どれもワンコイン以下!東京・秋葉原「B-1グランプリ食堂」で日本全国食べ歩き!

どれもワンコイン以下!東京・秋葉原「B-1グランプリ食堂」で日本全国食べ歩き!

更新日:2018/04/04 12:51

Mayumi Tのプロフィール写真 Mayumi T 金沢出身の歴史探索家、B級グルメマニア、北陸の旅先案内人
世界有数の電気街として発展している東京の秋葉原。最近では様々なSHOPも増え、訪れる人の年齢、客層も幅広いものとなってきています。

このような賑わいをみせているJR秋葉原駅と御徒町駅の間の高架下に2015年7月、地方創生を目的とした「B-1グランプリ食堂 AKI‐OKA CARAVANE」が開業しました。ここでは全国の様々なご当地グルメを気軽に味わうことができます。是非、訪れてみませんか?

高架下にご当地グルメがズラリ!

高架下にご当地グルメがズラリ!

写真:Mayumi T

地図を見る

日本全国、各地域には「ご当地グルメ」というものが数多くあります。最近ではそれを活用した地域の観光PRや様々なイベントなどが行われ、とても活発になってきています。

「B-1グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE」は、JR秋葉原駅(電気街口)から徒歩約3分程。電気街口を出るとまもなく高架下に見えてきます。
「株式会社ジェイアール東日本都市開発」が運営し、「B-1グランプリ」公認メニュー14種類をトレーラー9台、キッチンカー1台、センターキッチンにて提供しています。 地方創生を目的として、地方の情報発信基地の機能を持った飲食施設として開業しました。

この施設で提供されている「ご当地グルメ」は、「まちおこし団体」が監修した「地元で愛されているスタンダードなスタイルの料理」です。またこの「まちおこし団体」は飲食店を経営しているわけではなく、「まちおこし」の活動の一環で、その地域の「ご当地グルメ」を地域資源として街をPRし、最終的には地元に足を運んでもらうことを目的として活動しています。

なお「B-1グランプリ」というのはグルメのコンテストではなく、あくまで「まちおこしイベント」。決して料理の順位を競っているわけではありません。各団体の活動をすべて含めて、表彰をしているイベントなのです。

人気のご当地グルメがお手頃価格!

人気のご当地グルメがお手頃価格!

写真:Mayumi T

地図を見る

この「B-1グランプリ食堂」は、野外で行われる「B-1グランプリ」のイメージを高架下で再現し、都内では初の常設公認店として展開しています。営業時間は11時〜22時(L.O.21時半。2015年8月現在)。

トレーラーやキッチンカーで料理を提供していますので、色々な種類のご当地グルメを気軽に購入することができます。また短期間のイベントではなく常設されていますので、いつでも日本全国のご当地グルメを味わうことができるのはうれしいですね!

開業したあともメニューは固定化せず、各地域の活性化を目指して、様々な地域のご当地グルメが提供される予定で、時期によりメニューが入れ替わり、あらゆるご当地グルメを知ることができるとのことです。
しかもメニューはフード、アルコール、ソフトドリンクはどれもすべて税込みで500円以下!何人かで訪れて、色々な種類のものを購入して分け合って楽しむのも良いですね。

下記「MEMO」内のHPからメニューを確認できますので、訪れる際にはご参考になさってください。

その場で堪能も!

その場で堪能も!

写真:Mayumi T

地図を見る

商品を購入する方法は二通り。現金で会計する方法と、SuicaやPASMO等の交通系ICカードで会計する方法です。

現金…施設の中央に券売機がありますので、食券を購入。それを持って、それぞれの提供ブースに行き商品を受け取ります。(ドリンクの購入は現金の場合も、直接ドリンク提供ブースにて会計します)

交通系ICカード…直接提供ブースに行き、商品を購入できます。施設内でチャージも出来ます。

日や時間帯によっては混み合うこともあります。現金で購入する場合は券売機と提供ブースの両方に並ぶことになりますので、交通系ICカードを使っての会計が早くて購入がスムーズです。

購入後はその場で味わうこともできます。提供ブース近くに設置されたテーブル席や屋外の広場がありますが、Wi-Fiやエアコンが完備されたスペースもあります(画像)。

広場で気軽に!

