写真:堀内 京子
地図を見る嬉野温泉の歴史は古く、肥前風土記(713年)に「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」と記されています。神功皇后が外征から帰る途中にこの地で温泉を発見した伝説が残り、その時に「あな、うれしの」と言ったのが、嬉野の地名の由来と伝わっています。
長崎街道の宿場町として栄え、島津家薩摩藩が旅の途中に休泊していた上使屋(お茶屋)が和多屋別荘の始まり。現在は温泉街を流れる嬉野川の両岸に宿泊棟が建ち、中庭にはよく手入れされた日本庭園が広がっています。
写真:堀内 京子
地図を見るゆったり広々とした館内は随所がリニューアルされて、モダンな雰囲気になりました。
チェックイン後はロビー横のテラスや和空間漂う足湯喫茶で一休みしましょう。足湯用のタオルが用意されていますので気軽に利用できます。喫茶メニューは珈琲や紅茶、豆腐プリンもオススメ。
客室はリーズナブルな和室や洋室があり、昭和レトロな趣の温泉郷・ホテルタイプのタワー館・露天風呂付きタイプなど、お好みや予算に応じて多彩に揃っています。タワー館は温泉街を見渡せる良い見晴らしで、バリアフリー対応の客室も完備。
お祝いの宿泊や記念日利用には日本伝統の趣を感じる数寄屋造りの離れ「水明荘」はいかがでしょう。庭園露天風呂が付いた客室もあり、中でも特別貴賓室「洗心」がとくにお薦め。佐賀鍋島藩の別邸を移築改装した客室になり、特別なひとときを過ごせます。
写真:堀内 京子
地図を見る客室で少し寛いだ後は大浴場へ向かいましょう。
直線の美しさと木と石の調和をコンセプトに造られた男女別浴場「御影殿」は和風モダンな雰囲気。檜風呂・打たせ付きの主浴槽・サウナ・水風呂・庭園風の露天風呂が備わっています。
宿自慢の大浴場「湯殿心晶」(写真)は、離れ「水明荘」用の浴場ですが、水明荘以外の宿泊者も有料で利用出来ます。釘を一本も使用せずに建築した建物はとてもモダンなデザイン。
天然御影石と檜を使った2種類の浴場があり、内湯・露天風呂・サウナ・水風呂を完備。朝夕で男女入替えになりますので、宿泊者は両方楽しめます。雰囲気の良いラウンジもあり、贅沢な気分でリラックスできてお薦めの浴場です。
嬉野温泉の泉質は肌さわりがよく、肌に対する効能が高い温泉として、栃木県「喜連川温泉」や島根県「斐乃上温泉」と共に、日本三大美肌の湯に選ばれました。ゆっくり温泉に浸かって湯上りツルスベの肌を実感してください。
【温泉データ】
泉質/ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉
源泉温度/68.8℃
写真:堀内 京子
地図を見る食事プランが多彩に揃い、館内のレストラン「佐賀牛賓館」のご利用もお薦めです。
最高級ブランド牛「佐賀牛」や全国の品評会で高く評価された佐賀のブランド豚「若楠豚」を味わえるレストランになり、日帰り利用も人気。
焼肉や鉄板焼きなどコースが色々ありますが、中でも「温泉湯どうふしゃぶしゃぶ」がとくにオススメ。綺麗なサシが入った佐賀牛は口の中でとろける美味しさ、若楠豚もお肉の旨みがよく感じられる逸品です。
温泉湯どうふは煮込むほどに柔らかく、まろやかな味わいに。コースの〆は温泉湯どうふ雑炊をぜひいただきましょう。雑炊の優しい味わいは体に染みていきます。嬉野温泉名物「温泉湯どうふ」と佐賀牛・若楠豚のコラボは何度でも食べたくなる美味しさですよ。
写真:堀内 京子
地図を見る朝食ビュッフェは地元農家が栽培する新鮮野菜を使ったサラダ・野菜や魚の煮物・蒸し野菜・温泉湯どうふ・温泉粥・フルーツなど品数豊富。サラダのドレッシングは5種類ほど準備されて、金時人参やあご(トビウオ)だし味もサラダによく合います。目の前で作ってくれる卵料理、筑前煮や魚ロッケなども美味しい。
一番のオススメはやはり嬉野温泉名物「温泉湯どうふ」でしょう。
大鍋の中でとろ〜りと、とろけてまろやかな美味しさ。タレは宿特製の醤油ダレをかけてお召し上がりください。好きなだけ味わうことが出来るのもビュッフェの魅力ですので、温泉湯どうふのお代わりもぜひどうぞ。
嬉野温泉の「和多屋別荘」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
美肌の湯に浸かって体の外側から、佐賀牛や温泉湯どうふをいただいて内側から、女子力がぐ〜んとアップするでしょう。
嬉野温泉へのアクセスは有明佐賀空港からリムジンタクシー(乗合タクシー)のご利用が便利です。空港からノンストップで約1時間、和多屋別荘の玄関前へ到着しますので快適な旅行が楽しめます。
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(2024/4/19更新)
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