青森市の宝!夏の八甲田山・青い松ぼっくりを探しに行こう!!

青森市の宝!夏の八甲田山・青い松ぼっくりを探しに行こう!!

更新日:2017/07/17 14:49

咲田 みつるのプロフィール写真 咲田 みつる 千葉県1周ランナー、鈍足のトレイルランナー
八甲田山と言えば、青森市の木・アオモリトドマツの樹氷で有名ですが、その夏の姿は実にユニーク!!青い松ぼっくりが樹上でその存在感を放ち、まるで天然のクリスマスツリーのようになるのです。

今回は夏の青森市観光に欠かせない八甲田山の新しい楽しみ方をご紹介します。家族連れの観光の方には、お子様の夏休みの研究テーマにもつながるかも?

これが松ぼっくり!?意外と知られていない「青森市の木」アオモリトドマツの夏の姿!

これが松ぼっくり!?意外と知られていない「青森市の木」アオモリトドマツの夏の姿!

写真:咲田 みつる

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初めてその姿を見たなら、ドッキリ間違いなし!一般的に松ぼっくりと言えば、茶色を想像する事が多いかと思います。アオモリトドマツの松ぼっくりは、ずばり「青」!その形も大きな卵の様で、決まって樹の上の方に出来、かなり存在感があります。白いひものような部分は、松やに!正真正銘の松ぼっくりなのです。

これが松ぼっくり!?意外と知られていない「青森市の木」アオモリトドマツの夏の姿!

写真:咲田 みつる

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実はこの松ぼっくりは、個体ごとに2年に一度できるもので、多数見かけることは珍しいとされています。沢山見つけられたあなたは、超ラッキー!!色は次第にくすんではきますが、夏の間は青色を楽しめるでしょう。

これが松ぼっくり!?意外と知られていない「青森市の木」アオモリトドマツの夏の姿!

写真:咲田 みつる

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どうやって探せばいいの?おすすめは、八甲田ロープウェー!

どうやって探せばいいの?おすすめは、八甲田ロープウェー!

写真:咲田 みつる

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アオモリトドマツは高山に群生します。また、青い松ぼっくりは、樹の上の方に出来るため、ロープウェーから見下ろすのがおすすめです。まずは、八甲田ロープウェーの山麓駅を目指しましょう。青森市中心部から車で40分ほど、JR青森駅からバスも出ています。

ロープウェーの山麓駅では、季節の高山植物のガイド(主にお花)を掲示してありますので、発車までの待ち時間に、予習しておきましょう。また、ガイドは300円で購入もできます。

準備が整ったら、いざ乗車!約10分間で、1300メートル超へ一気に駆け上がります。ロープウェーが山頂公園駅に近づいたころ、眼下にアオモリトドマツの群生が見られます。

中には白い花のツルアジサイが、アオモリトドマツの樹の上部まで巻き付いているものもあり、青い松ぼっくりとあわせて見ると、その姿はまさに天然のクリスマスツリーです!

雲の上のお花畑・ゴードライン(8の字型の遊歩道)のプチハイキングもおすすめ!

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写真:咲田 みつる

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ロープウェーから青い松ぼっくりが見れなかった!という場合も、まだチャンスはあります!山頂駅を出るとすぐに、遊歩道があり、アオモリトドマツのほか、沢山の高山植物が訪れる人の目を楽しませてくれます。アオモリトドマツを見つけたら、まずは樹の上の方をチェック!じっくり探しましょう。

また、山頂駅では夏の間、ボランティアガイドの現地受付を行っていますので、時間に余裕のある人はぜひガイドをお願いしてみましょう。(ガイドさんが既に出払っていることもありますので、待ち時間も考慮しておきましょう)

この遊歩道は、八甲田ロープウェー公式ホームページでも「スニーカーでも散策できる」とされ、30〜60分で歩くことができます。また、足元がぬかるむときには、長靴の貸し出しもあります。(子供用は数とサイズに限りがあります)とは言え高所ですので、市街地よりも気温が低く、天候も変わりやすいです。長袖シャツ・長ズボンでの訪問をおすすめします。

結びに

青森はまさに青い森!今回はそのシンボルである市の木をご紹介しました。子供ならずとも、大人の皆さまも夏の青森・八甲田でその魅力と、森林の恵みをたっぷり堪能してください。

また、今回はロープウェーで気軽に訪れることのできるスポットをご紹介しましたが、霧など天候の諸条件によって観察対象に出会えないケースもありますので、ご承知の上でお出かけください。(下記関連メモの公式HPご覧ください)良い旅になりますよう、お祈りいたします!

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/09−2015/07/11 訪問

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