写真:高田 真美
地図を見るアル ブスタン パレス(Al Bustan Palace)は、オマーンの首都マスカットの空港から40キロほど東にある海辺のリゾートホテルです。このホテルは1985年に湾岸アラブ諸国のサミットのためにオマーンのスルタン(国王)により建設され、現在はリッツカールトンにより運営されています。国賓専用階もあり、日本の皇太子ご夫妻も1994年にオマーンをご訪問された際にはこちらのホテルに宿泊されました。
ホテルに一歩足を踏み入れると、そこはパレスという名に相応しい壮大なロビー。全面大理石で出来ており、高い天井は煌びやかなシャンデリアで覆われています。ロビーではオマーン特産の乳香が焚かれ、フロントデスクではオマーンコーヒーとナツメヤシが振舞われます。
ホテルのスタッフの対応も、にこやかできめ細やか。さすがリッツ カールトンです。
写真:高田 真美
地図を見る壮大で美しいロビーも印象的ですが、何と言っても素晴らしいのが、プールのエリアです。海を見渡す大きなインフィニティプールがそれはそれは美しい!そして、プールの周りには、アラビアらしい幾何学模様のエレガントな庭園が広がっています。
広大な敷地内には、このインフィニティプールの他にも4つのラグーンプールと子供用プールもあります。ラグーンプールではプールの中に寝そべったまま寛げるようになっており、客室のテラスからラグーンプールへ直接出られるようになっているお部屋もありますよ!
写真:高田 真美
地図を見るプールエリアの目の前には1kmにも渡る白砂の美しいビーチが広がっています。アル ブスタン パレスは、周りを岩山で囲まれた入江に建っています。そのため、この美しいビーチはホテルの宿泊者だけが独り占めです!
ビーチにはホテルのレストランもあり、海を見ながら食事をすることもできます。
もちろん、カタマランヨットなどのウォータースポーツを楽しむこともできますよ。
写真:高田 真美
地図を見るホテルからは、宿泊客の観光用に、オールドマスカットとマトラという2つの地区までの無料シャトルバスも出ています。
オールドマスカットは、オマーン国王のアラム宮殿と政府官公庁が集まっている地区。水色と金色に輝くカラフルなアラム宮殿以外の建物は全て白で統一されています。道路沿いの花壇には花が咲き乱れ、閑静な美しい街並みです。
海岸線が1700kmも続くオマーン国内には、海からの敵の侵入を防ぐための城砦や見張台が数多く存在しています。オールドマスカットにも、16世紀にポルトガルに支配されていた時代に建てられたジャラリフォートやミラニフォートなど、湾を見下ろす岬や山の上にいくつもの砦が建っています。
2015年の年末には、オールドマスカットにオマーン国立博物館が新しくオープンする予定です。古くから海洋交易の要として栄えてきた歴史あるオマーン国ですから、きっと見ごたえのある博物館となることでしょう。
写真:高田 真美
地図を見る一方のマトラ地区は活気ある港町。閑静なオールドマスカットとは対照的です。コルニッシュと呼ばれる海沿いの大通りは、夕暮れ時には散策を楽しむ人たちでいっぱいです。
マトラ地区で忘れてはならないのが、マトラスークと呼ばれるバザール(市場)です。
中東ならではの迷路のように入り組んだバザールで、パシュミナのスカーフや、銀のアクセサリー、オマーンの男性が被っている刺繍のついた帽子やターバン帽、民族衣装、オマーン特産の乳香など、様々なものが売っています。ドバイのスークなどと比べると客引きもしつこくないので、ゆったりと観て回ることができます。お土産にぴったりの物がきっと見つかりますよ。
オマーンの首都マスカットは、アラブ首長国連邦のドバイから飛行機でたったの1時間。
オマーンは知名度の低い国ですが、非常に魅力的な国です。街並みや人々の装いなどは伝統的な文化が残っており、その一方、新しいインフラや設備が整っているため快適に過ごすことができます。また、治安も良く、人々も穏やかで親切です。
アル ブスタン パレスはマスカット空港から約40キロ。空港からホテルまではタクシーもしくはホテルの送迎車(有料)で約40分です。
エキゾチックな国オマーンの極上リゾートで優雅な休日を過ごしてみませんか?
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(2024/3/29更新)
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