まずは「本因坊秀策記念館」に行って秀策について学びましょう。
本因坊秀策を知らない、名前を聞いたことはあるという方は学ぶのに最適であり、囲碁ファン、漫画『ヒカルの碁』ファンの方には感動があります。
本因坊秀策は因島(現在の広島県尾道市)に江戸時代の後半(幕末の少し前)に生まれました。江戸へ出て囲碁修行をし、将軍の前で腕前を披露した人物です。御前試合では19戦無敗と最強を誇ったと言います。
漫画ヒカルの碁では、この秀策に平安時代の碁打ちの霊が取り憑いたことにより、秀策は最強となり(その霊が最強の碁打ちという設定)、その霊が今度は主人公に取り憑いたというものです。
記念館では囲碁入門講座も行っており、囲碁がはじめての方にも楽しめるようになっています。
記念館の敷地内には秀策の生家が復元されています。
部屋の真ん中には碁盤が置かれており、囲碁ファンの興味をそそります。
他にも幼い頃、父親に叱られて閉じ込められた押入れも。この押入の中にあった碁盤に興味をもって囲碁をはじめたという言い伝えがあります。
記念館のとなりには「石切神社」があります。ここは以前、秀策の生家があった場所です。まだ生家があるときは、書簡や資料などはここに展示、保管されていましたが、記念館ができるとそちらに全て移りました。
石切神社境内には、本因坊秀策の大きな碑が建っています。
土台が碁盤の形をしているのが特徴です。
記念館から10分から15分ほど歩いたところに秀策の墓所である「地蔵院」があります。道が細いので、車は記念館の駐車場に置いて歩きましょう。
秀策のお墓には、ファンだけでなくプロ棋士も多く訪れます。お参りすると秀策にあやかり強くなれるとも言われています。お墓の前には碁石が供えられるなど、ファンにとっては偉大な人物です。
また、地蔵院はお墓参りだけではありません。
墓所は高台にあり、そこから見る因島の風景は絶景です。高台から降りるとき、そのまま降りずに街の方に目をやってみましょう。
因島は他にも村上水軍に関する史跡が多く有り、水軍城などが有名です。
水軍城は高所にあり、因島の街を眺めることができます。秀策のスポットを現地で堪能した後は、水軍城から眺めてみましょう。
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(2024/4/24更新)
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