写真:沢木 慎太郎
地図を見るバンコクから南東へ約100キロ離れたところにある小さな港町シーラーチャー。日系企業が多く進出し、数千人の日本人が働いている街で、日本人学校もあります。
海沿いには美しい花が咲き乱れる海浜公園が広がり、この正面に浮かぶのが「ロイ島」。写真の花は、海浜公園に咲く「リーラーワディー(ラントム)」。“美しい女性”という意味がある花で、とても香りがいい。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらが「ロイ島」の全景です。いかがですか?湘南の江の島にすごく似ていますね!
江の島に比べると、ずいぶん小さい島なのですが、緑の中に見え隠れするように寺院が建ち並び、瞑想するのにふさわしい風情が感じられます。島までは橋がかかり、陸続きとなっているので、江の島と同じように歩いて渡ることが可能。写真の右端に見えるのが、島に続く橋の一部です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらが「ロイ島」へと向かう橋です。ご覧のように夕暮れになると、橋の両端に露店が並び、島は活気づきます。雑貨や衣服をはじめ、焼き鳥やシーフード、フルーツなどもたくさん売られているので、食べ歩きにいいですよ!
正面に見えるオレンジ色の屋根は「観音堂」で、優しい顔立ちの観音さまが海を見つめて立っています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらは、「ロイ島」の頂上にある寺院です。「ワット・コ・ロイ」というお寺で、独特の雰囲気が漂う。もともとは僧侶たちの瞑想の地だったのですが、西欧列強による植民地化からタイを守ったチュラロンコン王(ラーマ5世)が寺院を建立。近代的な香りがするお寺です。階段をのぼってからわずか数分ほどで着いてしまいますが、頂上からの眺めは良く、静かな港町をぐるりと眺望することができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「ロイ島」は美しい夕陽が見られるスポット。夕暮れになると、地元のタイ人カップルでにぎわいます。波が静かで、清々しく、とても癒される場所。江の島といえば若いカップルたちにも人気がありますが、タイでも同じですね!
バンコクとパタヤの中間にあるシーラーチャー。目立った観光地ではありませんが、のどかな風情が漂う静かな港町。都会の喧騒を離れて、ひと休みしたい時に、ぶらりと気軽に訪れたい街です。
「ロイ島」からさらに沖合には、「シーチャン島」という島があり、海水浴やマリンスポーツにおススメ。パラソルの下で新鮮なシーフードを味わうこともできるので、足を延ばして行かれてみてはいかがでしょうか?
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(2024/3/28更新)
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