広場で気軽に!

写真:Mayumi T

地図を見る

Wi-Fiやエアコンが完備されたスペースの他に、お店の前に備えられたテーブル席や広場で気軽に食べることができます。高架下とはいっても駅のすぐ近くなので、列車が到着する場所。列車の速度は落ちていますので、騒音などはあまり気になることはありません。また陽当たりの良い場所もありますが、高架下のすぐ下の日陰のスペースを選べば直射日光が直接とどくことはありませんし、多少の雨や風はさえぎってくれますので、こちらもさほど気になることはありません。

画像は「津ぎょうざ」(300円)、「北上コロッケ(2個)」(300円)、「十和田バラ焼き」(500円)。(※2015年8月訪問時のメニューの一部でいずれも税込み価格)

「津ぎょうざ」は約30年前の三重県津市の小学校給食が発祥で、直径15pの大きな皮で包んで揚げてあり、豚肉の味わいがたっぷりと感じられる一品です。「北上コロッケ」は粘りの強い「二子さといも」や「黒毛和牛」「白ゆりポーク」「アスパラガス」を使ったコロッケで、あっさりとした中にも甘みのあるさといもや黒毛和牛の旨みを味わうことができます。「十和田バラ焼き」は、醤油ベースの甘辛いタレで牛バラ肉と玉ねぎを炒めてありますので、牛肉の旨みが玉ねぎにしみ込んでいて次々と箸がすすむ美味しさです!

テイクアウトも!

テイクアウトも!

写真:Mayumi T

地図を見る

画像は「今治焼豚玉子飯」と「なみえ焼そば」。いずれも500円(税込み価格)です。

「今治焼豚玉子飯」は煮豚風の焼豚と目玉焼きがご飯にのっていて、甘辛いタレがかかっています。「なみえ焼そば」は独特の太い麺に豚肉ともやしが入っていて、旨みがたっぷりのソースと麺、具がとてもからんでいます。(※2015年8月訪問時のメニューの一部)

参考までに2015年8月現在のメニューは、「横手やきそば」「勝浦タンタンメン」「佐伯ごまだしうどん」「甲府鳥もつ煮」「田川ホルモン鍋」「十和田バラ焼き」「富士宮やきそば」「津ぎょうざ」「北上コロッケ(2個)」「八戸せんべい汁」「久慈まめぶ汁」「ひるぜん焼そば」「今治焼豚玉子飯」「なみえ焼そば」です。(前述のように今後、メニューは入れ替わっていく予定です)

それぞれの商品は使い捨て容器での提供となっています。その場ですぐ味わうこともできますが、テイクアウトをお願いすれば、フタを付けてくれます。もし都内などで宿泊されている場合でも、宿泊先に持ち帰って食べることもできます。
(甲府鳥もつ煮、横手やきそば、今治焼豚玉子飯はテイクアウト不可)

おわりに

野外で行われるイベントのような臨場感を楽しめる「B-1グランプリ食堂」。「B-1グランプリ」以外でご当地グルメを一度に色々堪能できるところはなかなかありません。さらにこの場所から程近くの場所には、日本全国の逸品を集めた「CHABARA AKI-OKA MARCHE(チャバラ アキオカ マルシェ)」もあり、様々な名産品を購入することができます。

「地方から日本を元気に!」を目標に、地域の活性化に取り組んでいる「B-1グランプリ」。常にショッピングや観光をする人々で賑わっている秋葉原が、日本各地の様々な魅力の情報発信基地として、発展し続けていくことを願っています。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/05 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -