写真:咲田 みつる
地図を見る初めてその姿を見たなら、ドッキリ間違いなし!一般的に松ぼっくりと言えば、茶色を想像する事が多いかと思います。アオモリトドマツの松ぼっくりは、ずばり「青」!その形も大きな卵の様で、決まって樹の上の方に出来、かなり存在感があります。白いひものような部分は、松やに!正真正銘の松ぼっくりなのです。
写真:咲田 みつる
地図を見る実はこの松ぼっくりは、個体ごとに2年に一度できるもので、多数見かけることは珍しいとされています。沢山見つけられたあなたは、超ラッキー!!色は次第にくすんではきますが、夏の間は青色を楽しめるでしょう。
写真:咲田 みつる
地図を見る写真:咲田 みつる
地図を見るアオモリトドマツは高山に群生します。また、青い松ぼっくりは、樹の上の方に出来るため、ロープウェーから見下ろすのがおすすめです。まずは、八甲田ロープウェーの山麓駅を目指しましょう。青森市中心部から車で40分ほど、JR青森駅からバスも出ています。
ロープウェーの山麓駅では、季節の高山植物のガイド(主にお花)を掲示してありますので、発車までの待ち時間に、予習しておきましょう。また、ガイドは300円で購入もできます。
準備が整ったら、いざ乗車!約10分間で、1300メートル超へ一気に駆け上がります。ロープウェーが山頂公園駅に近づいたころ、眼下にアオモリトドマツの群生が見られます。
中には白い花のツルアジサイが、アオモリトドマツの樹の上部まで巻き付いているものもあり、青い松ぼっくりとあわせて見ると、その姿はまさに天然のクリスマスツリーです!
写真:咲田 みつる
地図を見るロープウェーから青い松ぼっくりが見れなかった!という場合も、まだチャンスはあります!山頂駅を出るとすぐに、遊歩道があり、アオモリトドマツのほか、沢山の高山植物が訪れる人の目を楽しませてくれます。アオモリトドマツを見つけたら、まずは樹の上の方をチェック!じっくり探しましょう。
また、山頂駅では夏の間、ボランティアガイドの現地受付を行っていますので、時間に余裕のある人はぜひガイドをお願いしてみましょう。(ガイドさんが既に出払っていることもありますので、待ち時間も考慮しておきましょう)
この遊歩道は、八甲田ロープウェー公式ホームページでも「スニーカーでも散策できる」とされ、30〜60分で歩くことができます。また、足元がぬかるむときには、長靴の貸し出しもあります。(子供用は数とサイズに限りがあります)とは言え高所ですので、市街地よりも気温が低く、天候も変わりやすいです。長袖シャツ・長ズボンでの訪問をおすすめします。
青森はまさに青い森!今回はそのシンボルである市の木をご紹介しました。子供ならずとも、大人の皆さまも夏の青森・八甲田でその魅力と、森林の恵みをたっぷり堪能してください。
また、今回はロープウェーで気軽に訪れることのできるスポットをご紹介しましたが、霧など天候の諸条件によって観察対象に出会えないケースもありますので、ご承知の上でお出かけください。(下記関連メモの公式HPご覧ください)良い旅になりますよう、お祈りいたします!
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(2024/4/18更新)
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