写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る「再發號肉粽」は、1872年創業で、約150年も前からちまき一筋で営業してきた老舗。台湾の三大節句の一つ「端午の節句」時になると、台湾全土から注文が殺到し、店舗での販売が追い付かないほどの人気店です。
外観と店内は昔ながらの雰囲気たっぷり。厨房はむき出しで、シイタケのダシが効いた醤油のあま〜い香りが店内に充満しています
ちまきの飾りが下町情緒あふれ、入りやすいお店です。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る席につくと、注文用紙に記入して店員に渡します。
ちまきは3種類あります。
1.肉粽 50元
甘く煮込んだ肉そぼろとしいたけ、赤みの肉、甘栗、塩漬けの黄身
2.八寶肉粽 100元
肉粽(上等なシイタケ)に、貝柱、干しエビ、魚のそぼろ
3.特製八寶肉粽 150元
八寶肉粽に、アワビ、イカ、サクラエビ
と、どんどん豪華になっていきます。
写真は、八寶肉粽。竹の葉で包まれたちまきはうまみがぎゅっとお米に凝縮されています。イートインの場合は、特性ダレをたっぷりとかけてくれますよ。
それでは実食!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るちまきの山を豪快に崩していくと、具材が中からゴロゴロ。ちまきのだし汁で作った特性ダレがお米に浸み込み、どんどん、ふくらんできます。
ダシの色合いやこのボリュームを見ると、食べきれるか心配になりますが、具材の味がさっぱりしていて以外とペロリといけます。肉はほろほろ、シイタケは肉厚で食べごたえ抜群!黄身はほんのり塩気があり、さらにパクチーで口の中はすっきり!
肉粽よりも海鮮類が入っている八寶肉粽のほうが、食べやすいですよ。
余談ですが、食べていた爪楊枝は持ち帰り不可と張り紙が貼ってあります。日本人で持ち帰る人はいないとは思いますが、その場合、有料となるのでご注意を。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る台南発祥の担仔麺は、エビでとったスープに細麺と肉そぼろをいれて食べる麺料理。台南の中でも、知らない人はいない有名店が「度小月担仔麺」です。
100年以上の歴史を誇る「度小月担仔麺」は、創業当時の台南で使われていた看板や提灯などが飾られ、テーブルやイスもアンティーク。過去にタイムスリップしたかのような雰囲気が漂っています。
店内の調度品を眺めるだけでも楽しいですよ。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るエビのダシがきいたスープに細麺、肉そぼろ、黒酢、にんにく、最後にかわいいエビと香菜をのせたら出来上がるシンプルな担仔麺。麺というと主食なイメージがありますが、ご飯を食べるというより、スープの味を楽しむ料理です。おなかがすいたときに行くよりも、軽く食べるときにぴったり。
エビのダシがきいたスープは飲み干してしまうくらいのおいしさ。麺好きなら、元祖担仔麺は一度は味わうべきです。
そのほか、パリッとした食感が病みつきになる焼きソーセージや、味わい深い煮卵など副菜も人気。中でも断トツの人気を誇るのがエビロールです。エビをすりつぶしたものの中に食感を残すためにそのままのエビも入れ、こんがりと揚げたエビロールは外はさっくり、中はエビのプリプリを味わえる絶妙な味わい。
麺だけではおなかにたまらないので副菜もぜひ注文してみてください。
昔、都があった台南は、台湾グルメの元祖が勢ぞろいしています。台北で見慣れたグルメも、元は台南というのもたくさんあります。
その中でも台南が一番おいしい!と言われているのが、ちまきと担仔麺です。台南に行ったら、この2つは絶対に押さえてくださいね。
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(2024/3/19更新)
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