春の夜は観音山へ。高崎白衣大観音・夜桜拝観&ライトアップ

春の夜は観音山へ。高崎白衣大観音・夜桜拝観&ライトアップ

更新日:2016/03/29 10:05

下川 尚子のプロフィール写真 下川 尚子 ライター
群馬・高崎市のシンボル・白衣大観音を包むように咲き誇る桜。そんな美しい光景が、春の観音山の「慈眼院」で見られます。ソメイヨシノを中心に、一斉に桜が咲き誇る姿は壮観。
そして、この時期に、ぜひ訪れて欲しいのが夜桜拝観。ライトアップされた白衣大観音と夜桜の競演は、まさに幽玄の美。心に残る光景を探して、春の夜に出かけてみませんか。

日が落ちたら、夜桜のライトアップがスタート

日が落ちたら、夜桜のライトアップがスタート

写真:下川 尚子

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高崎白衣大観音の鎮座する「慈眼院」では、通年で夜のライトアップが行われています。日が落ちた後、夜空に白く浮かび上がる観音様は、昼とはまた違った美しさが感じられます。

そして、夜のライトアップが特に美しいのが、桜の時期。境内にはソメイヨシノを中心にたくさんの桜が植えられており、お花見気分で散策できます。

オススメは、少し早めの時間から足を運ぶこと。少しずつ暗くなり、桜がぼんやりと浮かび上がってくる姿を楽しみましょう。

観音様と夜桜の競演は、ことのほか美しい

観音様と夜桜の競演は、ことのほか美しい

写真:下川 尚子

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優美にたたずむ観音様と夜桜の競演はことのほか美しく、幻想的。観音様を取り巻くように桜が咲いていますので、様々な角度から眺めてみましょう。夜空に映える、桜と観音様のコラボレーション。心に残る光景です。

ライトアップは、日没後から22時頃まで行われています。

夜の慈眼院境内をぐるりと散歩しよう

夜の慈眼院境内をぐるりと散歩しよう

写真:下川 尚子

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ぐるりと歩いても、それほど広くはない慈眼院。静かな境内を散歩しながら、夜桜の世界に浸りましょう。

夜桜拝観と言っても、観音山は公共交通機関でのアクセスがやや厳しく(バスが走っていますが、本数は少なめ)夜の露店などもありません。そのため、見頃の時期でもそれほど人が多くはなく、比較的ゆったりとした気分で歩くことができます。

土日祝日は多少人出が多くなりますが、平日の夜は、静かに桜の情緒を楽しみたい方にはぴったり。有名な場所でありながら、「穴場感」が感じられるスポットです。

夜景の名所でもある観音山。観音山駐車場まで足を延ばして。

夜景の名所でもある観音山。観音山駐車場まで足を延ばして。

写真:下川 尚子

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境内を一回りしたら、お土産物屋が軒を連ねる商店街を抜け、「観音山駐車場」まで歩いてみましょう。観音山駐車場周辺も桜の木が多く、例年、この時期にはライトアップが行われます(観音山駐車場は通常は17時までの入場ですが、例年、この時期には延長しています)。

観音山は夜景スポットとしても有名で、高崎市街を見下ろす立地にあります。夜桜拝観をした後は、夜景見物も良いですね。慈眼院境内や観音山駐車場、あちこちから夜景がきれいに見えます。

見頃は3月下旬〜4月上旬。開花状況をチェックして出かけよう

見頃は3月下旬〜4月上旬。開花状況をチェックして出かけよう

写真:下川 尚子

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観音山の桜の見頃は、例年、3月下旬から4月上旬。ソメイヨシノが中心ですが、河津桜、早咲きの陽光、ソメイヨシノ、ヤマザクラと続けて咲いていきます(3月下旬〜4月上旬は、ソメイヨシノの見頃の時期)。

お出かけの際は、事前に開花状況をチェックしておきましょう。開花状況のチェックには、慈眼院Facebookがオススメ。開花状況や季節ごとのイベントのお知らせがされていますので、ぜひご一読ください。

温かくしてお出かけください

春とはいえ、まだまだ寒い日も多い、桜の時期。
観音山山頂は、高崎市街と比較すると少し温度が下がります。夜は冷える時期ですので、観音山に夜桜拝観に出かけるなら、温かくしてお出かけください。

また、周辺の夜桜スポットとしては、高崎駅周辺の高崎城址公園周辺もオススメ。こちらは例年人出が多く、屋台も出るにぎやかな通りです。観音山の「幽玄の美」とはまた違った魅力がありますので、そちらへもぜひ、足をお運びください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/31 訪問

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