こちらはサマルカンドでも代表的な観光名所、「レギスタン広場」です。
レギスタン広場を囲む3つのメドレセ(アラビア語で神学校。サマルカンドは学問も盛んでした。)に使用されている青いタイルが印象的です。紀元前からシルクロードの中心地として栄えたサマルカンド。しかし、1200年のモンゴル軍の攻撃で、町の4分の3以上が壊滅しました。その後、1336年、シャフリサーブスで生まれたティムールによって再び息吹が吹き込まれます。ティムール王国各地から優秀な建築家が集められ、サマルカンドは美しい建築物の並ぶ帝国の都に築き上げられました。
こちらも、サマルカンドの中での代表的な遺跡「シャービズィンダ廟」。サマルカンド屈指の聖地ですが、実は皇族のお墓が並ぶ通りです。シャービズィンダ廟を2回訪れたら、メッカに一度巡礼するのと匹敵する価値があるといわれています。レギスタン広場同様、青いタイルが美しい!
こちらは、中央アジア最大のモスク「ヒビハニムモスク」。あまりにも巨大で、建設当時にはタイルの陥落が多かったという話です。
すぐ側にはマーケットがあり、日用品、食材、お土産など様々なものが売られています。地元の人と触れ合うのにも最適。
写真はレギスタン広場の夜の風景です。ライトアップされて、昼とはまた違う顔を見せてくれます。
こちらでは、サマルカンドに行くのに必要な情報をまとめました。
◆アクセス
サマルカンドへは直行便はありませんが、経由すれば空路で行くことができます。また、首都のタシュケントへは直行便があり、そこからサマルカンドまで電車かバスで4時間程度です。
また他のシルクロードの都市として有名なのがブハラとヒヴァ。この2都市もさほど遠くありません。ブハラはサマルカンドからバス、電車で4時間程度。ヒヴァもブハラから数時間の距離です。
◆旅程の組み方
サマルカンドの遺跡自体は全て歩いて1時間以内の距離に固まっているので、1日で観光は可能です。ブハラ、ヒヴァも同様に観光に時間がかかりません。全てを周遊しても、日本から1週間以内で帰ってくることは可能です。
サマルカンド、ブハラ、ヒヴァと並んでいるので、この順かもしくは逆方向に訪れて観光していく人が多いです。遺跡自体はヒヴァ、ブハラ、サマルカンドの順番に大きくなるので、最後にサマルカンドを訪れる方が楽しめます。
オススメは、ヒヴァ→ブハラ→サマルカンドの順番。首都のタシュケント発着の便なら、タシュケント→ヒヴァ→ブハラ→サマルカンド→タシュケントとなります。
いかがでしたでしょうか。ウズベキスタンと聞いても何があるかわからない方が多いと思いますが、少しでもイメージがついたでしょうか。治安も悪くないですので、次の旅行の候補地としてオススメです。
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