写真:安藤 美紀
地図を見る温泉の噴出量日本一を誇る、群馬県の草津温泉。
そぞろ歩きをするなら、ゴゴゴオーーッと豪快な源泉が吹き出す湯滝や、湯の花を取る湯畑周りは欠かせません。
湯畑周りでは、和食・中華・焼き肉・もんじゃ焼き…。美味しいお店がいっぱいあって、ただ歩いているだけでも“あのお店に入ってみたい!”と食欲を掻き立てられるはず。
そんなとき、自分の行ってみたいお店や食べたいものが食べられる素泊まりの宿はとっても便利。「湯畑 草菴」は、湯畑のすぐ前だから、草津グルメを漫喫するのに最高の立地です。お腹いっぱい食べ過ぎても大丈夫。すぐ部屋に戻れるから、お昼寝や小休憩も自由自在!
「湯畑 草菴」の入り口は、湯滝近くのお土産屋さん『中吉堂本舗』の奥に作られていて、大人の隠れ家といった雰囲気。静かな空間でゆったりくつろぎたい方にもぴったりです。
写真:安藤 美紀
地図を見る「湯畑 草菴」の入り口を進んでいくと、大きな足湯が現れてびっくり!
この足湯は、宿に併設された足湯カフェのもの。宿泊者以外の人も利用することができ、足湯に浸かりながら、生ビールや簡単なカクテルまで飲むことができます。
足湯で使われているのは、湯畑源泉をそのまま引き込んだ源泉掛け流しの温泉!草津温泉の泉質は酸性が強く、殺菌力が抜群。特に皮膚病には効果が高いと言われていますので、足を少し入れただけでも泉質の良さを実感することができますよ。
さらに、足湯周辺の木材は、湯畑の“湯の花取り”で使われている木枠を加工して使っているそう。草津温泉がたっぷり染みこんだ木枠にリアルに触れることができるという、草津でも珍しい貴重な体験ができるのです。
ちなみに、カフェを利用する人は夜10時まで足湯の利用が可能。「湯畑 草菴」に宿泊する人は、さらに夜12時まで足湯に入ることができるという楽しみもあります。
草津温泉の足湯に浸かりながら美味しいお酒が飲めるなんて、う〜ん最高に幸せ!
写真:安藤 美紀
地図を見る素泊まりの宿というと、リーズナブルに泊まれる分、施設が古くて野暮ったい…というイメージがありませんか?
「湯畑 草菴」は、明治時代から残る老舗旅館をリノベーションした宿。もともと宿で使われていた古い木の梁をそのまま残しつつ、お洒落な和モダンの宿としてリニューアルオープンしました。入り口のドアや調度品など、センスが良い骨董品が多く使われているのも魅力の一つです。
また、全客室に無線LAN(Wi-Fi)やコンセントが完備されるなど、便利なサービスも多く驚きです。
客室の種類は、露天風呂付き客室・湯畑ビュー客室・スタンダードツイン・スタンダードダブルの4種類。旅のシーンに合わせて好きな部屋を選べるようになっています。
一番人気の露天風呂付き客室は、休日だと2〜3ヶ月先までいっぱいだとか!露天風呂付き客室は3部屋しかないので、早めの予約が必須です。
写真:安藤 美紀
地図を見る草津温泉といえば、気になるのは宿のお風呂。
「湯畑 草菴」は素泊まり専用の宿ですが、目の前の湯畑源泉を引き込んだ源泉掛け流しの温泉に入ることができます。
源泉と距離が近いということは、空気に触れることが少なく温泉成分が変わらないということ!「湯畑 草菴」の新鮮な温泉は、強酸性ですがピリリとした感じもなく肌触りが柔らか。わたしは肌が弱いから…と草津温泉を敬遠しがちな方でも、温泉の素晴らしさを肌で感じることができますよ。
また、「湯畑 草菴」の湯船は割と深めに作られていて、中に入ると腰以上の高さになります。この湯船は、旅館当時(約120年前)から使われていたものをそのまま使用しているそう。この深さがあることで、足先への水圧を高め、温泉の入浴効果をアップするというメリットも隠れています。
嬉しいことに、メイク落としなどの基礎化粧品や、シャンプー・リンス・ボディーソープはすべて完備。基本的なものはすべて揃っています。
写真:安藤 美紀
地図を見る「湯畑 草菴」は全てのプランに朝食がつきます。
2種類のパン(クロワッサンと胚芽ロール)、野菜のマリネ、スープ、ウインナーがすべて食べ放題。草津温泉ということで、温泉卵も添えられていて、朝からお腹がいっぱい!
空腹を満たしたら、足湯でのんびりしてみてはいかがでしょうか?
足湯カフェがオープンする朝10時までは、宿泊者だけが足湯を独占できる時間帯。早朝の静かな時間の足湯は最高のリラックスタイム…。楽しい1日の始まりにぴったりです。
特に寒い季節は、朝の利用がオススメ。5分間足湯に浸かるだけでも、末端まで血液が循環し、体がポカポカになります。冷え性で困るわ…という方は、ぜひ朝の足湯を!
素泊まりの宿は安いけど、古くてテンションが上がらない…と思いがち。しかし「湯畑 草菴」に宿泊すると、たくさんのメリットがみえてきます。
お洒落で快適な客室、さらに好きな時間に好きなものが食べられて、草津温泉に入って、足湯でビールも…!至れり尽くせりなので、素泊まりという選択肢も十分あり!と気付かせてくれることでしょう。「湯畑 草菴」を草津温泉の旅の拠点にすれば、大満足の旅になること間違いなしです。
<草津温泉グルメ 耳寄り情報>
晩御飯を食べるなら、草津で作られている『草津温泉うまいとこマップ』を利用するといいでしょう。お店の名前と場所が地図に書かれていて一目瞭然で探しやすい!さらに、昼バージョンと夜バージョンの2種類で、使い分けできるようになっています。
ちなみに筆者イチオシのお店は、昼間はうどんやさん、夜は居酒屋という水穂(みずほ)。特に焼酎に力を入れていて、お酒の種類が豊富。また、トロトロに煮こまれた“もつ煮”は必食ですよ。
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(2024/4/26更新)
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