写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る宇和島で100年以上続いた鯛めしの名店「丸水」が、松山市内に再オープンし、旅行者も気軽に本場の鯛めしを食べることができるようになりました。早速、魅惑の鯛めしの全貌をご紹介しましょう!
お店の看板メニューはもちろん、宇和島鯛めし。新鮮な鯛の刺身をご飯にのせて食べるのが宇和島流ですが、単に刺身をのせるだけじゃありません!
濃厚な味わいの生たまごと熟成天然醤油で作ったダシを混ぜ合わせ、細切りにした鯛の刺身や薬味を投入! これを混ぜ合わせ、一気にご飯にかけて食べるのです。新鮮な鯛の味を存分に堪能できるこの鯛めしの食べ方は、宇和島の独特の風習。一度食べたら鯛の虜になるはずです。
宇和島鯛めしは、天然真鯛と養殖真鯛の2種類から選ぶことができます。天然真鯛は1本1本手で釣り上げているため、甘み、身の締りとこれ以上ない食べごたえ。当日の仕入れ状況によって販売数も決まるので絶対に「天然」と思っている人は行く前にお店に問い合わせを。
また、天然ほどの甘みはないもののモチモチっとした食感が魅力の養殖真鯛「鯛一郎クン」も負けず劣らずの味わい。いつでも変わらぬおいしい味を堪能できるので、天然が売り切れていても落ち込まずに養殖にトライしてみてください!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る鯛めしは火を使う料理がないので、注文後、すぐに御膳が運ばれてきます。
ここで、鯛めしツウの筆者おススメの食べ方を紹介します。
まずは、おひつのご飯を茶碗につぎます。ダシに入っている生たまごをよくなじませたあと、鯛の刺身と薬味を全部投入してください。ダシと鯛の身をからませたらいよいよご飯に投入ですが、ポイントは3回に分けていれること。
1回目は、鯛の身を半分だけご飯にのせて鯛本来の風味を楽しみます。2回目は残りの鯛の身と薬味、ダシを半分だけ入れ、ダシがなじんだ鯛と薬味のコラボを堪能。そして、最後は残りのダシをすべてご飯にいれて、一気に食べてください。これぞ、至福のとき。これ以上の鯛めし、いやたまごかけご飯はありません!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る宇和島の郷土料理は鯛めしだけじゃありません!
ふくめんは、煮詰めたこんにゃくに紅白と鯛そぼろ、ネギとミカンの皮の細切りを盛り付けた料理。ふかの湯ざらしは、ふか(サメ)の切り身を湯ざらしにし、みがらしと呼ばれる宇和島で食べられているからし味噌をつけて食べます。そして、じゃこ天は、全国的にも有名な、地魚などのすり身をあげたものです。
せっかくだから、郷土料理も食べたいところですが、鯛めしでもかなりのボリューム。でも、ちょっとだけでも食べてみたい!という人におススメなのが「宇和島セット」です。
ほどよい量で盛り付けてくれるので、鯛めしを食べているときのお口直しにもぴったりですよ。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る店内はカウンター7席、テーブルは2名がけ2卓に、4名がけ1卓で、約15名ほど入るこじんまりとした空間。
厨房の奥には、大きな水槽に悠々と泳ぐ鯛を見ることもできます。水槽からそのまま出し、さばいて提供というスタイルのお店ではありません。あしからず。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るロープウェイ乗り場に続く松山市内屈指の観光地「大街道」沿いにある丸水は、平日にも関わらず、行列ができる大人気店。店内の席数が限られているのと、ファーストフード店のような回転率ではないため、並ぶと1時間待ちは当たり前です。
行列を回避するには12時前には、お店に行くのがベストです。
幻の大福!松山土産No1!などと言われている「霧の森大福」もすぐそばにある丸水。丸水で鯛めしをたらふく食べ、食後のデザートは霧の森大福という松山贅沢グルメめぐりはいかがですか。
住所:愛媛県松山市大街道3-6-4
電話:089-931-8122
営業時間:昼11:00〜15:00、夜17:00〜20:00
定休日:水曜日
アクセス:伊予鉄道「大街道駅」より徒歩5分
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(2024/4/18更新)
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