写真:Aya Maria
地図を見るキプロスは、地中海の東端に浮かぶ小さな島国です。ヨーロッパ連合に加盟しており、通貨はユーロ、公用語はギリシャ語とトルコ語。もともとイギリスの植民地だった経緯から、英語も広く使われています。
首都は内陸部にあるニコシアですが、国際空港がある為にまず観光客が訪れる事となる南部海沿い都市「ラルナカ(英語:Larnaca)」には観光スポットがいくつか存在します。
その1つが、「聖ラザロ教会」(英語:Church of Saint Lazarus)です。ラルナカ国際空港から車でおよそ10分程のところに存在する、外観も内装も非常に美しいギリシア正教会の教会です。内装は豪華な金色の装飾や宗教画が並び、見応えがあります。
イエス・キリストにより死から4日後に蘇えったラザロが、この地で30年キリストの教えを伝え、再び亡くなったとされる教会と言われています。教会にはラザロの頭蓋骨が納められており、キリスト教徒たちの神聖な場所となっています。そのため、服装には注意が必要です。入り口にマントのようなものが貸し出されているので、ノースリーブ、ハーフパンツなどで訪れてしまった場合は、肌を隠すためにマントを着用するか、予め肌の露出を控えた服装で見学に行って下さい。
写真:Aya Maria
地図を見るラルナカ国際空港の目の前から広がるラルナカ塩湖の片隅に、「ハラ・スルタン・テッケ」(英語:Hala Sultan Tekke)と呼ばれるイスラム教のモスクがあります。
オスマン帝国の支配が及んでいた西暦1760年頃に建てられたとされており、質素で小さなモスクではありますが、他の建物や街からは疎外された不思議な空間を体感する事が出来ます。イスラム教徒でなくとも中を見学する事は可能ですが、肌の露出が多い場合は、入り口で貸し出されるローブを羽織り、女性は髪をスカーフで覆ってから入場するように指示されるので留意しておいて下さい。
地元の人達に餌付けされた野生の猫を多数みかける事も出来るので、猫好きには二度嬉しいスポットでもあるかもしれません。
写真:Aya Maria
地図を見る世界中に美しいビーチは数多く存在しますが、「アヤナパ」(英語:Ayia Napa)にある「ニッシビーチ」(英語:Nissi beach)は透明度が非常に高く、遠浅で、真っ白な砂浜が広がっており、まるで巨大なプールにいるかのような感覚にさせてくれる最高のビーチです。パラセーリング、ジェットスキーなどのマリンスポーツの設備も充実しています。
キプロスの東南部にあるアヤナパの最も有名なビーチで、付近はホテルとレストランが連なり、多くの観光客で賑わっています。
潮が引くと、ビーチの対面に見える小さな丘までの砂の道が表れる幻想的な場所でもあります。満潮時でも遠浅のため、歩いて渡る事が出来ます。
有料のサンベッド(1台/7ユーロ程度)が並び、バーや軽食を食べられるレストランも多数あります。一日中のんびりと過ごす事が出来る為、海水浴を思う存分楽しめる絶好のロケーションとなっています。
写真:Aya Maria
地図を見るキプロスはどこへ行っても青く美しい海を眺める事が出来ますが、アヤナパと隣街「プロタラス」(英語:Protaras)の中間地点辺りにある「グレコ岬」(英語:Cape Greco)から眺める海は別格です。
崖の上からは、海の底が見える程、どこまでも透明な海と、その先には水平線を広々と見渡す事が出来ます。静かで心地よい潮風を浴びながら、絶景を楽しむ事が出来ます。またこのエリアのボートツアーなども人気です。滞在中の1日だけでも、車やバイクなどを借りてグレコ岬まで足を運ばれる事をおすすめします。
ギリシア神話の美と愛の女神アフロディーテが誕生したとされる国なだけあり、キリスト教とイスラム教の文化の融合、絵はがきのようなビーチと海、一生の思い出となる素晴らしい景色があなたを待っています。
次の休暇は是非、地中海のリゾート、キプロスでのんびりとされてはいかがでしょうか?
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(2024/4/23更新)
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