金沢の回転寿司店5選!のどぐろ、寒ブリ、カニ、海老を一度に制覇!

金沢の回転寿司店5選!のどぐろ、寒ブリ、カニ、海老を一度に制覇!

更新日:2015/10/09 18:23

Mayumi Tのプロフィール写真 Mayumi T 金沢出身の歴史探索家、B級グルメマニア、北陸の旅先案内人
金沢は日本海側に位置し、新鮮な海鮮類が豊富に漁獲されることから、市内には寿司店がたくさんあります。特に回転寿司店が多いことが特徴で、北陸新幹線が開業してからは地元の人たちだけでなく、たくさんの観光客の方々で賑わいをみせています。また、ただの回転寿司と侮ってはいけません!大都市では味わえない、稀少で新鮮な海の幸がお手頃な価格で味わえるのです。是非、金沢の地で実際に味わってみてはいかがでしょうか。

「海天(かいてん)すし」

「海天(かいてん)すし」

写真:Mayumi T

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金沢市内の株式会社ビジョンワールドが運営し、2015年7月現在、金沢市内に4店舗、近郊に2店舗、小松市内に2店舗あります。最寄りの金沢港をはじめ、能登や富山湾でとれる新鮮で旬の鮮魚を仕入れ、とてもお手頃な価格で提供しています。

お寿司には厳選したお米を使用、炊き上がったご飯一粒一粒はとてもツヤツヤ。酢飯に使われている合わせ酢は、化学調味料を使わないで仕上げてあることも特長です。

お寿司を食べる際には、昔ながらの本醸造で造られた超特選丸大豆醤油と本みりん、清酒によって調整されたすし醤油「煮きり」で味わうことができます。鮮魚本来の味がとても引きたつので、よりお寿司を美味しく堪能することができます。このことは「海天すし」のこだわりの一つにもなっています。

写真向かって右下のシルバーの皿は「寒ブリ」。ネタにはとても厚みがあり、食べ応え充分!冬に欠かせない「白子の天ぷら」(写真左上)のような揚げ物類もとても美味しいです。「かに」を使ったメニューも豊富ですよ!

「かいてん寿し 大倉」

「かいてん寿し 大倉」

写真:Mayumi T

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「大倉(おおくら)」は近江町市場で創業している老舗の寿司店ですが、よくあるようなチェーン店ではなく個人経営の寿司店です。地元の人々からの信頼も厚く、多くの人々から愛されているお店です。店内は席数が26席で、すべてカウンター席です。

その日の旬なネタを使って、ギリギリまで安く提供しているとあって、常連さんが多いことでも知られています。地元の舌の肥えた方々、グルメ通の方など多くの人々が満足のいくように素材の味を大切に提供しています。

写真は「がす海老」。地元では「甘えびよりも甘いのでは?」と言われているほど、とても奥深い甘さが感じられる海老で、ネタ全体が薄く茶色っぽいのが特長です。甘えびと同様、トロリととろけるような味わいなのはもちろん、それに加えてもっちりとした食感で、とても食べ応えがあります。鮮度が落ちるのがとても早く、県外に出回ることはかなり少ない為、稀少なネタです。是非、金沢を訪れたときは味わってみてください!

「もりもり寿し」

「もりもり寿し」

写真:Mayumi T

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金沢や能登の港から直送、選び抜かれた新鮮なネタを提供している回転寿司店です。米酢や醤油、水にまでこだわって厳選しています。

「三点盛り」のメニューがとても充実していることで知られています。一皿で三つの違ったネタが食べられるので、一度に色々なネタを味わってみたい人にはおススメ!写真のような「五点盛り」のメニューも充実しています。

写真手前は「白身五点盛り」。真鯛、ほうぼう、のど黒(写真中央)、平目、真だら。白身の魚と一言でいってもネタによって様々。このように五つを食べ比べてみると、改めてそれぞれの味わい、食感、旨みなどを感じることができます。写真奥は「日本海三点盛り」。生甘えび、梅貝(ばいがい)、かに身です。梅貝も地元ではよく食べられている貝で、とても甘みがあってコリコリとした食感。貝というと固くて食べづらいイメージがありますがそんなことはなく、コリコリとしながらもとてもやわらかくいただけますよ。

他にも「三点盛り」のメニューが充実していますので、色々なネタを是非、味わってみてください!

