横浜「はまぎん こども宇宙科学館」で宇宙飛行士を体験!

横浜「はまぎん こども宇宙科学館」で宇宙飛行士を体験!

更新日:2015/07/30 11:03

「はまぎん こども宇宙科学館」は、子供が気軽に宇宙飛行士訓練の疑似体験ができることでも人気の施設です。科学館としては珍しく参加型の展示が多数!遊びの一環として宇宙について学べて、しかも「宇宙トレーニング室」など、身体を使ってめいっぱい汗をかいて遊べるポイントもあるため飽きません。紹介しきれないほどたくさんある魅力から、見逃せない見所をご紹介します!

疑似体験!本物の宇宙飛行士になったみたい!

疑似体験!本物の宇宙飛行士になったみたい!

提供元:はまぎん こども宇宙科学館

http://www.yokohama-kagakukan.jp/museum/地図を見る

「はまぎん こども宇宙科学館」で絶対スルーできない体験型展示の一部としてあげられるのが、3Fにある「月面ジャンプ」と「空間移動ユニット」です。このふたつは、宇宙空間で行う作業を疑似体験できるといったコンセプトとなっています。

「月面ジャンプ」はその名の通り、宇宙飛行士がふわりと浮くように月面を歩く感覚をあじわえる展示物です。月面での重力は地球上と比較するとおよそ6分の1とされているため、浮き上がる高さは、本来、自分が蹴り上げた力であがる分の6倍!国内の科学館でもそう多くはお目にかかれない展示物なので、貴重な体験ですよ。
※「月面ジャンプ」は小学生以上の利用

「空間移動ユニット」は、ユニットに乗り込み90秒の制限時間内に床面の円を光らせるというミッションにトライするというものです。手元のレバー操作で前後左右に移動させ、標的の中心に光を照射すると円が点灯。しかし、ユニットを真下のピンポイントに位置することが案外手こずります。タイムアップなどあるためゲーム感覚で何度もトライしたくなりますよ。
※「空間移動ユニット」は親子で体験可。

宇宙冒険のリアルな感覚! バーチャル&シミュレータ展示

宇宙冒険のリアルな感覚! バーチャル&シミュレータ展示
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宇宙空間内の移動を、ゲーム感覚で体験できる展示物も必見。科学館にいながらにして宇宙探検がゲーム感覚で楽しめるという以下2つの体験型展示も絶対に見逃せません!

まずひとつは、宇宙船の操縦を疑似体験できるという「スペース・シミュレータ」。これは、科学館での常設展示は全国初!体験者は宇宙飛行士になった気分で、3つのミッションに挑みます。最初に「宇宙ステーションとのドッキング」を完了させ、そこでロボットアームを操縦して「人工衛星をキャッチ」、最後は大気圏を抜け「地球へ帰還」するというシナリオです。

もうひとつは、自分の画像が自身の動きにシンクロし、スクリーン上で宇宙冒険ができるという「バーチャルゾーン」です。といっても手順は簡単なので、小さい子供でも体験可能。まずグレーの円内に立つと体験者の写真が前面にあるプロジェクター内に取り込まれます。大画面に自分が映っているだけでも小さい子供は大喜びですが、ここからが本番!画面内では「スペーススクーター」という乗り物に乗っていて、体験者本人が体を右に動かせば画面の中の自分も右に動き、しゃがめば下に移動するといったように、自分の体の動きで映像を操作することができる仕組みです。そして、隕石が次々と迫ってくるので、それをよけてゴールを目指します。

宇宙をモチーフとしたミニゲーム!

宇宙をモチーフとしたミニゲーム!
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宇宙をモチーフとしたミニゲームもお楽しみのひとつです。中でも注目株は、ピンボールのような「スイングバイ」と「惑星レール」の2展示。

「スイングバイ」は、球を打ち、空いている穴を避けてゴールに入れるという遊び。台には重力を持った星という設定の穴がいくつか空いていて、宇宙船(球)が星(穴)に吸い寄せられてしまうわけです。速度や方向を調節すると、球を落ちることなくゴールポケットにINすることができます!

