昭和の子の社交場が現代に!柴又ハイカラ横丁&おもちゃ博物館

昭和の子の社交場が現代に!柴又ハイカラ横丁&おもちゃ博物館

更新日:2015/08/31 17:59

東京・柴又の駅から帝釈天に向かう柴又参道は、下町らしいグルメやお土産物が揃い、「男はつらいよ」ロケ地としても知られる人気のスポット。
その中に、今はもう珍しくなってしまった駄菓子屋さんがあるんです。駄菓子ならではのリーズナブルなお値段で、所狭しと数千種類!レトロなおもちゃやゲームも楽しめ、往年のスターのブロマイドも人気。
柴又ハイカラ横丁と、併設のおもちゃ博物館、併せてご紹介します!

いきなり昭和の世界へ!

いきなり昭和の世界へ!
地図を見る

「葛飾柴又」と言えばやっぱり寅さんですよね?
柴又の駅から帝釈天へとまっすぐのびる柴又参道は、名物草だんごや焼き鳥、うなぎ屋、天ぷら屋、土産物屋…沢山のお店が軒を連ね、それらのどれもが少しレトロな雰囲気。もちろん「男はつらいよ」の中で実際に使われたお店もまだ健在で、すっかり観光名所となっています。

そんな風情あふれる通りの中でも特に昭和感の強〜いお店が今回ご紹介する「柴又ハイカラ横丁」です。入り口にはロボット型の自動販売機が目立っています。
駄菓子屋、と言えばthe子供の社交場。所狭しと駄菓子が並びます。懐かしい物から最近のものまで色々ですが、ついつい「懐かしい〜!」と叫んでしまいそうなものが沢山!
かつて子供だった昭和世代の方にはたまらないアイテムが選りすぐり、童心に帰って物色しちゃいましょう。
値段もバラのものは数十円のものがほとんど。もちろんかつてのお子様による「大人買い」OKです。

駄菓子だけじゃないんです

駄菓子だけじゃないんです
地図を見る

入り口付近は駄菓子のコーナー、所狭しと菓子菓子菓子…けれどもそこから奥へ進むと更に色々なコーナーがあります。

写真はおもちゃのコーナー。
これまたレトロなおもちゃが沢山!リリアン・水鉄砲・お手玉などなど。そしておもちゃのコーナーのはずなのになぜかそのど真ん中には…ボンカレー???勿論最近のパッケージではなく昭和レトロ感漂う初代のパッケージです。かわいい文房具なんかも売っています。

そしてブロマイドのコーナー。白黒で撮影されたかつての大スターたちの写真がズラリ売られています。懐かしさから買う方もいればレトロな雰囲気に新しさを感じて買う方も、これぞまさしく温故知新?

ここがかつてのゲームセンター!

ここがかつてのゲームセンター!
地図を見る

ゲームができるコーナーもあります。
アーケードゲームは勿論今のゲームセンターにあるようなゲームではなく、パチンコのように玉やコインをはじきながらゴールへと導くゲームがメイン。大体一回10円であそべます。クリアすると景品がありますよ!そして少し時代は進んで、かつては喫茶店などにあった机型のインベーダーゲーム、ファミコンになる前のスーパーマリオなどが置かれています。

さて写真は何をやっているところかというと、射撃なんです。
射撃は一回300円でチャレンジでき、景品は駄菓子やおもちゃ。腕に自信のある方、是非ともチャレンジを!

おもちゃ博物館へ

おもちゃ博物館へ
地図を見る

駄菓子屋さんを楽しんだら2階のおもちゃ博物館へ行きましょう。
ここは入場券が必要。入場券は1階駄菓子屋さんのレジで購入できます。

中に入ると昭和の子供たちをとりこにしたおもちゃの数々が!一般的な家庭用のおもちゃからデパートの屋上にあったような大きなおもちゃまで様々です。
かつて一世を風靡したモンチッチや仮面ライダーなどは、様々な世代のものが展示されていますよ。
今でも刊行されている「少年マガジン」「小学一年生」などの雑誌にも時代を感じます。

ここでもゲームしよう!

ここでもゲームしよう!
地図を見る

博物館内にも一階と同じくアーケードゲームがあります。
パチンコ仕様のゲームから、懐かしのファミコンなんかも置いてありますが、中でも目を引くのが巨大なスロットレーシング。葛飾区にあるラジコンメーカー「ニッコー」が輸入代理店を務めるドイツ・カレラ社製1/32スケールのサーキットが設置されています。

そしてシアターコーナーでは、懐かしのテレビCMや怪獣映画などを上映。

ゆっくり映像を楽しむもよし、ゲームに勤しんで景品をゲットするもよし。もちろん懐かしいおもちゃの数々に思いを馳せて、思い出を語るもしくは知らない昭和の世界を想像してみるのもよし。
いろんな楽しみ方ができる博物館です。

下町葛飾と駄菓子屋

このハイカラ横丁&おもちゃ博物館のある葛飾区は、実はおもちゃの街なんです。
誰もが知っているおもちゃメーカーが葛飾区には集中していて、中小のおもちゃ工場もたくさんありました。

昭和の東京には、今のコンビニよりも多かったのでは?と思うくらいあちらこちらに駄菓子屋がありました。そこで売られる駄玩具は、下町こども文化の象徴であり、また葛飾の誇りでもあったんですね。

昭和の子供の社交場、懐かしみに来る人も知らない世界を覗きに来る人も、きっとこのレトロパワーに圧倒されること間違いなし!
小銭を握りしめて遊びに行きましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/29 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -