写真:凜風 杏花
地図を見るこじんまりとしていますが、落ち着いた雰囲気の社には確かに秘められたパワーを感じます。
平成28年に御鎮座550年を迎える小網神社。
この神社が厄除けで有名になったのには理由があります。社殿を含む建物全部が東京大空襲の戦災を免れたり、第二次世界大戦の際、この神社の御守を受け戦地に赴いた兵士が全員無事帰還したことなどから、強運厄除の神様として崇められるようになりました。
受験や就活の前、宝くじ購入時など、参拝の動機や目的は人それぞれ。日本橋七福神めぐりで訪れる人も多いようです。
写真:凜風 杏花
地図を見る写真のように境内の「銭洗いの井」で金銭を清め、財布などに入れておくと財運を授かることから「東京銭洗い弁天」とも呼ばれています。小さなざるが可愛いですね。
私の場合、お参りもそこそこに銭洗いに急ぎ、友人、知人にと何枚も洗ってしまいましたが、本当はもっとゆっくり、もっと謙虚に、もっと少なく…の方がきっと弁天様には印象が良いのではないでしょうか(^_^;)
小網神社の弁財天(市杵島比賣神・いちきしまひめのかみ)は、元は同じ境内にあった万福寿寺に安置されていたのを、明治時代の神仏分離令の後に万福寿寺が廃絶したため移された弁天様です。同寺にちなみ、また像が舟に乗られた形のため「万福舟乗弁財天」と称され、毎年10月には「万福舟乗弁財天大祭」の祭典も行われます。
写真:凜風 杏花
地図を見るご利益のありそうなお守りが並ぶ中、一番目を引くのは本物のまゆ玉の中に入っている珍しいおみくじ。裏に切り込みが入っていて、そこからたたんだおみくじが取り出せます。
強い生命力を持つ蚕が作るまゆ玉は、多産、生命力を意味する縁起物で、おみくじを抜いた後のまゆ玉はお守りにもなるため、可愛い形に惹かれて買い求める人もたくさんいそうですね♪
写真:凜風 杏花
地図を見る境内にはおみくじだけでなく、こんな風にまゆ玉も木に結び付けられていて、これも風情があります。また、社殿に施された彫刻の龍は、天に昇る姿と天から降りる姿が対になっていて、神社の御利益にちなみ「強運厄除の龍」とされていますので、そちらもお見逃しなく。
写真:凜風 杏花
地図を見る小網神社を含む日本橋七福神は、下町情緒にふれながら短時間で巡拝できる場所として、とても人気があります。
毎年1月1日〜7日に行われる日本橋七福神詣や東京下町八福神参りにはどちらにも「はとバス」が運行されています。また、小網神社で行われる5月28日の例大祭や11月のどぶろく祭など、季節ごとの祭典に合わせて出かけるのも良いかもしれません。
※参拝時間、アクセス等はMEMOの小網神社ホームページをご覧ください。祭典は年によって開催日変更の場合がありますので、確認してから出かけられることをお勧めします。
東京駅にも近く人形町などのぶらり歩きにも便利な場所にある小網神社。東京観光に行かれる際はぜひ立ち寄って、金運、強運をゲットしてください!(^^)!
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(2024/4/19更新)
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