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http://sozai-free.com/sozai/00473.html川床は桃山時代後期、夏の暑い時期に、鴨川沿いに床を作り、そこでお客様をもてなしたのが始まりです。
納涼床とも呼ばれる川床は今では、京都の夏の風物詩。
川床が楽しめる場所は、鴨川、高雄、鷹ケ峰とありますが、今回は川の真上に床を作る貴船の川床を紹介します。
京都の避暑地として有名な鞍馬〜貴船エリアには、市街地にある叡山電鉄の始発「出町柳駅」から約30分で到着します。
「貴船口駅」で降りて川沿いをしばらく歩くと、20軒ほど川床のお食事処が連なるエリアが見えてきます。
貴船といえば縁結びの神様、また、パワースポットとしても注目を浴びている貴船神社があります。
真夏の暑い時期にいくと、京都市内の暑さがうそのような涼しい風が吹き、緑深い木々と赤い灯籠がならぶ貴船神社を歩いているだけでパワーをもらえるような気がします。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る貴船神社を過ぎ、川床のお店の並びが最後のほうになってくるとお目当ての「ひろ文」が見えてきます。
写真のように小さな滝の手前に作られた川床は、貴船川の清流のほんの数十センチ上に作られており、そこにいるだけで贅沢な気分になります。
市中の喧噪から離れ、緑濃い木々に囲まれた清流の上の床はクーラーいらず。マイナスイオンもたっぷりです。
大体5,000円前後からある川床料理。なかなか簡単に手が出ない金額ですよね。
ここ「ひろ文」では、なんと1,700円で川床を楽しむことができます!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る「ひろ文」では5月1日から9月末くらいまで、手軽に川床を楽しんでもらおうと川床で流しそうめんを提供しています。
川床の上で食べる流しそうめん。涼しそうではありませんか?
貴船で安く手軽に川床が楽しめるとあって夏休みになると多くの家族連れが訪れ、長蛇の列ができます。3〜4時間待ちは当たり前です。予約ができないのでじっと我慢して並んでください。受付をして支払うと番号が付与されます。番号が呼ばれると川床がみれる大座敷に通されます。目の前にはそうめんが流れるレーンが見えてきます。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る列の前の人が食べ終わると、自分の番です。竹筒に入った麺つゆと温泉たまごが配られたらいよいよ流しそうめんスタート!
食べ終わったころにタイミングよくそうめんが流れてくると思ったら、人力で流しているとのこと。流しそうめんの職人さんが絶妙なタイミングで流してくれます。
そうめんはかたまりで流れてきますが、やはり水で流れている間に数本先に流れてしまいます。流れてしまったそうめんは二度と自分の元には帰ってきません!箸をうまく使い1本も逃さずそうめんをつかんでください。
そうめんのかたまりに交じって1本赤いそうめんが流れてきたら終了です。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る床下が川で、木々の間からは爽やかな風が流れ、さらに冷たいそうめんを食べると、真夏でも肌寒く感じます。
少し厚手の上着を持っていくと重宝します。
大人も子どもも楽しめる川床での流しそうめん。暑い日に天然クーラーにあたりに貴船にいってみてはいかがでしょうか?
【貴船 ひろ文】
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町87
電話:075-741-2147
※流しそうめんの予約は受け付けていません。直接お店に行ってください。
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(2024/4/25更新)
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