写真:大宮 つる
地図を見る『養命酒駒ケ根工場』は標高800mの高原に位置し、約36万平方メートルといった広大な敷地の中にあります。
そのおよそ7割が自然の森林に覆われ、敷地内には自然と触れ合えるゾーンもあることから、訪れる人を心身ともにリフレッシュさせてくれる、人気の観光スポットです。
ロビーで受付後、工場見学の流れとしては、次のとおりです。
・ホールで“養命酒の製造工程”や“工場の自然の四季”の映画を視聴
・工場の製造ラインの見学
・養命酒などの試飲
工場内部を見学できる機会はそうそうないので、「こういった場所で養命酒が作られているのか〜」と、感慨深いものがあるのではないでしょうか。
なお、こちらの写真は、左奥が原酒庫、その次の2つが調製庫、右奥が生薬庫、右手前側にあるのが瓶詰庫の工場です。
下り坂に工場が建設されているのは、調製庫で作られた「養命酒」や「ハーブの恵み」が地下を流れて、瓶詰庫に送られてくるような仕組みになっているから。
写真:大宮 つる
地図を見るホールで映画を視聴後、案内担当の方のガイダンスにしたがって、瓶詰め・箱詰めの製造ラインの見学をします。
ラインの見学後はロビーに戻り、「養命酒」や「ハーブの恵み」、「フルーツとハーブのお酒」といったものを試飲することができます。
1種類だけでなく、いくつか試飲できますので、気になったものをぜひとも味わってみてくださいね。
いずれもお酒のため、ハンドルキーパーの方は試飲できません。その代わりに、養命酒で使われているミネラルウォーター「養命水」をいただけます。
写真:大宮 つる
地図を見る敷地内には、清らかな小川が流れています。中央アルプスから湧き出る良質な水で、この水で「養命酒」など各種製品が作られているそう。
川の音に耳を傾け、せせらぎからのマイナスイオンを全身で感じてみると、爽快な気分になれます。
130種以上の樹木が自生していますので、お子さんと一緒に森林探索も楽しいですね。
写真:大宮 つる
地図を見る“健康の森”には、縄文時代住居、弥生時代住居、平安時代住居の遺跡(復元)もあります。こちらの写真は、縄文時代住居です。
「なぜ、ここに遺跡が?」と疑問を持たれた方もいらっしゃることでしょう。
この遺跡は、昭和45(1970)年、工場の建設予定地であった場所で地元の考古学者の方によって発見されたもので、昭和46年に、養命酒製造株式会社が駒ケ根工場を建設するにあたって、法律に基づき発掘調査による記録保存を行ったとのこと。養命酒駒ケ根工場内遺跡と呼ばれています。
縄文・弥生・平安時代の遺跡が同時に発見されたケースは大変珍しく、それぞれの時代の住居を復元し、遺跡の保存が行われています。
時代によって様式が異なり、古代の人の暮らしが偲ばれます。
写真:大宮 つる
地図を見る「養命酒」は慶長7(1602)年、信州伊那の谷・大草(現在の長野県上伊那郡中川村大草)の塩沢家当主・塩沢宗閑翁によって創製されています。
こちらの記念館は、信州大草村天龍舘(養命酒の前身)の酒蔵を移築し、改装したもの!
記念館には、養命酒の歴史や50種類の生薬が展示されています。お土産を買うコーナーもありますので、こちらにも立ち寄ってみてはいかがでしょう。
記念館の奥には、「カフェ ヒーリングテラス」があります。身体にやさしい養生ランチや、ナチュラルスイーツなどのメニューがあり、森林を感じながら食事をすることができます。
以上、『養命酒駒ケ根工場』・『健康の森』の見どころをご紹介しましたが、いかがでしたか?
工場のラインが稼働しているのは基本平日のみで、土日祝日はラインが停まっている状態で工場見学をすることになります(入場料は無料)。
少人数であれば事前予約がなくても見学することができ、10人以上は予約が必要です。
長野県駒ケ根のオススメの観光スポットですので、ぜひとも足を運んでみてくださいね!
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/20更新)
- 広告 -