写真:藤田 聡
地図を見る蔦沼(読み方:つたぬま)は紅葉が特に有名ですが、新緑の美しさも知られています。蔦温泉の前に車を停めて、徒歩10分程で到着出来る観光地で、真夏に行っても写真のような美しさ。紅葉の素晴らしさを知る為にも、まずは平常時の蔦沼の様子をよく見ておいて下さい。
周囲の景色が、水面に鏡のように写り絶景が2倍になるので、蔦沼は晴天で無風の日に訪れたい観光スポットです。蔦沼の詳細な場所は、写真右下の「地図を見る」をクリックすると地図が表示されます。
写真:藤田 聡
地図を見る蔦沼は、遊歩道から湖畔までウッドデッキが整備されています。2019年にリニューアルされ快適に利用出来ますが、紅葉時期の早朝には気温が氷点下になり凍結している場合も。安全の為にも、滑り易い革靴などでは行かないようにしましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る蔦沼は、水面が鏡のようになって風景が映り込むのが名物ですが、こればかりは運次第。一般的に日中は、気温の上昇に伴って大気が対流し、波風が発生し易くなります。極力、早朝に行きましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る蔦沼の紅葉は、特に朝日に照らされた状態が有名なので、早朝の天気がよいと予報されている日に行きましょう。JTBの「感動の瞬間(とき)100選」にも「朝日に映え黄金に輝く蔦沼の紅葉」の名前で登録されています。東北地方の紅葉名所で唯一登録されている事からも、その素晴らしさが分かります。
日の出が「一番の見所」なので、未明に蔦温泉前の駐車場に到着して、薄っすらと明るくなり始めて来たら蔦沼に向かいましょう。写真撮影目的の方は三脚の場所取りがあるので、真っ暗な道を懐中電灯で照らして行きます。
クライマックスは、いきなり冒頭。燃えるような朝焼けに照らされ、蔦沼の紅葉が真っ赤に染まり、圧倒的な美しさ。まさに「感動の瞬間」です!
写真:藤田 聡
地図を見る太陽が上昇して朝焼けが終わると、オレンジ色の朝日に変わり、紅葉も黄金色に光り輝き幻想的な美しさ。まさにJTBの登録名通り「朝日に映え黄金に輝く蔦沼の紅葉」です。
写真:藤田 聡
地図を見る「感動の瞬間」も、いつかは終わるもの。儚く終わるからこそ、美しいのです。太陽がさらに上昇すると日光が白色になり、普通の蔦沼の紅葉に戻ります。朝焼けと朝日が、あまりにも美しかったので、普通の景色に見えますが、冒頭の写真と比較すれば十分に紅葉しているのが分かります。
奥入瀬渓流もそうですが、十和田湖から八甲田山に至る一帯はブナの原生林なので、紅葉は京都のような真っ赤ではなく、黄金色です。蔦沼の紅葉も写真の状態が最盛期で、後は葉を散らす木が増えて行きます。
写真:藤田 聡
地図を見る蔦沼の紅葉見頃時期は、例年10月中旬から下旬で、特に10月20日前後が最盛期です。週間天気予報で、晴天無風の条件に一番近そうな日に訪問しましょう!
蔦沼の入口には写真の蔦温泉があります。ここに宿泊すれば、滞在中に随時蔦沼まで散策可能。近年、非常に美しく改装されました。
他にも青荷温泉や中野もみじ山など、温泉と紅葉の名所が沢山あります。また、りんごの本場青森県では、紅葉シーズンはりんこの最盛期で、りんご狩りも断然おすすめです。これらの観光スポットの詳細については、別の記事で紹介していますので、是非ご覧下さい。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)
住所:青森県十和田市奥瀬字蔦野湯
電話番号:0176-24-3006(十和田市観光協会)
例年の紅葉見頃時期:(色づき始め)10月中旬、(最盛期)10月中旬〜10月下旬
アクセス:JR東北新幹線新青森駅からJRバスみずうみ号で2時間8分、蔦温泉下車、徒歩5分
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/26更新)
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