ミシュラン受賞店も!博多駅新幹線ホーム下で買えるお土産5選

ミシュラン受賞店も!博多駅新幹線ホーム下で買えるお土産5選

更新日:2017/02/12 20:26

万葉 りえのプロフィール写真 万葉 りえ レトロ建築探訪家、地域の魅力伝え人
九州最大のターミナル駅、JR博多シティは日本最大級の規模を持つ駅ビルです。百貨店やファッションビルが連結してお土産を選ぶ場所もたくさんありますが、大きな荷物があったり時間が迫る場合は土産物を探し回るのは大変。

ご心配なく。新幹線ホーム下の土産品売り場は充実の品揃え。新幹線の改札を過ぎてからでも買えるお土産5選。ミシュランガイド受賞店の商品も含め、この地に詳しいナビゲーターが確かな味を紹介します。

一度味わってほしい!アーモンドパウダー100%の深い味わいは、知る人ぞ知る名品

一度味わってほしい!アーモンドパウダー100%の深い味わいは、知る人ぞ知る名品

写真:万葉 りえ

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まずお薦めしたいのが、福岡県内に菓子店を展開する「さかえ屋」の「なんばん往来」。
博多駅2階の新幹線ホーム下(新幹線コンコース)では、このお菓子、地味に棚に置かれていることが多いのです。でも、「人気お取り寄せ」を紹介した本にも載るほどの実力を持っているんですよ。

ただのパウンドケーキの一切れのように思ったら大間違い!アーモンドパウダーとバターがたっぷりのスポンジ生地が、500層以上のパイ生地に一つ一つ包まれて焼かれているのです。封を開けるとバターの香りと香ばしさが、鼻をくすぐります。そして、口に入れると、ほろっと、とけるように崩れていく食感。
ぜひ、パッケージで材料を見てください。いい素材を使うと、こんなにおいしくなるのですね。

この「なんばん往来」は、地元の人が贈答用に購入してきたロングセラー商品なんです。ですから、美味しさは間違いなし。それをお土産にしやすいように4個入りや6個入りなど少量から揃えています。派手な売り方はしていないのに、リピーターが途切れません。
博多駅新幹線ホーム下のフロアにはいくつもの土産店があります。「なんばん往来」も数店で取り扱っているので、わからない場合は店員さんにお尋ねくださいね。

可愛いお芋のお菓子「とっとーと」は、配りものにも最適

可愛いお芋のお菓子「とっとーと」は、配りものにも最適

写真:万葉 りえ

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サークルや会社などで一つずつ配るのにも、ちょっと個人的に渡したいときにもおすすめなのが如水庵が出しているお芋のお菓子「とっとーと」です。如水庵は「筑紫もち」という菓子を出しており、それは香ばしい黄な粉が後をひく美味しさ。やはり博多土産の中でもロングセラーの商品です。

こちらの「とっとーと」は変な名前と思われたかもしれませんが、これは福岡の言葉で「とっている」ということを表す言葉。そこに込められたのは、とっておきたくなるようなおいしさだという事。封を開けると素朴な外観でクッキーやパイのような雰囲気を持っています。ですから、日本茶だけでなくコーヒーや紅茶にもぴったり。

写真でご覧いただいているのは4個入りの可愛い小箱タイプです。これだったら「ちょっとお土産」と言って渡すときにも便利ですよね。ゴールドのパッケージにはおしゃれさとユニークさがあり、もらった人もきっと「なんだろう?」と思ってくれるはずです。もちろんたくさん入ったタイプも用意されています。

ラーメン好きにははずせない!ミシュランガイド受賞の豚骨ラーメン

ラーメン好きにははずせない!ミシュランガイド受賞の豚骨ラーメン

写真:万葉 りえ

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九州のラーメンといえば、濃厚な豚骨ラーメンですよね。福岡の長浜ラーメンが旅のガイドブックにもたくさん紹介されていますが、ご存知でしょうか、実は、豚骨味のラーメンの生誕地は福岡県久留米市なんです。ですから、少し詳しいラーメン好きの方にとっては、久留米ラーメンの中でどこがおいしいのかが話題になるほど。

