写真:たぐち ひろみ
地図を見るサムイ空港から車で南に走ること15分、喧騒とは無縁ののどかなラマイビーチに「ルメリディアン・コーサムイ」はあります。一見寺院の入り口を思わせる門構え、それに続くオープンエアのレセプションエリアは、中国様式とタイ様式がミックスされた感じが何とも謎めいてエキゾチック。大人のためのクローズ空間がみごとに演出されていて、これから過ごす時間への期待も最高潮に!併設されたコロニアルムード満点のバーも素敵です。
このレセプションエリア、毎晩「コムローイ」というセレモニーも行われています。仏陀への敬意を表すタイの伝統的な行事で、ろうそくを灯したランタンが沢山放たれ、空に昇っていく光景がとても幻想的です。
写真:たぐち ひろみ
地図を見るこのリゾートの特徴は、2階建てのデュプレックススタイルの建物が多いこと、その間々を通路がまるで迷路のように通っていて、しかも部屋の中は全く見えないようになっていること。このため、通路で他の宿泊客とすれ違うことはあっても、部屋の中にいる限り、プライバシーはとてもよく守られます。敷地内は緑や花にあふれ、トロピカルムードもたっぷりです。
こじんまりしたリゾートなので、パブリックプールは1つだけ。でも、団体客がいないせいか、さほど混雑することはありません。リゾート内にレストラン&バーは4つ。周辺にもレストランがいくつかあり、食事場所には困りません。
写真:たぐち ひろみ
地図を見る日本人に一番人気があるのは何といってもビーチフロントのプールヴィラ。でも、一日中ヴィラのプールで過ごすのは、おひとり様にはちょっと寂しすぎ? 価格がより抑えめのヴェランダスイート、テラススイート、プールアクセススイートなどがおすすめです。
写真は、そのなかの一つで中間カテゴリに入るテラススイート。ヴィラの2階部分にある客室で、部屋の前の広いエリアがそのままデイベッドとテーブルのあるテラスになっています。ワンルームタイプなものの、50平米という広さ。特に半屋外のバスルームはスペースたっぷりで、大きなバスタブと独立したシャワー、2つの洗面台があり、とても贅沢な造りになっています。そして、このスイートの長所は何より部屋がとても明るいところ。特に朝起きた時の心地よさがたまりません!
写真:たぐち ひろみ
地図を見るせっかくのお休みだからこそ、リゾートではいっそ早寝早起きを。日頃の夜更かしで狂ってしまった自律神経を整え、体調をリセットするのにまたとないチャンスです。
朝、南国の野鳥のさえずりに気持ちよく目覚めたら、朝食の前に砂浜をゆっくり散歩したり、ホテルのフィットネスジムで軽く運動してみたり、普段ならきっとやらないだろう健康生活にトライしてみては? そして、トロピカルフルーツたっぷりの朝食をありったけの時間をかけて楽しみます。その後は終日プールやビーチで、本を読んだりお気に入りの音楽を聴きながらまったりするだけ。何て贅沢な時間!
写真:たぐち ひろみ
地図を見る夕食は、ホテルの近辺の地元のレストランでカジュアルに食べるのもいいし、買い物がてら、ホテルのシャトルで賑やかなチャウエンビーチまで足を伸ばすのもいいでしょう。帰りはタクシーで15分ほど。島のタクシーはメーター制なのにメーターを倒さないのが普通です。必ず乗車時に値段交渉を。
プールサイドだけでは物足らないという方は、サムイ島でも屈指の美しいビーチといわれるシルバービーチまで出かけるのもおすすめです。あるいは、島内の名所やアーントーン国立海洋公園など近場の島まで一日ツアーに参加するのも一考です。ホテル併設のスパでも一度くらいはトリートメントを受けたいもの。でも、あまり予定を詰め込まないのがリゾートの基本です。
タイのビーチリゾート代表格として日本人に人気なプーケットに対し、サムイはその豊かな自然と素朴さで「通」の欧米人ファンが多い島。バンコクからはタイ国際航空とバンコク・エアウェイズが日に何本も運航しているので、アクセスも上々です。欧米人は大半がカップル滞在ですが、ひとり旅の人も少なくありません。のんびりと人目を気にせずに自分流の休暇を過ごしたいなら、そんなサムイ島がおすすめです。ぜひ「ルメリディアン・コーサムイ」へ!
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/25更新)
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