鳥取市「白兎海岸」にて1300年間語り継がれる神話を追いかけるロマンチックな旅

鳥取市「白兎海岸」にて1300年間語り継がれる神話を追いかけるロマンチックな旅

更新日:2013/06/03 11:37

Ise Shinkurouのプロフィール写真 Ise Shinkurou
♪♪〜大きな袋を肩にかけ〜因幡の白兎〜♪♪少し古い童謡ですが、どこかで耳にした事のある懐かしいメロディー「大黒様」です。ここ鳥取市には1300年以上も語り継がれた白兎伝説が残っています。縁結びの神様「白兎神社」、毛をむしられ泣いている兎と大国主命が出会った「白兎海岸」など日本最古のロマンチックな神話を追いかける旅のご紹介です。

大国主命と白兎の出会いの場面

大国主命と白兎の出会いの場面

提供元:Shinkurou

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白兎伝説は、大国主命がサメに毛をむしられて泣いているウサギを助け、そのご縁で美女「八上姫」と結ばれるというお話です。
1300年以上前に編纂された日本最古の歴史書「古事記」に残るお話ですから、日本最古のラブストーリーと言えるのではないでしょうか。


道の駅「神話の里・白うさぎ」に車を停め、道の駅の奥にある「白兎神社」にお参りしました。鳥居をくぐり、かわいい兎の彫刻に先導されて階段を上ります。とても素敵な参道です。

白兎神を御祭神とする白兎神社の創建は不詳ですが、かつては兎の宮と呼ばれ地域の人々の信仰を集めたそうです。本殿は戦乱で消失してしまい、現在建っているのは明治時代に再建されたものです。

境内には白兎が体を洗ったと言われる「御身洗池」があり、豪雨・干ばつの時でさえ水位の増減がない不思議な池と言われています。

私が訪れた時に若いカップルがお守りを買っているのがみえました。白とピンクのかわいい兎のお守りです。売り場の前で「私はもう買わなくてもいいかな・・」と迷っていたら、神主さんが出てきて「いつまでも人とのご縁は大切ですよ」って囁くのです。
迷わず買いました2個も・・商売熱心な神主さんですが、とても感謝しています。その証拠に今でも大切に持っているのですから。皆様も是非どうぞ。

またこの神社には願掛け石の「結び石」があります。鳥居の上に向かって投げ、鳥居に乗れば願い事がかなうそうです。
是非チャレンジしてみて下さい。

美しい海岸線の白兎海岸

美しい海岸線の白兎海岸

提供元:Shinkurou

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道の駅「神話の里・白うさぎ」の前に架かっている歩道橋を使って「白兎海岸」へ下りる事ができます。歩道橋を渡り終えると目の前に綺麗な海岸線が広がります。


犬連れの方には絶好の散歩スポット。是非ワンちゃんに潮の香りを愉しませてあげて下さい。旅連れの小太郎は嬉しそうに潮風を感じていました。


砂浜を歩いていると、白兎が渡ったという「おきのしま」が見えます。またこの場所は「恋人の聖地」として認定され晴天の日は素晴らしい景観だそうですが、私の訪れた時は生憎の曇り空でした。
旅の神様も常に微笑みを浮かべてはくれませんね。

きれいな海岸線をのんびり散歩されるのもお勧めです。

石に刻まれているメロディー

海岸の前に「大黒様」のメロディーが彫ってある石碑がありました。
旅連れの小太郎はまだ海岸の散歩に未練が残っている様子です。

駐車させて頂いた道の駅「神話の里・白うさぎ」も立ち寄りスポット。かわいい兎の駅長が迎えてくれます。店内にはおみやげ・スイーツなど「かわいい兎」をモチーフにした商品がたくさん並びます。

私は「うさぎ最中」を買いましたが食べるのがもったいないほどかわいいですよ。

また館内には「起請文」が置いてあります。裏に約束をしたため神に誓い神社に納めるお札のようなものですが、私は永遠の人類愛を誓いました。(少し大げさでしたが・・)

「神話の里・白うさぎ」
   住所:鳥取市白兎613
   開館:8:00〜22:00
   年中無休 (但し12月3日〜2月28日までは 8:30〜22:00)


1300年間語り継がれている「白兎伝説」が残る「神話の里」のご紹介でした。
ロマンチックな白ウサギに導かれての「ご縁の旅」はいかがでしょうか?
素敵な出会いの旅になりますように・・・By Shinkurou

石に刻まれているメロディー

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/04/21 訪問

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