写真：藤田 聡
地図を見る紅葉名所の栗駒山は宮城県側だけでなく、岩手・秋田側からも登山可能。駐車場は名湯で知られる須川温泉にあり、栗駒山の西側登山口になっています。
栗駒山荘は、紅葉に包まれた須川温泉の高台にあり、錦繍に彩られた秋の絶景を一望出来ます。露天風呂からも同じ絶景を楽しめるので、口コミやブログでも大好評。日本屈指の山の絶景露天風呂として、全国の温泉好きに知られています。詳細な場所は、写真右下の「地図を見る」をクリックすると、撮影場所の地図が表示されます。
写真：藤田 聡
地図を見る栗駒山荘は冬は雪に覆われ、春から秋までの営業ですが、食事も含めた宿としての評判も非常に高く、通年人気の宿。特に夏と秋は混雑のピークで、毎年３月に往復ハガキで予約しないといけません。15年も前から、このシステムを採用しており、いかに人気が高いか分かります。
紅葉時期はもちろん、その後も例年冬季休業に入るまで全館満室が続きますが、日帰り入浴は可能。日帰り入浴は9時からですが、後で述べるように週末は大渋滞になるので、早朝から行って周辺の紅葉名所を巡り、入浴は最後にしましょう。
写真：藤田 聡
地図を見る栗駒山荘周辺の紅葉名所で、真っ先におすすめしたいのが須川湖です。おすすめの理由は、写真を見れば一目瞭然。紅葉と湖の絶景が楽しめるからです。無風の日には、山と紅葉が湖水に鏡のように映り込み、一層絶景になります。
栗駒山は本州で最も早く紅葉する山の一つで、観光客の多くが登山客です。山頂まで行くには徒歩2時間以上かかりますが、手前の昭和湖までなら徒歩1時間程度。昭和湖周辺でも十分絶景なので、須川温泉周辺まで紅葉前線が降りて来ていない場合は、栗駒山の中腹まで登ってみましょう！
写真：藤田 聡
地図を見る栗駒山荘の湯元は、すぐ上にある須川高原温泉の裏にあります。こちらは岩手県側で、区別する為に秋田県側を秋田須川温泉と呼ぶ場合もあります。
須川高原温泉も一面の紅葉に彩られ、岩の間から温泉が湧き出している様子は、迫力があり神々しく感じます。宿に引湯しても余ったお湯が川になり、無料の足湯になっています。横には露天風呂もありますが高台ではないので、栗駒山荘の露天風呂のような眺望はありません。湯元に近い分フレッシュな熱めの湯で、栗駒山荘の湯と入浴して比較するのもおすすめです！
栗駒山荘周辺の紅葉は例年10月上旬が見頃ですが、2018年は10中旬に遅れそう。週間天気予報をよく見て天気の良い日を選ぶ必要があります。通常の天気予報では無く「山の天気予報」を見る必要がありますが、山の天気は変り易いので天気予報が外れる場合もあります。午前が駄目でも、午後急激に回復する場合もあるので、一日中須川温泉で過ごす計画で行きましょう。
自家用車で行ける場所では本州で最も早く紅葉するので、週末には紅葉狩りの観光客が、文字通り四方から押し寄せて周辺は大渋滞になります。早朝から行って須川湖を見物し、すぐに須川温泉の無料駐車場を確保するのがおすすめ。駐車場が満車になると、渋滞がピクリとも動かなくなるので、駐車場の確保が一番大切です。
なお紅葉の見頃を過ぎてしまった場合には、標高の低い小安峡温泉や泥湯温泉、秋の宮温泉郷で、見頃の紅葉を探す事が出来ます。秋の宮温泉郷の紅葉については、別記事で紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)
住所：秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字仁郷山国有林
電話：0182-47-3402（東成瀬村企画商工課）
例年の紅葉見頃時期：（色づき始め）9月下旬、（最盛期）10月上旬～10月中旬
紅葉ライトアップ：なし
アクセス：JR東北新幹線一ノ関駅から須川温泉行きバス約1時間30分、終点下車すぐ
2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/25更新)
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