また「惑星レール」も人気で、これは鉄球を穴に落として点数を競うゲーム。2本のバーを両手で持ち、その上を鉄球が転がってくるので、バーを開いて落下させるという単純な仕組み。タイミングよく落とせば下にある惑星ポケットに入ります。その各ポケットには惑星の名前がついていて、サイズも大小様々。小さい穴や入れにくい場所にある穴は高得点!よって、このゲームは、高得点を目指すスタイルと、全ての穴に球を落とすというコンプリートスタイルの2通りの遊び方が楽しめます。後者は難易度が高いので、特に保護者の方は、ぜひ童心にかえって挑戦してみてくださいね!

“科学館”なのに汗が出るほど遊べる!

“科学館”なのに汗が出るほど遊べる!

提供元:はまぎん こども宇宙科学館

http://www.yokohama-kagakukan.jp/aboutus/地図を見る

科学館というと少しお堅いイメージがありますが、「はまぎん こども宇宙科学館」には、まるで公園のように活発に遊べる場所があります。それは3Fにある「宇宙トレーニング室」で、子供たちが“「帰りたくな〜い!」の魔法”にかかってしまう「魅惑のサイエンスパーク」です!!

まず目を引くのが宇宙ステーションをイメージした不思議空間の「惑星ジム」。中は光のトンネルや障害物、鏡の部屋に滑り台など、子供をワクワクさせる様々な仕掛けがあり迷路のようです。

他には、宇宙飛行士訓練がテーマの体験型トレーニング遊具が多種。ペダル漕ぎや反射神経チェックなどは、むしろ大人が必死!また、「ぶらさがり耐久力」では案外、体重の軽い子供の方が有利なので親子同時に競争するのも楽しいですよ。他にもクレーンゲームを思わせる「マニピュレータ」など、数えきれない体験型展示物があるため時間があっという間です。

なお、年齢に差のある兄弟連れの場合も、このフロアにはエアクッションで遊べる安全スペースがあるため安心です。ボールを転がしたり、エアで浮かせて遊ぶことができる展示物など小さい子が楽しめるポイントもいっぱいですよ!

また地下2Fにも注目!展示されている「ロボットBe−2」は、なんと頭部まで上れる仕組みになっていて、さらに手の部分が滑り台になっています。小さい子が大好きな「ロボット」と「アスレチック遊具」の魅力のコラボは、幼児には夢の世界に映りますよ。

ここは宇宙&サイエンスの好奇心の「るつぼ」!

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宇宙飛行士体験の類が花形的なイメージの「はまぎん こども宇宙科学館」。しかし、他にも素敵な展示物、体験型展示など紹介しきれないほどの魅力がぎーっしり!

その見所をプロローグ風にご案内すると、科学工作教室やミニ実験、ロボット教室にサイエンス・ショウなどのイベント。そして「宇宙劇場」という名のプラネタリウムでは、星座解説といった学習的な内容の他、人気アニメを起用した投影もあります。

また雷が落ちる様を見学できる「放電ショウ」に驚いたり、不思議な「プラズマチューブ」に触れてみたり、周波を合わせて走らせる「ラジコン探査機」など、科学を学ぶといったかしこまった姿勢でなくても、見て回っているだけで、それらの仕組みに好奇心が刺激されるものばかりですよ!

最後に、ちょこっとガイド

「はまぎん こども宇宙科学館」は人気施設ですので、土日などは9時30分の開館前の到着が推奨されます。なお、夏休み期間中(7/18〜8/31)の開館時間は9時となり、そういった長期連休ともなれば朝の8時台から待機の列が見受けられることもありますのでご参考までに。

なおマイカー利用の際は、1日700円の同館専用駐車場がありますが、台数に限りがあり空車はなかなか出ません。満車であった場合は、道路を挟んだ向かいのスーパーに停めることが可能ですが、入庫後30分無料で以後30分毎に500円との設定なので割高となります。ただスーパーでの購入額に応じて最大3時間まで無料となるため、利用せざるおえない時は、お昼ご飯の購入で出費を相殺すると賢いです(同館は幸い飲食の持ち込みと再入館可能)。また参考までに洋光台駅前には最大1500円の駐車場や、台数は少なめですが上限800円のパーキングもあります。

■「はまぎん こども宇宙科学館」
(指定管理者 SFG・NTTファシリティーズ共同事業体)

※そもそもの施設名称は「横浜こども科学館」です。「はまぎん こども宇宙科学館」との呼び名は、ネーミングライツ制度導入により、横浜銀行が命名権を取得したことによる愛称。使用期間は28年3月31日まで有効。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/05 訪問

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