鹿児島県肝属郡（きもつきぐん）南大隅町佐多馬籠にある「ホテル佐多岬」。ホテルの前がバス停で、尚且つ、バス路線の終着点となっています。垂水港や根占港からバスに乗車して、ひたすら南下をすれば到着です。
「ホテル佐多岬」は、朝陽が海から昇り、天気の良い日には種子島も望めるといった景色も最高の場所に建っています。ホテルの前には突堤もあり、早朝や夕刻の散歩に最適。
半潜水型水中展望船「さたでい号」の発着所と同様に「ホテル佐多岬」でも“佐多岬到達証明書”を発行してもらえます。チェックインの時に頼んでおくとチェックアウト時に名前と日付の印字された証明書を受け取れます。お急ぎの場合にはフロントにて御確認下さい。
洋室シングル、ツイン、和室と合計24の客室を有する４階建ての「ホテル佐多岬」。エントランスを抜けると開放感のある吹き抜けロビー。窓外には海が広がり南国リゾートの景観です。
ロビーは全面禁煙となっています。エントランスの隅と海側の出入り口に喫煙所が設けられているので喫煙者の方も安心。同様に客室内も禁煙ですが、ベランダには灰皿用の水の入った蓋付きの瓶が置かれ、分煙がなされています。喫煙者も非喫煙者も心地よく過ごせる環境の整ったホテルです。
フロント右手のロビー片隅に“CONGRATULATION’S”とタイトルが掲げられた場所があります。壁一面に様々な旅人たちの軌跡を見ることが出来る一角。日本縦断のゴールとして佐多岬を選び、「ホテル佐多岬」に宿泊する人が多いことが伺えます。移動手段も経路も年齢も国籍も様々。歩く、走る、自転車を漕ぐ。日本海側、太平洋側、沿岸全て。日本、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどなど。旅好きな人ならテンションが上がること間違いなしの場所です。
ホテル佐多岬は４階建てと階層数が多くはありませんが、各階の天井が高く設計されているので、ホテル最上階・４階の展望風呂から景色は見応え充分です。また、こちらでは、宿泊者だけでなく日帰り入浴も可能となってるので、佐多岬を訪れた後に立ち寄ってリフレッシュするのに最適な場所です。
客室内も天井が高い事によってさらに広く感じられ、外の景色を眺めながら、ゆったりと休息を取ることが出来ます。夜はとても静かで潮騒の音が優しく聞こえてきます。ベランダに出て夜空を見上げれば煌めく数多の星が目の前です。
朝食、ランチ、夕食は１階の「レストラン佐多岬」で。天麩羅、お刺身、お吸い物などを数多く楽しめる「岬御膳」がランチのオススメです。懐石料理や伊勢海老の姿活き造りも堪能することが出来ます。
アルコール類は鹿児島県ということで地元の焼酎が各種取り揃えてあります。「森伊蔵」「村尾」「魔王」「一とん」「赤霧島」「伊佐美」「山岳」など、お酒好きな方も満足のラインナップ。旅の疲れを身体の中から解きほぐすのに最適ですね。
朝食の定食も品数、量、味と三拍子揃っています。海や岬を眺めながら、爽やかな食事の時間をお過ごし下さい。
九州最南端の岬・鹿児島県の佐多岬の程近くにある「ホテル佐多岬」。目の前に広がるオーシャンビュー、展望浴場、鹿児島焼酎を揃えたレストランなど、様々な形で旅人たちの疲れを癒やしてくれます。そして、多くの旅人たちのメッセージが掲げられたロビーの一角を見れば、素晴らしいホテルということが一目瞭然。日本人のみならず海外の旅人たちにも愛される鹿児島県の南大隅町にある「ホテル佐多岬」の御紹介でした。
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(2024/4/20更新)
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