その豚骨ラーメンの本場である久留米で、「ミシュランガイド 福岡 佐賀 2014特別版」で「ビブグルマン」を受賞した店があるのです。しかも、本店と長門石(ながといし)店の2店が同時受賞。それが「大砲」ラーメンです。博多駅には有名店のお土産用豚骨ラーメンがいくつもそろっていますが、大砲のラーメンもしっかり並んでいます。

ラーメン好きにははずせない!ミシュランガイド受賞の豚骨ラーメン

写真:万葉 りえ

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お土産用のラーメンというと箱入りの生めんタイプが主流ですが、大砲ラーメンには、なんとインスタントラーメンタイプも出ているのです。これだったら賞味期限も長いうえに、お値段もお手頃。軽いので気を使わなくていい仲間へのお土産もいいし、自分用にも欲しくなりますよね。

大きなひよ子は、なんと手作り!

大きなひよ子は、なんと手作り!

写真:万葉 りえ

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銘菓「ひよ子」
このお菓子の生まれは福岡県の飯塚。シンプルな形ながら、あのかわいらしい姿を福岡土産としてご存知の方も多いのでしょう。近年はひよ子本舗から出ている、ひよこの形をしたゼリーやフィナンシェなどを利用する方も増えています。

あの愛らしさながら、ひよ子はなんと100周年!その100年の記念で出されたのが、ジャンボなひよ子です。普通の5倍の重量があるどっしりした手ごたえは、小さなお子さんへのお土産にも、グループで集まる時の手土産にしてもインパクト大!しかも、機械で作っているのではなく、一つ一つ職人さんの手作りです。

また、季節によっては、高級苺として名が広まっている「あまおう」を使ったひよ子や、お茶の味わいもおいしいひよ子など、期間限定品もどうぞ。

福岡は「日本三大酒どころ」の銘酒の里

福岡は「日本三大酒どころ」の銘酒の里

写真:万葉 りえ

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おいしい米がとれる所は、おいしい酒ができる所。
福岡は九州の商工業の中心ですが、農業に向く広い肥沃な土地にも恵まれ、昔から酒造りが行われてきました。特に筑後地方は、神戸の灘、京都の伏見と並ぶ日本三大酒どころといわれているほどで、酒つくり唄が伝承するくらいなんです。
また、九州は焼酎の生産も盛んな土地。

九州の地酒や焼酎なら、「九州・恵みの玉手箱」の店舗へ。
福岡だけでなく九州の地酒や焼酎が各種そろっているし、サイズも一升瓶から小瓶まであるのでお土産選びには便利。瓶に入ったものが最後に購入できるのも助かります。ここでは、すぐに味わえるカップ入り焼酎や小瓶の純米酒なども充実しています。ですから、新幹線内で到着駅までのくつろぎ用に購入することもできるんです。もちろん、コップもお願いできます。

小さなサイズで数種類ずつあるので、自宅で味を比べてみて次は気に入った銘柄を大きなサイズで買う、などの楽しみ方もできますね。
お酒をたしなむ方のお顔を思い浮かべながら選んでくださいね。

美味しいもの色々の福岡を、たっぷりと楽しもう

お土産でも「要冷蔵」となると、持ち帰るのも、誰かに渡すのも気をつかいますね。今回紹介した商品は、そういう心配がなく、しかもおいしさには定評があるものばかりです。博多駅だけでなく福岡空港でも手の入るので参考にしてください。

ほかにも福岡のお薦めを下記MEMOでご紹介しています。

JR博多シティの新幹線中央改札付近は、1階が服飾系の店が多いアミュエスト、そして2階の新幹線コンコースを含んだ場所にお土産売り場があり、その上が新幹線ホームという構造になっています。

それでは、福岡の旅をたっぷり楽しんできてください!

掲載内容は執筆時点のものです。

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