九州最南端・佐多岬「御崎神社」は縁結びのパワースポット!

九州最南端・佐多岬「御崎神社」は縁結びのパワースポット!

更新日:2017/11/09 11:44

九州最南端、鹿児島県の佐多岬にあるのが古くから縁結びの御利益があると伝わる「御崎神社」です。佐多岬という岬にあるので読み方は当然の如く「みさきじんじゃ」。太古の佐多岬の岸壁に出来た洞窟へと開設された浜宮(はまのみや)から1300年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。悠久の時を持つ縁結びのパワースポット九州最南端・佐多岬「御崎神社」を紹介致します。

満ち溢れる自然の生命力を体感。「御崎神社」への道

満ち溢れる自然の生命力を体感。「御崎神社」への道
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鹿児島県肝属郡(きもつきぐん)南大隅町佐多の佐多岬。九州最南端の岬として有名な場所に縁結びのパワースポットである「御崎神社」があります。佐多岬の駐車場から数十メートルにも及ぶトンネルを抜けると、岬と海を見渡せる開けた場所へと出ます。
そこから下ったり上がったりと勾配のある細い道となるので足元に注意して下さい。鬱蒼とした樹木や植物の通りを進んでいくので、ちょっとした探検気分。緑が溢れているので自然のエネルギーが感じられ、もう既にパワースポットの中です。駐車場から約400メートルで「御崎神社」に到着。

縁結びのパワースポット「御崎神社」の起源

縁結びのパワースポット「御崎神社」の起源
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「御崎神社」の起源は、飛鳥時代の末から奈良時代の始め頃に活躍した女帝、第43代・元明天皇(661年〜721年)の治世まで遡ります。708年(和銅元年)3月に神託によって岸壁の洞窟に新たな浜宮として開設されました。

さらに年月を経て、薩摩藩の大将・樺山久高(1560年〜1634年)が琉球侵攻の際、この浜宮に祈願してから海を渡り、無事に目的を成し遂げ帰還します。以上の経緯で、1609年(慶長14年)6月に琉球国鎮護のために現在地へ移転し「御崎神社」と改称されました。以来、大八洲(おおやしま)の守護神、つまり日本全土の守り神となり篤く信仰されてきたのです。

「縁結び」並びに「安産」の神様

「縁結び」並びに「安産」の神様
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「御崎神社」の御祭神は伊邪那岐命、伊耶那美命に加えて、外御子命六神(底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神、底筒男命、中筒男命、表筒男命)です。1972年(昭和47年)に建立された境内の案内板には、交通・航海の安全、五穀豊穣、商売繁盛の神で特に大昔から由来ある縁結び、安産の神として全国的に参拝者が絶えないとの旨が紹介されています。縁結び・安産の神様が祀られている伝統的なパワースポットだということですね。

本堂から佐多岬の展望台へ続く道をさらに進んでいきます。急な階段があったり、頭上には木々や植物があったりするので、慌てずにマイペースで行きましょう。展望台の近くには文字通り「縁結びの神」と名付けられた神様が鎮座しています。

大自然のエネルギーいっぱい。九州最南端の岬「佐多岬」

大自然のエネルギーいっぱい。九州最南端の岬「佐多岬」
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先ほどの「縁結びの神」が祀られている場所から、少し上れば直ぐに佐多岬の看板が掲げられた展望台です。展望台までの間にも景色が広がる場所や休憩・展望用のスポットがあるので、景色を楽しみながら大自然のパワーも吸収しちゃいましょう。

展望台からは岬と灯台。緑、海、雲、空のコントラストが眼に鮮やかに映えます。天気の好い時には、種子島や屋久島も観ることが出来る佐多岬。縁結びのパワースポット「御崎神社」を参詣して、佐多岬から素晴らしい情景を拝めば、あなたの恋の展望もきっと開けることでしょう。

鹿児島・佐多岬のパワースポット「御崎神社」のまとめ

佐多岬までの公共交通機関はありませんので、車やバイクで来るのが一番、楽なアクセス手段です。またアクティブな旅人たちは徒歩や自転車で冒険気分を味わいながら、その行程を堪能して下さい。

縁結びのパワースポット「御崎神社」。どんな交通手段を利用しても駐車場から10分程度の勾配のある道を自らの足で進みます。駐車場と佐多岬の丁度、中間地点の場所。トンネルの入口には木の杖も用意されているので、利用すると足腰への負担が軽減出来ます。簡単には訪れることが出来ないからこそ、御利益もあるのでしょう。鹿児島・佐多岬にある大自然のエネルギーも豊富な縁結びのパワースポット「御崎神社」に是非、足を運んでみて下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/05 訪問

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