大島はしまなみ海道の四国側最後の島。しまなみ海道最長の「来島海峡大橋」がかかる来島海峡は日本三大急潮流のひとつ。しまなみ随一の風景と、急流で鍛えられた海の幸を楽しまない手はありません。
まず訪れるのは道の駅「よしうみいきいき館」。目の前はいくつもの島を浮かべた来島海峡。来島海峡大橋が浮かぶ島々を縫って、海の向こうへと渡っていく橋の風景を目前に楽しめます。しまなみらしい風景を気軽に味わえるスポットです。
よしうみいきいき館の名物と言えば「海鮮バーベキュー」。目の前の海で獲れた、まだ生きている貝や海老、魚を豪快に七輪を使って炭火で焼きます。激しい潮流の中で育った魚たちは身のしまりも鮮度も抜群で最高級の美味しさです。自分の好きな海鮮を好きなだけ買えるので楽しみも倍増。もちろん肉や野菜も豊富です。絶景と美食が同時に楽しめる、しまなみ海道でもっともお奨めできる食事スポットです。
さて、「よしうみいきいき館」でお腹を膨らませたら、今度は更なる絶景をとそれを眺めながら頂けるしまなみならではのスイーツを求めて車を走らせましょう。
車で山の上にぐんぐん登り、たどり着いたのが「亀老山展望台」。コンクリートとウッドデッキを組み合わせたモダンなデザイン。展望台を地中に埋没させることで、山の下からは展望台の姿を見せないようにしてしまなみの風景保全に配慮されています。
標高308mの亀老山展望台からは、来島海峡が一望できる絶景が望めます。いくつも浮かぶ島の間を、海が激しく流れている様子が山の上からでもはっきりとわかります。天気が良ければ西日本最高峰の石鎚山もその雄姿を見せてくれます。しまなみ海道の代表的な風景で、多くの写真に使われている風景はここです。
展望台入口にある売店で販売されているスイーツが、玉藻塩アイス。塩を使ったアイスはよくありますが、藻塩を使っているアイスは珍しいです。食感としては、アイスというよりジェラード。甘さ控えめで後味さっぱり。そして後に残るほのかな塩味。売店に置いている藻塩をさらにふりかけることもできます。しょっぱさの中に甘さが滲み出す、絶妙な味のスイーツです。
売店で買ったらそのまま展望台に直行。しまなみの風景、四国の山々を見ながら頂く海のエキスが詰まったアイス。体の中がしまなみ海道と同化していきそうな感じになります。
紹介した大島には、民宿「名駒」など、来島海峡で獲れたばかりの新鮮な海鮮をお腹いっぱい食べさせてくれる人気の民宿も複数あります。しまなみの島ののんびりとした風景の中で、美味しい魚を頂く宿泊もかなりのおすすめです。
瀬戸内海の島の良さをマイカーで手軽に味わえるのがしまなみ海道の魅力。四国への橋として大慌てで通り過ぎるのはもったいないエリアです。ゆっくりと島々を観光して、絶景と美食を楽しむ旅もいかがでしょうか?
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