自分へのご褒美旅!ベルギー「カステール アルテムブロウク」で、リュクスな田舎滞在を。

自分へのご褒美旅!ベルギー「カステール アルテムブロウク」で、リュクスな田舎滞在を。

更新日:2019/05/23 14:27

たぐち ひろみのプロフィール写真 たぐち ひろみ 大人の旅ソムリエ、魅力あるコスパ旅案内人
べルギー東部、オランダとドイツの国境近く、スフラーヘフーレンという小さな村にある「カステール アルテムブロウク」は、もともと貴族の別荘だった伝統あるカントリースタイル・ホテル。贅沢な別荘滞在気分、選りすぐりのベルギー料理、そして周囲に広がる手つかずの自然を思いっきり楽しめます。日ごろの喧騒から逃れて、ゆっくり過ごしたいならここ。ひとり旅をしたい方にもおすすです!

ベルギーのはずれにある村、スフラーヘフーレン。

ベルギーのはずれにある村、スフラーヘフーレン。

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

スフラーヘフーレン(s’Gravenvoeren)は、はっきりいって超のつく田舎です。観光名所もないし、アクセスも悪い。だけど、緑がまぶしい、清らかな小川が流れてる、そして空気がとにかくおいしい! 静かでまるで時間が止まったよう。この「カステール アルテムブロウク バイ ザイアント(Kasteel Altembrouck by Saillant)」は、 そんな自然の中にひっそり佇んでいます。

ベルギーのはずれにある村、スフラーヘフーレン。

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

ホテルへの交通手段はレンタカーが一番ですが、列車で行くなら、ブリュッセルから特急でリエージュ(Liege)へ、さらにローカル線に乗り換えてヴィセ(Vise)まで。所要約1時間半。ここからはタクシーで20分ほどです。

広大な敷地を誇る、貴族の夏の別荘!

広大な敷地を誇る、貴族の夏の別荘!

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

ホテル名の最初につく「カステール(Kasteel)」はオランダ語でお城のこと。もともと貴族の夏の別荘として使われていた由緒ある邸宅です。9世紀からの古い歴史を持つこの地に現在あるイギリス風カントリーハウスが建てられたのは19世紀。その後100年以上を経て、1994年にホテルとして営業を開始しました。

現在は、小規模ホテルのグループ「ザイアント コレクション」の一員として、ユニークで高品質なサービスを提供しています。

広大な敷地を誇る、貴族の夏の別荘!

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

広大な敷地には、大きな3つ池と庭園、旧館と新館の2つの建物、そしてはてしなく続く緑豊かな庭園。周囲の自然に溶け込んだ、その牧歌的な風景は眺めているだけで心が洗われるようです。

旧館・新館の対照的な客室。チョイスはお好みで!

旧館・新館の対照的な客室。チョイスはお好みで!

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

以前は領主の住んでいた旧館は、19世紀の内装がそのまま保存された、まさに古城ホテル。2つの「ガバナースイート」と呼ばれる広いスイートが用意されていて、特にマスターベッドルームだったこの62号室はホテル内で一番広い客室です。ベッドルームだけで25〜30畳くらい! それに同じくらい広いバスルームと2つのドレッシングルームがあり、極上の貴族気分が体験できます。

旧館・新館の対照的な客室。チョイスはお好みで!

提供元:Kasteel Altembrouck by Saillant

http://www.kasteelaltembrouck.com地図を見る

一方、開業時に馬小屋を改装して造られたという新館客室はモダンヨーロピアンスタイル。1室1室趣向を変えて、個性的な内装を施しています。

客室数は合計で31。客室タイプは、一番手頃な「コンフォートルーム」から、「デラックスルーム(写真)」、「スーペリアールーム」、「スイート」、そして旧館の「ガバナースイート」までの5つ。さまざまある客室の中から、お気に入りの一室を探しましょう。

絶対味わいたい!ハイグレードな「スローフード」

絶対味わいたい!ハイグレードな「スローフード」

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

そして見逃せないのがホテル併設のレストラン「Fogo」! カントリーハウスにふさわしい「スローフード」をコンセプトとしたベルギー料理の数々は一品一品に細やかな工夫が感じられ、目も舌も満足させてくれます。ベジタリアンなど、メニュー以外の注文にも柔軟に対応してくれる心配りもうれしいレストランです。

絶対味わいたい!ハイグレードな「スローフード」

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

レストランは室内ですが、お天気がよければ中庭のテラスでも食前酒や食事を楽しむことができます。できればお昼までに到着して、ランチから味わってみてください。

上の写真はディナーメニューのホタテと春野菜のココナッツクリーム仕立て、その下はフレッシュストロベリーのスープ、レモンとストロベリーのアイスクリーム添えです。どちらも見ているだけで食欲をそそりますね。

ちなみに、このホテルには「Fogo」以外に、よりカジュアルな「Brasserie Altembrouck」というレストランも併設されています。

ホテルでは、あえてゆったりと過ごしてみる。

ホテルでは、あえてゆったりと過ごしてみる。

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

田舎滞在はすべてにおいて「ゆったり」がモットー。早めにチェックインしたら、まずはホテルの中をのんびり見てまわりましょう。重厚なライブラリーやウェディングレセプションがよく開かれるというダイニングルームなど、数多くの部屋があって探検のしがいがあります。

そして、広い庭を散策したり、放牧されている馬や牛を眺めたり、ラウンジやテラスでお茶をしたり、ライブラリーでずっと読みたかった本を熟読したり。

ホテルでは、あえてゆったりと過ごしてみる。

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

朝目覚めたら、ホテル周辺をきままに散策。朝露に濡れる森の小道をたどっていくと、緑鮮やかな草原が目の前に広がります。そして、散歩で空かせたお腹は、地元の乳製品やフルーツをたっぷり使った美味しい朝食で満たしてください。

田舎滞在で、何もしない贅沢をぜひ。

知る人ぞ知るこのホテル、日本人にはまだまだ知名度が低いのですが、地元ベルギーやヨーロッパの人々にはとても人気があり、リピーターが多いとか。滞在すると、現地の人々がいかにゆったり休暇を過ごしているかを垣間見ることができます。

あくまで急がない、あわてない、欲ばらない。ヨーロッパの人々のように、豊かな自然を満喫しながら、のんびりと過ごす。新しいオトナの旅スタイルを体験してみませんか?

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/06−2015/05/07 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -