写真:安藤 美紀
地図を見る「シティライトファンタジア」が開催されているのは、名古屋テレビ塔の3Fスカイデッキ(展望台)。プロジェクションマッピングが見られる場所は、南北と東側の合計3面です。全ての面が1つの世界観を表現していて、ウエルカム→第一章→第二章という流れでストーリーが繋がっています。
エレベーターを出て、まず最初にビックリ!
ここは、環境省お墨付き“全国一、星空が綺麗”という称号を得た長野県阿智村の星空をモチーフにしたプロジェクションマッピングがお楽しみいただけるエリアです。
長野県阿智村は人口約7000人弱という小さな村。そこにあるのは、温泉と美しい日本の原風景、そして日本一の星空!そんな阿智村の美しい星たちが名古屋テレビ塔へ飛び出し、流れ星となってストーリを作っていきます。天井に広がる日本一の星空は、幻想的な世界の始まりを告げているかのよう。
プロジェクションマッピングの上映時間は、3面通して見ると約5分。エレベータを出て右回りに見ていくと、ストーリーが繋がるのでオススメです。
写真:安藤 美紀
地図を見る子供の頃、あんな街があったらいいな…そう思った経験はありませんか?
気球が飛んでいたり、クジラや電車が空を飛んでいたり。そんな夢の都市を表現したのが、メインとなる第二章のエリアになります。
ここでのポイントは、名古屋テレビ塔から見るリアルな夜景と想像上の未来都市が気持ち良く融合し、今まで見たこともない新たな世界へ導いてくれること。よく見ると、お城が左手に出てきますが、これは名古屋城なんです。このように、名古屋らしい建物が登場するところも見所の1つです。
後半のストーリーでは、夏ならではの花火も登場。未来都市の中で、壮大な花火大会が行われ一層ファンタジックな世界が広がっていきます!
第二章は上映時間が一番長く、約3分20秒。ガラスに近すぎると、ストーリーが掴めません。後ろから引き気味で見たほうがお楽しみいただけるでしょう。
写真:安藤 美紀
地図を見るそして、もう一つ。名古屋テレビ塔を訪れた人だけのプレゼントが、今までに見たこともないような美しい光の万華鏡です。「シティライトファンタジア」では、CGで万華鏡の煌めきを再現。クルクル周りながら輝く光の万華鏡が、まるで花火のように映しだされていきます。
でも、一体どうやってこの不思議な光景が作り出されているのか気になりますよね。こちらの窓ガラス、透明ですが映像を投影することができる特殊フィルムが貼り付けられています。
特殊フィルムの効果で、夜景も見えるし映像も映る。現実が拡張されて、夢の世界がどんどん出来上がっていく楽しさ。名古屋テレビ塔で、たっぷりお楽しみください。
今回のプロジェクションマッピングを手がけたのは、(株)ネイキッド。
新江ノ島水族館の「ナイトアクアリウム」や東京駅のプロジェクションマッピング、NHK大河ドラマ軍師官兵衛のオープニングなども手がけたクリエイティブチームになります。
写真:安藤 美紀
地図を見る「シティライトファンタジア」を開催している名古屋テレビ塔は、2015年に設立61周年を迎えました。その歴史は古く、昭和29年に日本で最初に建てられた電波塔として国の有形文化財にも登録されています。
展望台の高さは90m。展望台としては決して高い距離だと言えませんが、このくらいだとちょうど街並みが立体的に見える距離だとか。地上を歩いている人や車の動き、微妙に揺れ動く風の動きまで伝わってくるのが、名古屋テレビ塔の展望台の魅力です。
写真:安藤 美紀
地図を見る名古屋テレビ塔1Fに来ると雰囲気が一変。椰子の木が置かれていたり陽気な音楽が流れていたり。日本にいることを忘れてしまそう。
ここはタヒチで人気No.1のヒナノビールやバーベキューが楽しめるという、日本初上陸のタヒチアン・ビアガーデン HINANO GARDEN(ヒナノ・ガーデン)。ステージも用意されていて、週末にはタヒチアンダンスやフラダンスを見ながら食事をすることもできます。
幻想的なプロジェクションマッピングを見たら、美味しいタヒチビールで乾杯!
夕方から夜11時まで営業しているので、名古屋の夜をお楽しみいただくのにぴったりです。
<HINANO GARDEN(ヒナノ・ガーデン)>
■オープン期間 2015年5月23日〜9月27日までの期間限定
観光で思い出に残るものと言えば、やはり夜が多いのではないでしょうか。名古屋の夜は早い…と言われますが、「シティライトファンタジア」は期間中、毎日夜10時まで開催。夜までたっぷり楽しむことができます。
名古屋へよく行く人も、まだあまり名古屋へ来たことがないという人も、「シティライトファンタジア」をキッカケに、改めて名古屋の街の魅力を感じてみてはいかがでしょうか?
「CITY LIGHT FANTASIA(シティライトファンタジア) by NAKED」
■開催期間 2015年7月18日(土)〜9月27日(日)
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(2024/4/27更新)
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