「すし食いねぇ」

「すし食いねぇ」

写真:Mayumi T

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金沢港や富山の氷見港から新鮮な鮮魚を仕入れています。仕入れた魚は、鮮度が落ちないよう素早く専用の保冷車に積み、配送しています。各店舗では鮮魚を即座にさばいて、すしネタにしていきます。

石川県内には松任市(まっとうし)に本店がある他、県庁前店(金沢)、金沢高柳店、小松市にもお店があります。席はカウンターやテーブルの他に小上がりもありますので、お一人、ご家族、ご友人同士、グループなど状況に応じて来店時に気軽に申し出ることができます。特に小上がりは、小さなお子様を連れている場合はとても助かりますね!

また少しでも早く握り立てのお寿司を届けるために、北陸の中でもいち早く高速レーン「新幹線」を導入しています。新幹線にのせられて届けられるお寿司は新鮮そのもの。タッチパネルで注文すると、高速のレーンによって新幹線にのったお寿司が即座に運ばれてきますので、小さなお子さまは大喜び!もちろん、大人の方でお腹が空いていて早く食べたい人にとっても嬉しいサービスです。

写真は「のど黒」。テレビなどのメディア等でも多く紹介されていることもあってよく知られるようになってきていますが、白身とは思えない脂のノリ具合。また金沢は、金箔の全国総生産量のうち約99%を占める街。そんな豪華な金箔がほどこされた、脂でトロットロの「のど黒」は是非、味わってみてください!

「金沢まいもん寿司」

「金沢まいもん寿司」

写真:Mayumi T

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常に新鮮なネタを選ぶことは勿論ですが、米や調味料にもこだわって厳選、選ばれた素材を最大限に活かして、職人の技によってお店独自の味を創りだしている「金沢まいもん寿司」。関東や名古屋へも出店しており、多くの方々にも知られる寿司店となっています。

毎朝、近くの金沢港や能登の各漁港(七尾港、宇出津港など)から新鮮な鮮魚を仕入れていますが、早朝の漁港に揚がった魚を各店舗へと保冷車でとどけています。お店のおススメは、のど黒、なめら(「きじはた」の地方名、高級魚とされています)、白海老、がす海老、赤西貝(能登の七尾湾でとれる巻貝の一種、サザエのような味)、甘えびなどです。

写真は「香箱がに」の軍艦巻き。「香箱(こうばこ)がに」というのは「加能(かのう)がに」というズワイガニのメスで、石川県内での呼び方。毎年、漁が11月上旬に解禁になって例年、1月の初旬には漁が終了しますので、食べることができる期間がとても限られています。是非、北陸ならではの甘くて新鮮な「香箱がに」をお寿司でご堪能ください!

駅西本店の他に市内に数店舗あり、JR金沢駅構内の百番街「あんと」には、"廻らない"「金沢まいもん寿司」があります。

おわりに

金沢の回転寿司店では流れてくるお寿司が少なくて驚かれるかもしれませんが、これは決してネタ切れなどではなく、地元の人は新鮮なお寿司を求めて、握りたてをその都度注文する人が多いからなのです。元々、カウンター越しで注文する寿司店が多い土地柄と思われますが、驚かれることなく是非、各お店のシステムで握りたてをドンドン注文してご堪能ください!

特に週末などは各お店が混んでいてなかなか入店出来ないといった状況があるようですが、対策としては昼の12〜13時頃や夜の18〜20時頃のピークを外すことは必須ですが、いわゆる携帯の予約システムや整理券発券機を採用している寿司店もありますので、それをうまく利用する、午前のOPEN時と同時に入店してみる、市内中心部、観光地、JR金沢駅周辺などから少し離れたお店へ移動してみる…というのも一つの方法です。

各お店は石川の地酒なども豊富です。是非、金沢ならではの旬の美味しい海鮮類を回転寿司店で味わってみてください!

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/08/10−2015/08/17 訪問

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