平成28年の放映が決定したNHK大河ドラマ「真田丸」の舞台として盛り上がる信州上田。真田幸村ゆかりの歴史ある町は、長野県「東信地区」の中核都市としても発展しています。とはいえ、上田城趾を中心とした城下町風情は健在です。
他の都市同様、新幹線の開通や駅前の開発により、駅周辺には全国チェーンのビジネスホテルが目立ちますが、駅前通りを少し進み左折、駅から僅か徒歩3分という立地にある隠れ家的宿が「上田温泉 ホテル祥園」です。武家屋敷跡という立地は雰囲気が素晴らしく、ロビー階には著名な作家や文化人、芸能人などが訪れた写真が掲げられています。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るそんな文人墨客に愛される上田温泉 ホテル祥園、さぞかし重厚な趣と思いきや、歴史ある宿としての矜持を保ちつつも、館内には「上田」を知ることができる様々な工夫が凝らされています。特に、真田幸村にまつわる資料的価値が高い展示物には目を奪われます。
ロビーにも、真田幸村、真田十勇士をテーマにした貴重な図書が展示されていますし、歴史書、雑誌やムックなどを館内で楽しむことができます。上田の歴史を知るのには、これほど最適な宿はないでしょう。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るこのようなコンセプトの宿といえば、歴史ある和風温泉旅館がイメージされますが、こちらは施設名にあるとおり「温泉」が楽しめるのはもちろん、「ホテル」でもあります。和室も用意されていますが、「和洋室」や一般的な「ダブルルーム」や「ツインルーム」も完備。
一般的なビジネスホテルと比較して広めの客室。テレビ、冷蔵庫、バス、トイレはもちろん完備。機能性が高く利用しやすい「ホテル」でもあります。とはいえ、無機質な雰囲気はなく、館内全体に漂う「くつろぎ感」あるホテルともいえます。
そんなホテルとしての機能だけではないのが、上田温泉 ホテル祥園のすごいところ。「ホテル」のある本館向かいには、ホテルご自慢、大正ロマン感じる「別館 寿久庵」があります。大正ロマンの面影ある建物は、映画の撮影でも使用されるなど、歴史深い町の雰囲気とムード満点です。
客室は「山つつじ」「山もみじ」「山ざくら」「山ぼうし」の4室。二間続きやメゾネットタイプなどパラエティに富んでいます。滞在のスタイルに応じて、お好みの客室が選べます。いずれも落ち着いた「和」の趣に、タイムスリップしてしまいそうです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る賑やかな駅前から徒歩3分という立地で温泉を楽しめるのは貴重。駅周辺の宿泊施設で温泉大浴場を擁する施設はこちらだけです。もちろん源泉100パーセントです。ストレス、冷え性、疲労回復に効果があります。
本館では大浴場と貸し切りの檜風呂が楽しめますが、オススメは別館寿久庵にある「舟風呂」と「岩風呂」。人里離れた温泉旅館を思わせるムードに、本当にここが駅近!?と信じられない気分になってしまいます。
大河ドラマの放映決定で、上田ブーム必至ですが、上田温泉 ホテル祥園ほど上田を感じることのできる宿はないでしょう。それも駅から徒歩3分という最高立地にしてホテルとしての高い機能まで有します。何より天然温泉。湯上がりの火照った体で武家屋敷跡の街並み散策も楽しいことでしょう。
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(2024/4/27更新)
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