写真:東郷 カオル
地図を見る今回ご紹介するコースは室堂ターミナルを出発して雷鳥荘へ向かうもの。往復でも2時間もかからないお手軽コースです。ですが、みくりが池周回コースよりも、もう少しアップダウンがあって、登山気分を味わいたいという人にうってつけ。まずはターミナルの外でお水を汲んで行きましょう。写真は“立山玉殿の湧水”。口当たりのまろやかなおいしいお水です。常に登山客が水を汲みに立ち寄っています。
写真:東郷 カオル
地図を見るターミナルを出てすぐに見えてくる湖が“みくりが池”。真夏でも雪が残り、空の青を映した湖面とのコントラストが非常に美しい湖です。このみくりが池に突き当たるところで左に曲がり、みくりが池温泉方面へ。みくりが池温泉の前にはお地蔵様がいらっしゃいますので、旅の無事をお祈りしましょう。
写真:東郷 カオル
地図を見るみくりが池温泉をしばらく進むと硫黄の香りが濃くなってきます。地獄谷です。みくりが池温泉のお湯はここ地獄谷に源泉があります。
2012年4月から現在に至るまで、地獄谷遊歩道は火山ガスのため立ち入り禁止に。雷鳥荘までの道のりも、地獄谷のそばを通る時には風向きに注意するために吹き流しがあったり、万が一の時に備えて写真のように仮設水場が設置されています。これは飲み水ではなく、火山ガスの濃度が上昇した際に水で濡らしたタオルを口と鼻にあてるためのもの。
自然相手に“絶対安全”はありません。自分の歩いている場所がどういった環境の場所かを知ることが大切です。
写真:東郷 カオル
地図を見る地獄谷あたりから雷鳥荘へ向かう道は、適度なアップダウンがあり、登山気分が味わえるエリア。ですが足元は写真のように整備されていますのでスニーカーでも大丈夫です。血の池、りんどう池を横目に、ところどころ狭くなっている道を進んでいきます。
今回ご紹介するコースではこのあたりが一番登山っぽい場所です。
写真:東郷 カオル
地図を見る雷鳥荘近くの休憩スポット。眼下には雷鳥沢キャンプ場に張られているカラフルなテントがおもちゃのように広がります。目の前には手を伸ばせば届きそうな近さに、雪の残る雄大な山々が。
ここまで来ると雷鳥荘はすぐそこ。飲み物が尽きてしまった人は雷鳥荘の自動販売機にお世話になりましょう。街の価格よりもかなり高いですが運搬料と理解しましょう。
室堂では滞在できる時間で散策コースを選びましょう。1時間程度しか時間がない場合は下記の関連MEMOの“初めての立山黒部アルペンルート・室堂1時間満足散策ガイド”がおすすめです。
ターミナルから雷鳥荘までは30分少々。往復するだけで1時間かかります。のんびりと景色を見ながらですと、2時間程度見ておくと良いでしょう。
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(2024/4/19更新)
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