家族で遊べる!SL人吉でいきたい「人吉鉄道ミュージアム」

家族で遊べる!SL人吉でいきたい「人吉鉄道ミュージアム」

更新日:2015/09/04 15:36

天草野 黒猫のプロフィール写真 天草野 黒猫 元バックパッカー
熊本県で家族旅行におすすめのSL人吉。その終着点人吉駅の屋根づたいに、2015年5月「人吉鉄道ミュージアムMOZOCA(もぞか)ステーション868」がオープンしました!

「もぞか」とはか可愛いの方言。入場料は無料!肥薩線の歴史と文化的価値を次世代への思いが詰まったこの施設。ミニトレインに乗ったり、展望デッキでお弁当食べながら通過する列車を眺めたり。家族にも鉄道ファンにもわくわくの施設登場です!

子供達だけに楽しませてはなりません!一緒に楽しみたいミニトレイン。

子供達だけに楽しませてはなりません!一緒に楽しみたいミニトレイン。

写真:天草野 黒猫

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2015年5月にオープンした「人吉鉄道ミュージアムMOZOCA(もぞか)ステーション868」。線路がいっぱいのこの施設。子供達も見守る家族も、そして鉄道ファンも大満足の施設です。

まずは人吉駅に到着して、観光案内の建物をとおりすぎると観光バスの「じゅぐりっと」のバス停があります。その横につながる通路にある小さなミニトレインの赤い列車の「人吉駅」。

「ぽぉ〜っ」とSL人吉と同じ汽笛の音と一緒に人吉鉄道ミュージアムMOZOCAまで運んでくれます。おもしろいのは、普通は入口までで降車だとおもいきや、終点は建物の中!ミニトレインだけでもわくわくします。タイミングがよければ、横をSL人吉が並走することもあり!絶好のシャッターチャンスの幸運にであえるかも。

*ミニトレイン乗車料 1回100円

2階から眺める人吉の街。路線。独特の風景です!

2階から眺める人吉の街。路線。独特の風景です!

写真:天草野 黒猫

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MOZOCAの2階にあがると、SL人吉の蒸気機関車車両の休憩場所が目の前に広がります。長旅を終えて帰ってきたSLを整備する姿を眺めながら、人吉の街並みも見ることができる2階。そしてこの2階の線路ではレイルバイクにのれます。人吉の街を眺めながら、レイルバイクをたのしんでみませんか?

さらに3階の展望デッキ。SL人吉だけでなく、赤い車体の「いさぶろう号」「しんぺい号」通過する姿をみることもできます。鉄道ファンにはきっとみあきない場所です。

また、この施設はお弁当が持ち込み可能です。人吉駅でお弁当を買って、気持ちのよい風を感じながら通過していく電車を眺めて親子でお話するのもよし、電車好きのお友達同士で大好きな電車の事を心ゆくまで話をするのもきっと楽しいはずです。

*レイルバイク乗車料 1回100円

小さな子供達も安心してつれていける!子供目線の施設。

小さな子供達も安心してつれていける!子供目線の施設。

写真:天草野 黒猫

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この施設の主役は子供達といっても過言ではありません。そして、子供達をつれてくる家族への配慮もしっかりされている施設です。小さな配慮が一緒にいく家族の負担も軽くしてくれます。

子供用のトイレ、おむつ交換台、授乳室、多目的トイレ。そしておじいちゃんおばあちゃんも一緒に楽しめる様に施設にはエレベーターも完備されています。小さな子供づれでも安心の施設。

施設は子供達が興味をもちそうな工夫がいっぱいです。写真の入り口。大人だとかなりかがまないとはいれませんが、子供達にはぴったりのサイズ。暖簾の先には何があるのか。大人でももぐってみたくなるんですが、子供達なら尚更の事。どんどん入っていきます。

入口の上の「868」は人吉市の郵便番号。施設の名前にも入っていますが、しゃれがきいています。たくさんのアイディアと工夫がつまった施設。この施設のデザインはJR九州の列車のデザインでおなじみの工業デザイナー水戸岡鋭治さんです。よく考えられているはずですよね。

特急「あそぼーい」でおなじみ「木のプール」もあるよ!

特急「あそぼーい」でおなじみ「木のプール」もあるよ!

写真:天草野 黒猫

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熊本の観光列車の特急「あそぼーい」でおなじみ「木のプール」。同じ水戸岡鋭治さんのデザインで子供達に人気の遊具です。その遊具がこのMOZOCAにもあります。

水のプールと違って、小さな丸い木のボールがいっぱいのこのプール。子供達に大人気です。たくさんのボールの中にうまってみたり、転がるのも楽しそうです。廻りで見守る家族には椅子の配慮もあり。安心して見守りながら、子供達をあそばせることができます。

大人にはそこまでぴんとこない遊び場なのですが、子供達ははまって遊んでいます。笑顔で楽しそうに遊ぶ子供達を見守る家族の顔も笑顔。水にぬれることもなく、怪我の心配もないこのプール。小さい子供さんづれでいかれたら、ぜひ利用してみてくださいね!

人吉駅にいったら必ず買いたい!人吉駅弁やまぐちの「栗めし」

人吉駅にいったら必ず買いたい!人吉駅弁やまぐちの「栗めし」

写真:天草野 黒猫

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人吉駅にいったら必ず買いたいお弁当! それは人吉駅弁やまぐちの「栗めし」です。

人吉駅につくと改札の前に昔ながらのお弁当の立ち売りをしている弁当売りさんがお弁当を売っています。タイミングよく出会えたらぜひ購入してみてください。1965年から発売のこのお弁当。このくりの形のお弁当箱をあけると、わぁ〜っと歓声をあげたくなるお弁当です。お弁当の名前のとおり栗がいっぱいで目にとびこんできます。味わいも食べ飽きないやさしいお味。

もし、お弁当売りさんに会えなかった場合は駅を出て、正面左手に人吉駅弁やまぐちのお店もあります。その他の定番は鮎がまるごとすし飯の上乗っている「鮎すし」、最近登場した「山彦かしわめし」はかわいいくまモンのお弁当箱に入っています。「栗めし」もそうですが、「山彦かしわめし」も食べた後の容器はとっておく方が多いお弁当です。

人吉駅と列車いさぶろう、しんぺいの車内でしか購入できないお弁当。もしお昼に購入できなくてもお土産に買って帰るのにもいいです。九州のお弁当の中でも、間違いなくおすすめの一品!

*栗めし、鮎すし、山彦かしわめし 各1,100円(税込)

子供が楽しめるミュージアムは大人もうれしい!

この「人吉鉄道ミュージアムMOZOCA(もぞか)ステーション868」コンセプト、肥薩線の歴史と文化的価値を次の世代への思いがつまったこの施設。

子供達の興味をくすぐり、目でみて、列車を家族でみながら話した記憶はきっと大人になった時にも残ってくれるはずです。遊園地もいいけれど、ストーリーのある施設は何かを記憶に残してくれるはず。

ミュージアムは子供達がおもいきり遊べる施設が少ないので、こういった施設は一緒にいく家族も少し楽に見守りができるので親子共に楽しめる施設です。

SL人吉と組み合わせていってみませんか?
子供達にも大人にも忘れがたい記憶になりますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/23 訪問

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