黒部峡谷トロッコ電車のお土産は限定商品が揃う鐘釣駅で

黒部峡谷トロッコ電車のお土産は限定商品が揃う鐘釣駅で

更新日:2015/09/16 16:21

東郷 カオルのプロフィール写真 東郷 カオル 癒されたい系女子旅ライター、ラグジュアリーホテルライター
深い峡谷を縫うように走る黒部峡谷トロッコ電車。多くの方が利用するのが始発の宇奈月駅と終点の欅平駅です。ですが、もう一駅、沢山の人が乗り降りする駅があります。それがご紹介する鐘釣駅。鐘釣駅周辺は見どころも多く散策目的のハイカーで賑わいますが、鐘釣駅は売店で買える限定土産も大変人気で、このお土産目当ての乗降客もいるほど。今回は鐘釣駅のお土産と、駅周辺の見どころをご紹介します。

鐘釣駅の万年雪

鐘釣駅の万年雪

写真:東郷 カオル

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鐘釣駅は黒部峡谷トロッコ電車で宇奈月駅から1時間弱の場所にある駅。あと20分ほど乗れば終点の欅平駅という奥まった場所にあります。周辺には、河原を掘ると温泉が湧き出る“河原露天風呂”や、紅葉の名所として知られる錦繍関など見どころが多く人気です。

その中でもおすすめなのが、“黒部万年雪”。百貫山に降った雪が雪崩となり堆積し、次の冬にまた新たな雪が降るまで残っているので万年雪と呼ばれています。

駅からもチラッと見えますが、駅から徒歩2〜3分の場所に万年雪展望台があり、そこから見学することができます。ですがこの場所、夏場になるとかなり木の枝が張り出してきますので、そういった場合は展望台にこだわらず、よく見える近くのポイントを探したほうが見やすいでしょう。

限定商品が豊富な鐘釣駅売店

限定商品が豊富な鐘釣駅売店

写真:東郷 カオル

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鐘釣駅構内にある売店。この駅でしか買うことのできない限定商品がずらっと並んでいます。人気1位は黒部の名水くず餅、2位は万年雪のかけら、3位はメグスリのあめ。どれもプチプライスなのも人気の一因かもしれません。他にもチョコっとりんごや、鐘釣オコジョ・雷鳥ストラップなど、バラエティに富んだ限定商品が多数。
特にメグスリのあめは、日本にしか自生しないメグスリの木を使ったアメで、目の疲労回復を助ける効果があるといわれています。戦国時代頃から樹皮を煎じた汁を目薬として使用されていたと伝わっており、NHK大河ドラマの軍師官兵衛でも登場していました。
メグスリの木は鐘釣にも生えていますので、興味のある方は探してみてください。

この売店の横には美味しい湧き水が出ており、ペットボトルに入れて持ち帰る人が並んでいることもあります。

黒部の名水くず餅

黒部の名水くず餅

写真:東郷 カオル

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鐘釣駅売店で一番人気なのがこちら“黒部の名水くず餅”。黒部の氷筍水を100%使用しており、口当たりはぷるんぷるん。冷やすと一層美味しくいただけます。外の半透明の部分は葛粉。中はこしあんですが、全体的に甘すぎずにすっきりとした味です。

運が良ければ売店に冷やされた試食品が置かれていますが、人気のためあっという間になくなります。値段と味の釣り合いを考えると、かなりおすすめのお土産と言えます。きなこが付いていますので、お好みでお使いください。

万年雪のかけら

万年雪のかけら

写真:東郷 カオル

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こちらは先ほどご紹介した黒部の万年雪をモチーフにしたお菓子“万年雪のかけら”。外はサクッとした食感ですが、中は卵白のふわっとした軽い口当たりのお菓子です。こんぺいとうが一緒に入っています。このお菓子は仕込みから製品になるまで一週間を要するという手間ひまのかかるもの。日持ちしますのでお土産にするにはぴったりです。

それぞれの駅にそれぞれの限定商品

黒部渓谷トロッコ電車の駅には、それぞれその駅でしか買うことのできないお土産が販売されています。
宇奈月駅では黒部峡谷ガトーショコラが人気。欅平駅ではごま饅頭が人気です。売店は閉まるのが早いので、なるべく早めに買い物をすませるのが良いでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/26 訪問

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