写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る台南駅からメインの中山路をまっすぐ歩き、孔子廟などがある観光スポットに近づくと道路沿いに写真のような工房がちらほら見つかります。店先で、かなりラフな格好でミシンを回転させ、忙しそうにしている様子を見ていると布バックを売っているようには見えませんが、店内の両端をよーく見ると布バックがディスプレイされているのがわかるはず。
今回、紹介する「合成帆布行」は、1956年創業の老舗。帆布とは、昔、船の帆として使われた丈夫な布という意味で、この丈夫な布を使って、学生用のかばんの卸売りをしているお店です。販売している布バックは、学生用に卸しているものからちょっとアレンジしたものなど、シンプルなデザインながらも心惹かれるラインナップ。
早速、職人さんの邪魔にならないように店内に入っていきましょう。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る商品は店内の壁際に置かれています。トートバックのようなカバンが並んでいるだけかと思いきや、縦長、横長、蓋付き、たすき掛けなど、素材は一緒でもさまざまな形があります。
同じ形や色でも持ち手部分のストライプ柄が微妙に違うため、即断することができません!並べてみて、自分好みのカバンを見つけましょう!
店頭に好みの色がなかったりした場合でもあきらめずに店員さんに在庫の確認をしましょう。ちょっとした日本語なら通じるので、身振り手振りで「この色のこの形はないか?」と商品を見せながら、伝えると、奥の倉庫から持ってきてくれますよ。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る大きい布バックは1000円以上してしまうので、バラマキには500円以内で購入できるミニバックはいかがでしょうか。普段使いに最適のため、喜ばれますよ。
ポーチ、鉛筆立て、ペンケース、ランチマットなど、いろいろなデザインがあります。布が丈夫なため長持ちしますし、汚れても丸洗いOKなので、便利です。
いずれのカバンにも、内ポケットが豊富に取り付けられているのもポイントの一つ。学生用のカバンのため、ファスナーやボタンも丈夫なものが使われているので使い勝手も抜群です。
カバンについている店名入りのロゴも、レトロ感満載でいいアクセントになっています。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る「合成帆布行」から徒歩5分のところにある「永盛帆布行」も布バックのお店。工房兼ショップといういでたち、並んでいる布バックも似たようなものが並びますが、違いは丈夫さ。
デザインパターンは、ほんの数種類で、カラーもベージュ、ブラウン、カーキ、オレンジ、ブラックのみ。しかし、布の厚みと型崩れがしにくいという点がポイントです。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る「永盛帆布行」は、デザインパターンは少ないものの、使いやすいように持ち手が補強されていたり、蓋の部分があかないようにボタンは固めのものを使ったりと、長く使えるバックが多いです。
値段は「合成帆布行」よりも少し高くなりますが、ちょっと濡れてもふにゃっとなることなく、型崩れしにくいため、いろんなシーンで使えますよ。
今回紹介しきれませんでしたが、最もデザイン性が高く、最も値段が高いのが廣富號で、紹介した2店舗から徒歩5分程度の場所にあり、地図で見るとトライアングルのような配置になっています。
お金は惜しまないからデザイン性重視!という方はのぞいてみてくださいね。
また、台湾の布バックを長く使うコツは、使う前に防水スプレーをすること。日本と違い防水スプレーをしていないので、そのまま使うとすぐにクタッとしてしまったりしますが、ひと手間かけるだけで、型崩れの防止ができます。
台南での新たなおしゃれ土産になりそうな布バック、ぜひ、使ってみてくださいね!
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(2024/4/23更新)
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