14年NHK大河ドラマ[軍師官兵衛]を学びに足利学校へ1日入学!佐野エリアでご当地ゆるキャラに出会う

14年NHK大河ドラマ[軍師官兵衛]を学びに足利学校へ1日入学!佐野エリアでご当地ゆるキャラに出会う

更新日:2014/01/09 15:27

Ise Shinkurouのプロフィール写真 Ise Shinkurou
足利市に復元された「足利学校」は、宣教師フランシスコ・ザビエルによって世界に紹介された、日本最古の学校です。古くから多くの戦国武将の保護を受け、官兵衛と同時代の有名な軍師を育てた学校として知られています。日本の戦国を象徴する職業である「軍師」を知る旅のご紹介です。

歴史を感じさせる扁額(へんがく)

歴史を感じさせる扁額(へんがく)

写真:Ise Shinkurou

足利学校の創建説は、奈良時代から室町時代まで、多くの説がありますが、歴史が明らかにされているのは室町時代中期からです。

1668年に大修築が行われ、現在建てられている「学校門」そして「孔子廟」はほとんどその当時のまま保存されています。

また入り口の「学校門」には、複製の扁額(へんがく)が掲げられていますが、館内に修築当時の額が展示されています。

写真の扁額は展示されていたものです。
300年以上もの長い歴史を感じていただけるでしょうか。

書院の内部

書院の内部

写真:Ise Shinkurou

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書院は、花頭窓(かとうまど)から眺める庭園の景色が美しい、8畳2間の書院造りで、
庠主(しょうしゅ・校長の意味)の接客の場所として使われていました。

このような部屋に庠主(しょうしゅ)と武将が向かい合って座ったのでしょうか?

多くの戦国武将が、学問に秀でた家臣をここで学習させたあと、自らのブレーンとして重用したと言われています。
学校を保護した武将には武田氏・上杉氏・徳川氏などの名前も残っています。
足利学校出身者は、戦いの時に方角・出陣の日・戦いの方法などをアドバイスする軍師として活躍しました。

また外観は、栗の板で造られた柿葺き(こけらぶき)の屋根を持つ綺麗な造りになっています。

宥座の器(ゆうざのき)

宥座の器(ゆうざのき)

写真:Ise Shinkurou

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方丈の入り口に宥座の器(ゆうざのき)がありました。孔子が常に身近に置き心の慢心を戒めたと言われる器です。

柄杓で水を汲みながらちょうどの頃合を計る容器で、あまりいっぱいになるとバランスを崩し水がこぼれてしまいます。
私も何度か試してみましたが、いつも水の入れすぎでひっくり返ってしまいます。単純に見えて奥の深い器だと感じました。是非チャレンジして見て下さい。

敷地内には学生寮である衆寮(しゅりょう)・庫裏(くり)などが再建されています。また入館すると「一日入学の証明書」がもらえます。


参観料:400円
受付時間:4月〜9月 9:00〜16:30
     10月〜3時 9:00〜16:00
休館日:第3月曜日(祝日・振替休日の時は翌日)
    年末(12月29日〜31日)

ラーメンフイギュアの並ぶ「ラーメン博物館」

ラーメンフイギュアの並ぶ「ラーメン博物館」

写真:Ise Shinkurou

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昔から「腹がへっては戦ができぬ」などと言われますが、私も学校で学んだあとの空腹を満たすため、隣町の佐野市を訪れました。

佐野市はご当地グルメ「佐野ラーメン」でよく知られている街です。この地域では青竹で麺を打つ方法が受け継がれていて、青竹打ちの麺は腰の強いしっかりした口当たりの麺です。

市内を走ると「○○ラーメン」の看板が目に付きどこに入るか迷ってしまう程。
空腹を少し我慢して、まずは佐野駅に立ち寄ってみてください。「駅前交流プラザ ぽるぽーと」にはラーメンフィギュアが展示された「ラーメン博物館」のコーナーがあり、ここではたくさんのラーメンのお店を紹介しています。
お好みのラーメンを見つける事ができます。

また佐野ブランドキャラクター「さのまる」が2012年度ゆるキャラグランプリで4位を獲得しました。ラーメンどんぶりの帽子と少し見える麺そして手には佐野名物いもフライ。愛嬌のある顔で観光客をお出迎えします。
写真は駅前交流プラザ内のラーメン博物館で撮影した「さのまる」です。



駅前交流プラザ ぽるぽーと
  佐野市若松町481−4
  利用時間:9:00〜22:00
    料金:無料

多くを学び、空腹を満たす旅はいかがでしたか?是非、足利学校へ一日入学してみてくださいね。

すてきな旅になりますように・・・・By Shinkurou

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掲載内容は執筆時点のものです。

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