるので、よければ下のMEMOから阿波おどり会館のホームページをチェックしてみてください。
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(2024/4/20更新)
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