幻の「おしらじの滝」へ!那須塩原 秘境スッカン沢と桜沢で3滝巡り

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幻の「おしらじの滝」へ!那須塩原 秘境スッカン沢と桜沢で3滝巡り

幻の「おしらじの滝」へ!那須塩原 秘境スッカン沢と桜沢で3滝巡り

更新日:2015/07/24 14:16

趣美人 MAKKYのプロフィール写真 趣美人 MAKKY 関東旅行ブロガー、那須高原写真家、滝巡り案内人、那須の郷土研究家

那須塩原市のスッカン沢と矢板市の桜沢は大自然の渓谷美がいっぱいの見どころが沢山あります。中でも、幻の滝と言われ地図には載っていない「おしらじの滝」はエメラルドブルーの滝壺が魅力の美しい滝。滝巡りファンなら一度は行ってみたいと思う不思議な魅力に溢れています。四季折々の風景に癒され、マイナスイオンをたっぷりと浴びながら「おしらじの滝」「雷霆の滝」「咆哮霹靂の滝」を巡るハイキングコースをご紹介します。

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地図に載っていない幻の滝「おしらじの滝」はエメラルドブルーの滝壺が印象的!

地図に載っていない幻の滝「おしらじの滝」はエメラルドブルーの滝壺が印象的!

写真:趣美人 MAKKY

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「おしらじの滝」は地図には載っていません。しかし滝巡りファンや写真愛好家には有名な滝で、行楽シーズンや日曜・祝日などは早朝から大勢の方が訪れる、知る人ぞ知る名所とも言われています。この滝には滝の案内表示はおろか、滝への道しるべもありません。道路沿いから熊笹の生い茂るけもの道を沢沿いに下ること、約10分で幻の滝「おしらじの滝」があります。

「おしらじの滝」は別名、雨乞いの滝とも言われ、古くは地元の人達や滝愛好家しか知らない滝でした。数年前にNHKがその滝の美しさの全貌を紹介したところ、今ではすっかり有名な名所となってしまい、スッカン沢や桜沢を訪れる方が必ず立ち寄る場所の一つです。それだけ有名になった今でも地図には表示されません。

「おしらじの滝」へ行かれる場合は、矢板市八方ヶ原「山の駅たかはら」で滝の手書きの資料や場所を教えて戴いてから、滝へ向かうのが一般的です。「おしらじの滝」は「山の駅たかはら」から塩原方面スッカン沢「雄飛の滝線歩道駐車場」へ向かい約2キロメートルの地点にあります。

八方ヶ原桜沢の滝巡りは「山の駅たかはら」からスタートです。

八方ヶ原桜沢の滝巡りは「山の駅たかはら」からスタートです。

写真:趣美人 MAKKY

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日光国立公園「八方ヶ原」は矢板市北西の高原山中腹に位置する台地で、カタクリ、アカヤシオ、シロヤシオ、ヤマツツジが季節ごとに美しく咲き誇り、5〜6月には大間々、小間々のレンゲツツジが特に有名なスポットです。

桜沢の滝巡りは、この「山の駅たかはら」からスタートします。「雷霆の滝(らいていのたき)」と最奥にある「咆哮霹靂の滝(ほうこうへきれきのたき)」を目指して出発です。

「雷霆の滝(らいていのたき)」は雷が轟くような荒々しい岸壁が魅力的!

「雷霆の滝(らいていのたき)」は雷が轟くような荒々しい岸壁が魅力的!

