アシモが躍る!プラネタリウムが3D!お台場「日本科学未来館」

アシモが躍る!プラネタリウムが3D!お台場「日本科学未来館」

更新日:2015/09/29 18:08

咲田 みつるのプロフィール写真 咲田 みつる 千葉県1周ランナー、鈍足のトレイルランナー
テレビのニュース番組などで、ロボットやアンドロイドの進化が伝えられるようになって久しいですが、そのロボットたちに、気軽に会える場所があります!それが東京のお台場・日本科学未来館。

順番待ちが発生する参加体験型コーナーも多く、初めて行く場合は目移りしてしまいます。そこで評判のプラネタリウムなど、定刻に実演や上映が始まるもののうち、「これを見なくちゃ帰れない!」という3大人気コーナーをご紹介します!

スタイリッシュな外観。日本科学未来館は気になるガラス張りの館

スタイリッシュな外観。日本科学未来館は気になるガラス張りの館

提供元:Photo by (c)Tomo.Yun

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お台場にて、異彩を放つ美しい建物。日本科学未来館は、館内は白を基調とし、外側はガラス張りのスタイリッシュな施設です。

館長は、宇宙飛行士・毛利衛さん。宇宙や地球・生命、ものづくりや情報社会の「過去・現在・未来」を学べる、見どころ満載の総合科学館です。単なる展示にとどまらず、大人も子どもも、科学の発展がどうあるべきなのかを、考えさせられる構成となっています。

まずは入館前に、屋外の窓口で入館券を購入しましょう。大人620円、18歳以下210円です。また、のちにご紹介するドームシアターは大人300円、18歳以下100円で、入館券とのセット購入のみの扱いです。

迫力のシンボル・直径6メートルの浮かぶ地球ディスプレイ

迫力のシンボル・直径6メートルの浮かぶ地球ディスプレイ

写真:咲田 みつる

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まずは日本科学未来館のシンボル「Geo-Cosmos」(ジオ・コスモス)です。吹き抜けの空間に展示してあり、1階の無料エリアからも見られます。3階や5階(写真)からは、さらに眺めが良いです。

1000万画素超の高解像度の”地球ディスプレイ”は、とにかく美しい!!「宇宙から見た輝く地球を共有したい」という、毛利衛さんならではの思いが原点となった展示です。気象衛星が撮影したデータを毎日とりこみ、リアルな地球の姿を眺めることができます。

ずっと気象の映像というわけではなく、10〜17時の間15分おきに特別な映像を2本セットで上映。「地球上の陸地における都市の割合」や「人々の移動や資源」などのデータを球体の上でリアルに示します。また、毎時00分に時報の映像が流れます(最終16:00)ので、お見逃しなく。

走る・踊る・ケンケンする!!ASIMO(アシモ)は常に進化中!

走る・踊る・ケンケンする!!ASIMO(アシモ)は常に進化中!

写真:咲田 みつる

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常設展の目玉は、3階の新型ASIMO!!各方面への応用が期待される本格的な二足歩行のロボットです。進化の過程でダウンサイジングされ、現在では身長130センチになっています。歴代アシモのパネル展示がありますので、待ち時間に予習しておくと、より興味深くなります。

実演の時間が近づくと観覧エリアには人だかり!!そして満を持してASIMOが写真奥の黒いスクリーンから現れます。すべて自律で動き、おしゃべりを交えながら、猛ダッシュしたり、ケンケンしたり。はては踊りだすところまで…。

実演は11時・14時・16時から約10分間と限られていますので、決して見逃さない様にしましょう!

プラネタリウムで宇宙旅行!3D眼鏡とともに銀河系を脱出

プラネタリウムで宇宙旅行!3D眼鏡とともに銀河系を脱出

写真:咲田 みつる

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こちらは大人気の6階ドームシアター。写真に写っているのは一部分。ドームは大きく、まるでフジテレビ「はちたま」のように、建物の外にも突き出ています。座席はリクライニングシートがしっかり倒れ、草むらに寝転んで星を見ているような感覚で観賞できます。プログラムは2つあり、いずれかを選びます。所要時間は各々25分。

■プログラム【夜はやさしい】世界の星空旅行を擬似体験したい方におすすめです!メガスター(500万個の恒星を投影するプラネタリウム)による、世界各地の星空を音とともに味わうプログラム。詩人・谷川俊太郎さんの詩、女優・麻生久美子さんの朗読という豪華キャストです。星座の観察というよりも、癒しの星空旅行といった構成です。

■プログラム【バースデイ】
3D眼鏡をかけて、宇宙旅行を擬似体験したい方におすすめです!360度の飛び出す映像&メガスターを組み合わせた最強のプログラム。地球、太陽系、さらに銀河の世界へと映像とともに旅立ちます。手が届きそうなところに星々が飛び出しますので、「宇宙空間に没入」といった表現がぴったりです!「この世界における自分の立ち位置」を思わせる、壮大な構成です。

10:30・11:30〜というように、1時間ごとにどちらかのプログラムが上映されます(最終16:30)。ただし平日の12時台は上映がないので、注意しましょう。また、土日祝は満席が予想されますので、前日17時までのオンライン予約がおすすめです。

「だしバー」に「しょうゆバー」日本らしさを意識した7階展望ラウンジ

「だしバー」に「しょうゆバー」日本らしさを意識した7階展望ラウンジ

写真:咲田 みつる

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最後に、東京タワーも見渡せるという7階展望ラウンジでのお食事についてご紹介します。あなごちらし寿司やハンバーグなど様々なお弁当、スイーツなどがあり、前払いの為、お昼には会計に行列ができます!

特筆すべきは、ご飯ものをオーダーした際に利用可能な、「だしバー」に「しょうゆバー」。セルフサービス式ですので、フリーズドライのお味噌汁椀が手渡され、自分で好みのだしを注いで味わうことができます。異なるだしのブレンドも自由に楽しめます。

さいごに

この他、人間としか思えないアンドロイドや、国際宇宙ステーションの居住空間の様子など、まだまだ沢山の見どころがあります!

入館時に手渡されるパンフレットには、モデルコースが示されていますので「何から見ればいいかわからない」という方は、ASIMOや「Geo-Cosmos」などの人気展示を含んだ「120分コース」で巡ってみましょう!!

時間がある方はドームシアターを含んだ「半日コース」がおすすめ。7階の他にも、5階にはカフェがありますので、休憩をはさみながらじっくり楽しみましょう!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/09/17 訪問

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