京都駅からぶらりと散歩しながら楽しめるスポット!

京都駅からぶらりと散歩しながら楽しめるスポット!

更新日:2013/05/14 10:35

JR京都駅と近鉄京都駅が一緒になった京都駅周辺は、とても賑やかなスポットになっています。
京都の観光名所は多く、そこから目的地まで地下鉄やバスを利用したり、時には自転車を借りて京都の街をサイクリングしながら進んでいくのですが、京都駅周辺には何があるのか、時間を贅沢につかってゆっくり散歩の旅に出かけてみることにしました。

京都駅を出たら、まず目の前に見えるもの!

京都駅を出たら、まず目の前に見えるもの!
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JR京都駅を出て、最初に目にするのが「京都タワー」。
東京のスカイツリーが開業してから、全国のタワーが改めてブームになっているそうです。
京都タワーもその影響なのか、周辺にはたくさんの人が歩いています。
これまた最近ブームになっているゆるキャラもしっかりいて、その名も「たわわちゃん」。これがかわいくて人気があるのです。
土・日・祝の午後はタワーに姿を現すそうです。
京都タワーは入場料が770円で午前9時〜午後21時まで営業しているから、京都の夜景を手軽に楽しむには良いスポットです。

浄土真宗の本山、東本願寺は歴史的建築物が立ち並ぶ場所

浄土真宗の本山、東本願寺は歴史的建築物が立ち並ぶ場所
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京都タワーを左手に、真っ直ぐ歩いていくと、間もなく大きくて立派な門が見えてきます。
それが東本願寺です。通りすがる外国人の方が写真を撮り歩く姿が印象的でした。日本の風景といえば、このような建築物をイメージしているのかもしれません。
この場所は、浄土真宗「真宗大谷派」の本山で「真宗本廟」といいます。
御影堂、阿弥陀堂などの歴史的建築物をはじめ、渉成園という美しい庭園が見どころです。
これだけの歴史的建築物が残っているのは、やはり素晴らしい事だと思います。
また、その敷地の広さから、日本に宗教が根強く影響を与えてきた事を窺わせてくれる場所でもあります。
ちなみに、ここにもゆるキャラが存在するようなので、是非チェックしてみてください。

歩いて見つけた、京都特有のお社を発見!

歩いて見つけた、京都特有のお社を発見!
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京都駅から、烏丸方面に向かって歩いていると、右手側にお社が建っているのを発見!近づいてみると「大政所御旅所」という立札がありました。
ここは祇園祭でもおなじみの八坂神社縁の場所で、神輿の渡御があった場所だそうです。祇園祭で使われる神輿三基のうち、素盞嗚尊(すさのおのみこと)と八王子の二基を「大政所」と言って、ここに立ち寄られるそうです。
この場所に作られたのも、円融天皇の時代に秦助正という人の夢の中に八坂の神様が出てきて、お告げをされたからなのだとか。
今の場所にお社を移したのは、豊臣秀吉公だそうです。
年に一度、祇園祭で盛り上がる京都だからこそある、町並みの風景です。

形は無くても、根強い人気のある歴史的跡地

形は無くても、根強い人気のある歴史的跡地
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更に烏丸の方に歩いていくと、二条城が先にあるというので、方向を北西の向きに変えて歩いていきました。
途中の交番でお巡りさんと話していると、近くに「本能寺」の跡があるとの事。少し東に道を進め歩いて行くと、その場所はありました。
本能寺といえば、織田信長が明智光秀に討ち取られた場所です。
「敵は本能寺にあり!」というのは有名な言葉ですね。
ただ、今はその本能寺は無く、石碑だけがありました。
それでも、その場所を訪れる人は多く、この日も私の他に訪ねてきている人がいました。また、この地を後にした後も、本能寺跡を探す人たちを何組か見ました。
そこには何も無いけど、一度は訪れたい場所。
これも、織田信長と明智光秀が戦国武将の中でも人気が高いからかもしれません。

道を歩いていて見つけた京のおばんざいランチ!

道を歩いていて見つけた京のおばんざいランチ!
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京都駅から歩いて1時間半くらい。そろそろ疲れてきたなぁと思って時計を見ると、ちょうど昼時。でも、二条城近くまで来るとあまり飲食店が見つからない。どこかにあるだろうと歩いていると、二条城から東に進んだ場所に京のおばんざいを出している居酒屋さんを発見!この日はランチをしているようだったので、入ってみる事にしました。お店は「にじょう釜座」さん。
私が注文したのは、豚肉と蓮根を甘辛く煮た料理の定食。その他にも、湯葉と三つ葉の小鉢や、肉じゃがなどが添えてあって、どれも優しい味で、とても美味しかったです。これで、750円!
夜がメインのお店のようでしたが、お酒もいろいろ取り扱っているようで、個人的には「みかん酒」がとても気になりました。
この辺りでは、旧暦の七夕の8月7日に友禅を流すイベントをやるそうなので、その時は夜に訪問したいと思います。

京都は立派な観光地で、ガイドブックを持って歩き回るのが常識のようになっていますが、このように何も考えずにブラブラ歩くだけでも、楽しめる街なんだと再認識しました!
時間に余裕がある時は、着物姿でもっと京都をブラブラ散歩したいです!

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/05/03 訪問

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