写真:Mayumi T
地図を見る「道の駅 カモンパーク新湊(しんみなと)」は、富山県射水市(いみずし)を走る国道8号線沿いにある道の駅です。「カモンパーク」という名称は、旧新湊市のマスコットキャラクターを、ここの出身者であるアニメ「美味しんぼ」の絵を担当している花咲アキラ氏がデザインし、その名前が『カモンちゃん』だったことから名付けられています。
この「道の駅 カモンパーク新湊」は、物産コーナー、レストラン、テイクアウトコーナー、展示コーナー、ファストフードコーナー、交通、気象、地域観光情報提供室など、食べる、買う、見る、知る…などが多彩にできる道の駅となっています。
物産コーナーでは、白エビの商品を中心に魚などの加工品、銘菓などを販売。レストランでは「ふるさと祭り東京 2010」の『ご当地どんぶり選手権』でもグランプリを受賞し、話題となった白エビを使用した「白エビかき揚丼」他、季節メニューを提供。ファストフードコーナーでも、同じく白エビを使った「白エビバーガー」などが好評です!
※「ふるさと祭り東京 〜日本のまつり・故郷の味〜」…2009年より開催。毎年1月に東京ドームで開催されている、全国各地の大規模な物産展。
「全国ご当地どんぶり選手権」…「ふるさと祭り東京」の中で2010年より開催。全国各地のご当地どんぶりが集まり、来場者の投票によりグランプリを決定。
写真:Mayumi T
地図を見る白エビは深海に生息しています。そのため人工的な環境で、長期間生存した記録はありませんでした。それで「近畿大学水産研究所富山実験場」は深海の環境を人為的に作り、白エビの長期間の生存と繁殖を目指した研究に着手しました。そしてこの「道の駅・カモンパーク新湊」においてその研究成果を活かし、世界初となる白エビの常設展示をしました。
この白エビは、「藍瓶(あいがめ)」と呼ばれる水深約100〜600mもの富山湾特有の海底谷に生息しています。この環境を人為的につくり展示されているのはとても貴重で、この道の駅でしか見ることができず、お子さまをはじめ大人の方まで、人気の展示となっています。
またこの展示コーナーには、白エビの水槽の他に、新湊漁港で水揚げされるキジハタ、カワハギなどの季節の魚も泳いでいる大型水槽もありますので、白エビの生態の他に富山湾の魚類の生態なども間近に見ることができ、富山湾の醍醐味を実際に感じることもできます。
そして富山湾で生息している魚類のマップサインや、映像モニターなどで地域の情報発信も行っている他、壮大な立山連峰の写真パネルなども展示されていて、富山の魅力を知ることもできます。
写真:Mayumi T
地図を見る2010年1月に、東京ドームにて開催された「ふるさと祭り」の『ご当地どんぶり選手権』で、富山県を代表とする「白エビかき揚丼」(商標登録済)が大賞(1位)を受賞しました。その「白エビかき揚丼」がこの道の駅のレストランで提供されていますが、レストランの色々なメニューの中でもこれが一番人気のメニューとなっています。
サクッとした衣の中からプチプチっとした食感の白エビを感じられ、食べすすめていくほどに上品な白エビの甘さを味わうことができます。
画像は「白エビかき揚丼」をテイクアウト用にしてもらったものです。レストランで席に着いて注文して食べる際には、きちんとどんぶりの器で提供され、お味噌汁や漬け物などもついてきます。レストランは行列になっていることがとても多く、もし道の駅以外の別の場所に移動して食べたい場合や、車の中でサッと食べたい場合はこのようなテイクアウトをおススメします。
レストランでは他に、白えびの昆布〆とミニサイズの白エビかき揚丼がセットになった「新湊膳」や「白エビづくし膳」なども人気があります。
写真:Mayumi T
地図を見るファストフードのコーナーでは、多くのグルメ番組などで取り上げられた、元祖の「白エビバーガー」(商標登録済)を販売しています。
「白エビバーガー」は、サクサクの白エビのかき揚げと手作りのタルタルソースとたっぷりのキャベツが、バンズでサンドされています。バンズはふんわりとしていてやわらかいので、白エビのかき揚げがいっそうサクサクと感じられます。食べすすめていくと、バンズのあっさりとした味わいの中から、かき揚げの香ばしさが楽しめ、次々と食べすすめたくなってしまう美味しさです!
他にもここでしか味わえないメニューがあり、一度にタコの食感と白エビの二つの風味が楽しめるオリジナルの「シーちゃんたこ焼き」や、もっちりとした麺に塩だれがよく絡んでいて、ガーリックの風味がアクセントになっている「白エビ塩焼きそば」も人気があります。
これらは、ドライブがてらサッと食べられるお手軽なメニュー。天気の良い日は、道の駅にある屋外のベンチでも気軽にパクッといただくことができます。
写真:Mayumi T
地図を見る道の駅内の物産コーナーには、白エビや海産物を中心に様々な美味しいお土産がそろっています。地元産にこだわったお土産が実に豊富です。
画像の「しろえびカレー」は白エビが入ったカレー。ギュッと凝縮された白エビの旨みが、口いっぱいに広がります。
ザッとあげるだけでも、かまぼこチップス、白えびせん、白えびチップ、しろえびポテトチップス、手焼きしろえびかきもち、しろえび姿干し、しろえび小判、しろえびやくぜんふりかけ、白海老くんせい、白えびのお吸い物、白えび入ソーセージ、しろえび茶漬けなど、手軽なスナック菓子からおつまみまで色々な商品があります。
また白エビの冷凍品もあって、シロエビのお刺身、昆布〆、白えび塩辛、白エビのかき揚げなども人気があります。
「道の駅 カモンパーク新湊」のオリジナル商品もあり、シーちゃんかまぼこ、シーちゃんクリアファイル、シーちゃんせんべい、紅白祝いせんべい、白えびぽん酢、しろえびのり、シーちゃんストラップ、シーちゃんボールペン、シーちゃんクッキーなどもお土産に最適です。
テイクアウトコーナーの「白エビかき揚げうどんセット」や、多くのメディアにも取り上げられたことのある、白エビを練り込んだ麺を使ったオリジナルの「白えびしょうゆラーメンセット」も人気のメニューです。
この「道の駅 カモンパーク新湊」周辺の観光としては、車で程近くの場所には「海王丸パーク」などがあります。また毎年、秋分の日から10月中旬までの三週間にわたり、射水市を代表する曳山まつりが開催されます。三つの曳山まつりでは総勢20基もの豪華絢爛な曳山が町内を練り回ります。
是非、富山に観光・ご旅行に訪れた際には、「道の駅 カモンパーク新湊」で、貴重な白エビグルメを味わってみてください。
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(2024/3/28更新)
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