台湾式おみくじ体験!台北パワースポット「行天宮」へ行こう

台湾式おみくじ体験!台北パワースポット「行天宮」へ行こう

更新日:2018/07/23 14:29

台北市の中でもビジネスエリアに相当する中山北路。台北旅行の際、賑やかなこのエリアに訪れる人も多いはず。「行天宮」は中山北路から徒歩10分、台北の地下鉄MRT行天宮駅からは徒歩5分というアクセスの良い立地にある人気の寺院です。今回はこの「行天宮」で体験できる、一風変わった台湾式の占いをご紹介します。

商売運アップが期待できる!祀られている神様は三国志でおなじみのあの方だった!

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行天宮のご本尊は「関聖帝君」、またの名を三国志に登場する「関羽」です。台北の中心に位置し、商売繁盛にご利益がある由緒正しき行天宮は、ビジネスでの成功を願う人々が押し寄せる有名な廟です。朝早くからも熱心に祈りを捧げている人が多く、活気とエネルギーがみなぎっています。そのため行天宮を訪れると、体に元気が満ちてきてパワーチャージされたかのような、すっきりとした気分になりますよ。

行天宮」で台湾式占いに挑戦しよう!

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台湾式占いは「茭杯」と呼ばれる赤い三日月形の木片を使って、神様におみくじを引いてよいか尋ねるところからスタートします。この占い方式は道教の寺院の特徴で、茭杯を使って神様からの言葉を聞く、という意味を持ちます。

境内にかごが設置されているので、その中から茭杯を2つ取ってください。必ず2つ1セットとして使用します。写真のように、三日月の曲線が合うように重ねて両掌で包み込むようにして握ったら、そのまま参拝の時と同じように神様に手を合わせます。準備ができたら、神様に向かって「名前・生年月日・現住所・願い事」を心の中で唱えましょう。そのあとに茭杯を床に落とします。茭杯の落ちた結果によって、おみくじを引いてもよいかどうかが決定します。

台湾式占いの独特な判定方法

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床に落とした茭杯の1つが表面、もう1つが裏面を向いていれば、神様はおみくじを引くことを許可しています。2つが同じ面を出している時は、それぞれ別の意味を持っています。2つとも表面を向いていると、神様からの答えは「No」。つまりおみくじを引くことを認めていません。2つとも裏面が出た場合は「判断不可」。この場合はあと2回チャレンジができます。ここで誤解しないでいただきたいのは、神様からおみくじを引く許可が得られなくても、それは願うタイミングが今ではないという神様からのメッセージなのです。日を改めてまた挑戦しましょう。

いよいよおみくじを引きます!

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神様から許可をもらったら、やっとおみくじお引くことができます。境内にある茭杯かごの隣の、長い木の棒がたくさん入った大きな缶を見つけてください。その缶の中から棒を1本抜いて、そこに書かれている数字を覚えましょう。これがあなたの引いたおみくじの番号となります。そのまま行天宮の左側にある事務所に行けば、同じ番号のついたおみくじが貰えます。

中国語が読めなくても大丈夫!果たしておみくじの結果は?

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事務所の中に設置してあるおみくじの棚から、自分が引いた番号と同じおみくじを貰いましょう。全て中国語で書かれていますが、事務所内には、おみくじの内容を日本語に翻訳して説明してくれる方が数人常駐していますので安心してくださいね。占いの結果を聞いた後に、希望すれば行天宮のお守りをいただくこともできます。

最後に

おみくじを引いたら、必ず関聖帝君に感謝を述べてから行天宮を後にするのがマナーです。しっかりとお礼を伝えて、占いの結果を今後に活かしましょう。日本にはないユニークな占いを、ここ台北の行天宮でぜひ体験してみてくださいね。

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