写真:堀内 京子
地図を見る各地の魅力的なグルメの中から、まずは佐賀市のご当地グルメをご紹介いたします。
佐賀市は江戸時代より佐賀藩の城下町として栄え、古き良き時代を偲ばせる歴史的建造物が残っています。佐賀城本丸御殿の一部を復元した佐賀城本丸歴史館も人気の観光スポット。
その佐賀市に昭和50年頃に誕生した「シシリアンライス」は、佐賀市内の飲食店ではポピュラーなメニューで20店舗以上の店で味わえます。
基本スタイルは、お皿に温かいライスをのせて、その上に炒めた肉と生野菜を盛り付け、マヨネーズやドレッシングをかけて出来上り。お店によって様々なアレンジがあり、個性豊かな盛り付けは目でも楽しめてワクワクします。
値段が1,000円前後とリーズナブルなので気軽に食べ比べを楽しめますよ。
とくにオススメは「さがレトロ館」の特製シシリアンライス!
佐賀のブランド牛「佐賀牛」を贅沢に使い、野菜もふんだんに華やかな盛り付け。トッピングの温泉卵をお肉やご飯に絡めていただきましょう。
建物は明治20年に佐賀県警察部庁舎として造られた木造洋風建築になり、レトロモダンな雰囲気が漂う中、食事が楽しめます。
写真:堀内 京子
地図を見る唐津市呼子町は玄海灘に面した風光明媚な港町。新鮮な海産物を目当てに訪れる観光客が多く、日本三大朝市の一つ「呼子の朝市」や「イカ活き造り」が名物。
呼子のイカ活き造りに使われるイカは主に、ケンサキイカ(ヤリイカ)・アオリイカ(ミズイカ)・甲イカなど。時期ごとに旬のイカを使い、一年中美味しいイカを味わえます。
イカ活き造りが運ばれてくると、まず驚くのはイカの新鮮さでしょう。透き通ったイカはまだ動いていて、さわると色が変化します。
口に運ぶとコリコリとした食感と上品な甘みが感じられ、1度食べると何度でも食べたくなる味わい。残ったゲソやえんぺらの部分は塩焼きや天ぷらにして出してくれます。天ぷらは身がプリプリ、これも止められない美味しさです。
イカ活き造りは定食やコースで3,000円前後で味わえる食事処が点在しています。
とくに人気店は、イカ活き造りを広めた「河太郎」、ゲソのおどり食いが評判の「いか本家」、海中レストラン「呼子萬坊」など。週末は入店待ちの行列が出来ることが多いので時間に余裕を持ってお出かけください。
写真:堀内 京子
地図を見る嬉野温泉は江戸時代に長崎街道の宿場町として栄え、嬉野川沿いに旅館が建ち並んでいます。日本三大美肌の湯として知られ、肌さわりがツルツルする温泉が人気です。
その温泉水で豆腐を煮込んだ「温泉湯どうふ」が嬉野温泉のイチオシ名物グルメ!
普通は煮込むにつれて豆腐が硬くなりますが、嬉野温泉の温泉湯どうふは違います。温泉成分の作用により豆腐のたんぱく質を分解して、煮汁が豆乳色に変わり、豆腐がとろ〜り。不思議とも思える現象ですが、嬉野温泉水の絶妙な成分バランスが作り出す技なのです。
少し煮込んで豆腐の角がとれたら食べ頃、ふわっとした食感とまろやかな味わいを楽しんでください。
温泉街周辺には温泉湯どうふを提供する食事処が点在し、それぞれに工夫を凝らしたメニューが揃っています。
オススメは、温泉湯どうふ発祥の店で漫画「美味しんぼ」にも登場した「宗庵よこ長」、握り寿司とのセットが人気の「新八寿司」、豆腐がおかわり自由でコスパの良い「佐賀平川屋 嬉野店」など。
各旅館でも味わえますので、宿泊して美肌の湯にゆっくり浸かり、温泉湯どうふを始めとする嬉野温泉グルメを満喫してはいかが。
写真:堀内 京子
地図を見る有明海に面した太良町は「月の引力が一番届く町」がキャッチフレーズ。海の干満差が最大で6メートルにもなり、沖合6キロに渡って広大な干潟が現れます。太陽の光が降り注ぐ干潟には栄養たっぷりのプランクトンが豊富、それを餌に育った「竹崎カニ」が名物。
竹崎カニは渡り蟹(ガザミ)の一種ですが、有明海ならではの旨みがぎゅっと詰まって、白く甘い身は格別な美味しさ。一年中食べることが出来て、夏から秋は大ぶりであっさりとした味わいのオス、冬から春は味噌と卵が濃厚なメスが好まれています。
甲羅に日本酒を注いで蟹味噌と一緒に楽しむ「甲羅酒」もおつな味です。
海岸線沿いには竹崎カニを味わえる食事処や旅館が点在し、中でもオススメは「蟹御殿」でいただく竹崎蟹会席。竹崎カニをメインに有明海で水揚げされた旬の魚介類を使った献立になり、品数・ボリュームとも満足の内容。
カニはスタッフの方が食べやすいように素早くさばいてくれるので、お任せしましょう。茹でカニやカニ鍋などを味わい、〆はカニ雑炊を。
食後はホテル最上階に造られた展望露天風呂へぜひどうぞ。有明海が見渡せて開放感たっぷり、爽快な入浴が楽しめます。
写真:堀内 京子
地図を見る日本の陶器発祥の地として知られる有田は、古くから焼き物の町として栄えてきました。
毎年ゴールデンウィークに開催される「有田陶器市」には焼き物ファンが全国から訪れて、たいへんな賑わいをみせています。皿山通りには陶磁器を販売する店が軒を連ね、風情漂う町並みです。
この有田焼を器にした駅弁「有田焼カレー」が発売されているのは、ご存知でしょうか。
実は2010年に開催された「第7回九州の駅弁グランプリ」で優勝した人気駅弁なのです。JR有田駅でも購入出来ますが、「創ギャラリーおおた」での食事利用もオススメ。
ギャラリーを併設しているので、有田焼を鑑賞しながら食事を楽しみましょう。
有田焼カレーは佐賀県産の和牛や野菜、28種類のスパイスを使用してじっくり煮込まれています。仕上げはルーの上にチーズをたっぷりかけ、焼き上げて完成。旨みが溶け込んだルーは焦げ目がついて香ばしく、とろ〜りとしたチーズはアツアツ。
有田焼カレーコースは、サラダ・デザートプレート・ドリンク・持ち帰りの器付き。持ち帰りの器は有田観光のお土産としてもぜひどうぞ。追加料金で手描きタイプに変更が出来ます。
佐賀県へのアクセスは「有明佐賀空港」利用がオススメ!成田−佐賀間に2014年就航した人気LCC「Spring Japan(春秋航空日本)」が便利です。
2014年10月ー12月期には、国内航空会社として定時運航率で1位を獲得。機内のインテリアやサービスでは定評があり、着陸前のリラックス体操「春秋体操」も話題になっています。最近では、県とのコラボ機内誌も発行し、Jリーグ「サガン鳥栖」のオフィシャルスポンサーにも。
空港からは佐賀県内7つのエリアを結ぶリムジンタクシーやレンタカーも充実しています。成田ー佐賀は約2時間のフライト。
快適でお得な空旅で、ぜひ佐賀県を満喫してみましょう!
【この記事は 春秋航空日本株式会社 とのタイアップです。】
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(2024/3/29更新)
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