写真:趣美人 MAKKY

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「山の駅たかはら」滝巡りコース入り口から、遊歩道へ侵入し緑に包まれた山道を進みます。なだらかな遊歩道を15分ほど歩くと「山の神」が祀られている休憩ポイントがあります。これから先は下り坂が待っています。約35分位降りて行くと、桜沢に到達します。渓流の沢沿いをさらに10分ほどの場所にある滝が「雷霆の滝」あります。ここまで約1時間。
荒々しい岩肌を流れる滝の姿は、水量が多ければ名前の通り「雷」が轟くような、勇壮な姿をしています。

ここまでの道中には、名前はありませんが沢山の無名の滝が存在していて、ハイキングの長い時間を忘れるほど、目と心を楽しませてくれます。しばしの間、「雷霆の滝」と周りの景色を眺めながらの食事や休憩を楽しむには絶好のポイントです。

八方ヶ原、桜沢渓谷最奥に位置する滝「咆哮霹靂の滝(ほうこうへきれきのたき)」

八方ヶ原、桜沢渓谷最奥に位置する滝「咆哮霹靂の滝(ほうこうへきれきのたき)」

写真:趣美人 MAKKY

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「雷霆の滝」から約500メートル先の「咆哮霹靂の滝」を目指します。わずか500メートルではありますが、時間にすると30〜40分はかかります。やはり都会の500メートルとは違いますね。「雷霆の滝」を過ぎると途中には、スッカン沢方面の「雄飛の滝」へ600メートルの案内板がありますが、先の震災の影響で崖崩れのため通行止めとなっています。スッカン沢の滝「雄飛の滝」や「素廉の滝」「仁三郎の滝(舞姫滝)」へ行かれる方は、那須塩原市「雄飛の滝線遊歩道」から周る事をお奨めします。

矢板市の桜沢と那須塩原市のスッカン沢が出会い合流する地点にあるのが「咆哮霹靂の滝(ほうこうへきれきのたき)」です。

桜沢で一番の勇壮な滝「咆哮霹靂の滝」の滝は「咆哮の滝」と「霹靂の滝」を総称した名称です。向かって左側が「霹靂の滝」、右側が「咆哮の滝」です。迫力と見応えのある素晴らしい滝です。
心行くまで滝を満喫したら、今来た道を戻りましょう。途中には2つの吊り橋を渡ります。山奥の渓流に架かる趣のある橋です。周囲の景色も往復の風景が違って見え、野鳥のさえづりや渓流の水音に心が癒されます。

桜沢3滝巡りのまとめと注意点!

いかがでしたか?桜沢の滝巡り。本来であれば「山の駅たかはら」から桜沢の「雷霆の滝」「咆哮霹靂の滝」を巡り、スッカン沢の「雄飛の滝」「仁三郎の滝(舞姫滝)」「素廉の滝」までハイキングが可能なのですが、震災の影響で途中が通行不可となっています。全ての滝を見たい方は、2回に分けての観瀑が賢明です。今回のコースを利用されるには、それなりの体力と脚力が必要です。ご自分の体調を考慮しながら楽しむようにしてください。

「山の駅たかはら」から「雷霆の滝」までの往路の所要時間は約60分、「雷霆の滝」から「咆哮霹靂の滝」までは約30〜40分ですが、途中の休憩時間や写真撮影時間は含みませんので、ご注意ください。復路の時間はさらにかかります。

お手軽に行けるコースではありませんので、事前に装備の準備が必要です。山道や渓流沿いを歩くのにはトレッキングシューズが最適で、そのほか長袖のウエアや日よけの帽子、手袋、トレッキングストック(杖)、レインウエアなどが必須です。

単独の行動は出来る限り避けグループで行動される事をお奨めします。また携帯電話の電波は圏外となりますので、グループでの行動も常に目が届く範囲にしてください。

もう一つ!これとっても重要!!“熊鈴”は各自必ず携行してください。熊避けに、携帯ラジオやホイッスルなどもあれば有効です。なるべく歌を唄ったり、声を掛け合いながら歩行するようにしてください。

秘境と呼ばれているだけあって、結構キツイ場面もありますが、その先には感動の絶景が待っています。安全に楽しいハイキング(トレッキング)が出来るよう、万全な準備で臨まれる事をお奨めします。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/11 訪問

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