ジャンボフェリーは兵庫県神戸市中央区にある神戸新港と、香川県高松市にある高松港をおよそ4時間で結ぶフェリーです。
フェリーの本数は1日4本、早朝から深夜まで1日中運航しています。船賃は大人片道1990円から。深夜便を使う場合や繁忙期の利用だと、料金は割り増しになるのでご注意ください。
往復割引や、高速バスとの共通券、レンタカー付きのプランなどもあるので、ご自身にあったプランをじっくりと選んでくださいね。
香川県はいつからかアートが盛んな県で有名になりました。ジャンボフェリーにも素敵な作品が展示されています。
2013年の瀬戸内国際芸術祭の企画で作られた、現代美術家・ヤノベケンジさんの作品。ジャンボフェリーにひっかけてか、“ジャンボ・トラやん”という作品です。
ジャンボフェリーは2隻で運航しているので、ジャンボ・トラやんも2人います。それぞれデッキの最上階にいるので、会いにいってみてはいかがでしょうか。
ちなみに夜間、強風時はデッキに出ることができません。トラやんに会いたい場合は日中の便をオススメします。
船旅の最大のメリットといえば、飛行機や高速バスだと座席に座っていないといけないですが、船だと自由に歩き回れること。
ジャンボフェリーが航海する瀬戸内海は穏やかな海。離着岸時以外はほぼ揺れることなく、快適な船旅が楽しめます。船内には売店やゲームセンター、有料でDVDとプレイヤーのレンタルもあります。
また売店ではうどんなどの軽食も食べられます。ジャンボフェリーイチオシのメニューは“オリーブ牛100%カレーうどん”。しっかりとスパイシーでおいしいですよ♪
ジャンボフェリーは4便ありますが、オススメは深夜便です。夜、仕事を終えてから神戸発の船に乗り、翌朝には高松に到着!
朝からモーニングうどんをひっかけてまる1日香川を観光し、夜には帰りのフェリーに乗る……交通費だけで宿泊もできちゃうなんてとてもオトクではないですか?
ジャンボフェリーの中には男性用の浴室と女性用のシャワーブースもあるので、さっぱりしてから休むこともできます。また、女性専用スペースもあるので、みなさん安心して雑魚寝しています。ただ毛布などの貸し出しはありません。
ゆっくり疲れを取りたい方は、シングルベッドの個室(1室1名2000円)をオススメします。
聞き慣れないことば、モーニングうどん。
「朝からうどん食べるのー?」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、香川では普通です。
製麺所が併設されているところが多いので、打ち立ての新鮮なうどんが食べられますよ。
また午後3時〜5時くらいになると閉まってしまううどん屋が多いので、讃岐うどん巡りをするなら朝から攻めるのがおすすめです。
ここでオススメのうどん屋さんを紹介致します。
高松駅から歩いて20分。香川県庁のすぐ近くにある「手打ちうどん さか枝」。朝6時からオープンしており、地元住民に愛される名店です。
セルフスタイルのお店で、かけうどん160円から。日曜祝日はお休みです。
そしてもう一軒。
高松駅から歩いて30分。ことでん瓦町駅からだと、歩いて7分の「手打十段うどんバカ一代」。こちらも朝6時から開いており、開店前から行列があるほどの人気店です。
こちらもセルフスタイルで、かけうどん210円から。
麺が美味しいのでシンプルなうどんも美味しいのですが、ぜひ食べて欲しいのが「釜バターうどん」。釜玉うどんに、バターと黒こしょうをかけたこの店オリジナルの一品なのですが、これがめちゃくちゃ美味しい!きっと味はなんとなく想像できるかと思うのですが、その10倍くらい美味しいので、ぜひ食べてみるのをオススメします。
どちらもがんばれば高松駅から歩いて行ける距離なので、ぜひ散歩がてら訪れてみてくださいね!
関西と四国を結ぶ最安路線、ジャンボフェリー。
そんな便利なジャンボフェリーですが、なんとテーマソングまであるのです。
到着時間の少し前になると、嫌でも目が覚める音量で船内に鳴り響きます。
あまりにも耳に残る曲なので、みなさんぜひ乗船して聞いてみてくださいね!
きっと一度の乗船で歌えるようになります。
高速バスや飛行機では味わえない、船旅ならではの思い出を作ってみてはいかがでしょうか?
明石海峡大橋の下をくぐったり、海から神戸の夜景を眺めたり・・・いつもと違う景色をたくさん見ることができますよ。
モーニングうどんもお忘れなく!
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