写真:井伊 たびを
地図を見る富山県滑川市(なめりかわし)東福寺野(とうふくじの)にある自然公園。入口を入れば、まず目につくのが、公園のランドマーク的存在である「海の見える時計台」だ。
この建物は、「札幌時計台」のミニチュア版。室内には、滑川市山王町出身で「時計台の鐘」を作詞作曲した「高階(たかしな)哲夫」氏の作品が展示されている。
まず園内を散策するには、人気の「ぴかトラ号」の利用が便利だ。これで思い切りゆられて、園内を一周するれば、肺の中は美味しい自然の空気で満タンだ!
広い公園内には、人気の「ふわふわドーム」をはじめ「ローラー滑り台」など遊具がたくさんある。しかも比較的に混んでいないので、子供たちはほとんど順番待ちすることなく、好きな遊具で思う存分遊べる「穴場」だ。
写真:井伊 たびを
地図を見るこの蒸気機関車「デゴイチ」は昭和15年1月22日に、旧国鉄・長野工場で造られたものだ。総重量約115トンの大重量級で、当時の価格で、33,533,230円で製造された。
当初は、北陸本線で貨物車を牽引する機関車としてデビュー、その後信越本線・羽越本線で35年間貨物輸送に貢献し、その後北海道の函館・室蘭・千歳・幌内線で活躍、その走行キロ数は、なんと地球60周する距離2,377,291キロメートルだ。
最後は小樽築港駅で解体の運命だったが、滑川市の強い要望に、旧国鉄がそれに応えて、この東福寺野自然公園で、往年の雄姿を再現している。
至近距離で観られる運転席を垣間見れば、かつての活躍に労いの言葉が浮かぶ。必見の迫力! に思わず「お疲れさまでした!」
写真:井伊 たびを
地図を見る「SLハウス」は、SL( 蒸気機関車 )「デゴイチ」を先頭に、客車 5 両で編成さた宿泊施設だ。1両が2室で延べ10室ある。客室は板張りで、ふんだんに使われた木の香りが漂う温もりのある室内となっている。まるで、コテージでくつろいでいる感じだ。
全室冷暖房完備、バス、トイレ、キッチン付で、冷蔵庫、テレビなどの設備もあり、炊事用具、食器、寝具まで用意されているので、小さな子供さんのいる家族連れにも、安心して利用できるオススメの施設だ。
また、園内のバーベキュー施設の利用もOKなのもウレシイ! もちろん、こちらの宿泊施設の利用にあたっては、利用日の1週間前までの予約申請が必要だ。
写真:井伊 たびを
地図を見る「バーベキュー広場」には、池があり「いかだ遊び」が楽しめる。親子同士、ワンパク同士や恋人同士で、力を合わせて「いかだ漕ぎ」に挑戦!腹ぺこになったら、バーベキューに舌鼓。自然の中での食事の旨さを味わえば、誰からともなく笑みがこぼれることだろう。
写真:井伊 たびを
地図を見る自然公園の入口にある「時計台」を背にして、少し進み右手の緩やかな坂を下れば、お子様の天国「プレイスポット」だ。大人でも挑戦してみたくなる「ローラー滑り台」や「複合遊具」、「木製遊具」がある。
そんな中、なんといっても子ども達に大人気なのが「ふわふわドーム」だ。トランポリンの感覚で、飛び跳ねることのできる遊具だ。大空めがけて飛び上がる爽快感は、大人だって味わいたいモノ。親子で競ってみてはいかがだろう!どちらが高く跳べるだろう?
おじいちゃん、おばあちゃんは、パークゴルフ!お子様達は、「ふわふわドーム」や「ローラー滑り台」!パパやママは、バーベキューで盛り上がる?やがて訪れる星降る夜には、「SLハウス」で家族団欒のひとときが楽しめる「東福寺野自然公園」はオススメできる施設だ。
また、この自然公園に隣接する研修センター「青雲閣」は、宿泊をして規律正しい共同生活を楽しみながら、青少年の健全育成や、スポーツ及び生涯学習の推進を目的にしている施設だ。スポーツの合宿や学校の校外学習、各種団体の研修会など幅広い目的での利用が可能だ。
こちらから少し足をのばせば、「全国名水百選(環境庁)」にも選ばれた「穴の谷霊水(あなんたんれいすい)」がある。
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(2024/4/26更新)
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