大迫力の戦艦ミズーリ見学も!オアフ島パールハーバーを満喫!

大迫力の戦艦ミズーリ見学も!オアフ島パールハーバーを満喫!

更新日:2018/06/12 14:55

ハワイ・オアフ島のパールハーバーといえば、太平洋戦争時に日本が奇襲攻撃を行ない、開戦のきっかけとなった場所。現在でもアメリカ太平洋艦隊の司令部となっている。
そんなパールハーバーに停泊しているのが、アメリカ海軍の最後の戦艦として就役していた戦艦ミズーリ。潜水艦ボウフィンとともに内部を見学することができる。

映画の舞台にもなっているパールハーバー。歴史を学びつつ1日中滞在できるスポットだ!

潜水艦ボウフィン

潜水艦ボウフィン
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まずパールハーバー内「アリゾナ・メモリアル」に入場するには、セキュリティチェックを受けなければならない。といっても手荷物を場内に入れることができないという位のものであるため、心配をすることはない。
財布やカメラなどの貴重品は身につけ、すぐ近くにある荷物一時預かり所に預けよう。その際、手数料は「荷物一個につき」支払わなければいけないので、大きなカバンなどにみんなの荷物をまとめておくと手数料が浮くのでお試しいただきたい。

さて、ゲートを抜けて右に曲がれば潜水艦ボウフィンはすぐそこだ!チケットはボウフィンの手前にあるお土産屋さんで売られているので人数分買っておこう。ゲートにて日本語の音声ガイドキットが手渡されるので、潜水艦をまったく知らない方でも安心だ。
それではワクワクの潜水艦見学だ!

狭すぎる!潜水艦内部はこうなっていた!

狭すぎる!潜水艦内部はこうなっていた!
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潜水艦だけあって艦の上にはほとんど何もない。が、その分、艦内にはビッシリと見所が詰まっているぞ!
まず感じるのが何と言ってもその狭さだろう。日本人の私でも狭いと思っているのだから、大柄なアメリカ人がよく艦内を行き来できたものだと感心してしまう。
ハッチ(出入り口)は屈まなければ入れないし、ベットも足を曲げないと寝れそうにない。潜水艦内部は一切無駄なスペースがないのだ。

そして艦内には真鍮製の配管に計器類など好きな人にはたまらない、心くすぐるものがたくさんある。またトイレやシャワー、食堂など生活する上で必要不可欠な施設も、きちんと見て回れることができる。

音声ガイドでは詳しい説明が聞けるのでそこの施設がどのように使われていたか、当時を思いながらじっくり回ろう。また音声ガイドをすべて聞きながらだと、約1時間半程度かかるので時間には注意しよう。

大本命の戦艦ミズーリへ

大本命の戦艦ミズーリへ
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潜水艦ボウフィンをじっくり楽しんだ後は本命の戦艦ミズーリだ!
まずはチケットを購入しよう。初めに入ったセキュリティゲート正面にて購入できる。
このチケットにはシャトルバスの乗車券も含まれているので、そのままシャトルバス乗り場まで行こう。場所は潜水艦ボウフィンの手前を右に曲がってすぐだ。

シャトルバスは始発が8時、最終が15時(6月〜8月は16時)になっていて約15分間隔で運行している。潜水艦ボウフィン前から約10分程度で戦艦ミズーリへ到着するぞ!

バスを降りればその大きさに度肝を抜かれるだろう!ジャンボジェット機4機分の長さ(207.4m)と20階建てビルの高さ(64m)を誇る戦艦ミズーリが見えてくるからだ。

ミズーリの前ではバトルショップ(お土産屋)や軽食などを提供する店もあるのでまずは疲れを取っておこう。ミズーリ内部は非常に広大なのだ!ミズーリ周辺は無料のWiFiもあるので一息入れるにはもってこいだ。

広すぎる!戦艦内部はこうなっていた!

広すぎる!戦艦内部はこうなっていた!
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さて、ここでも音声ガイドキットを借りられるのだが、オススメは日本語のツアーガイドによる戦艦内の見所紹介だ。
見るものを圧倒する16インチ砲の説明や、第二次世界大戦において、神風特攻隊のゼロ戦がミズーリに衝突した際の話、降伏文書調印式の様子などが詳しく聞けるのだ。
見て回るだけでももちろん楽しめるのだが、歴史的背景が分かると、更に興味深く艦内を回ることができるだろう。所要時間は35分程だ。

甲板を見学した後は艦内に入るわけだがボウフィンと違って物凄い広い!もちろん収容人数が段違いなので当たり前なのだが、ダンスホールかと思うほど広い食堂に、きちんと足が伸ばせて寝れるベットなど、ボウフィンを見た後だとギャップが激しい。
艦内には神風特攻隊の展示もされており、家族に向けた遺書が日英の現代語訳をされている。
ここで足を止めじっくり見ている外国の方が多い。ガイドによる説明を受けていると日本人としても、外国の方としても思うところがあるのであろう。

ミズーリは音声ガイドをすべて聞きながら行くと約2時間ほどかかるので、ペース配分には気をつけていこう。ミズーリからの最終バスは16時5分(6月〜8月は17時5分)となっている。
この後、太平洋航空博物館に行く予定があるなら、時間はしっかりチェックしておこう。

博物館・シアター

博物館・シアター
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日本の歴史を勉強する上で必ず触れるであろう真珠湾攻撃。アメリカ側からはどのように思われ、展示されているのか。その一端が垣間見えるのが「戦争への道 博物館」「攻撃時資料 博物館」「真珠湾メモリアルシアター」の3つだろう。

日本語ガイドキットを借りて館内の様々な展示品を見て回ろう。暗号解析からレーダーストーリー、戦艦アリゾナと空母赤城の模型など、アメリカ側から見た戦争の歴史を勉強することができる。日本人としてはつらい部分もあるだろう。

パールハーバーは日米両国が歴史を見つめなおし、史実を学び、国民と国のために戦った兵士への慰霊と追悼をする場所であることを忘れてはならない。

終わりに

まだまだご紹介しつくせないパールハーバー!きっちり時間を管理してくれるオプショナルツアーで行かれるもよし、公共交通機関やレンタカーを使いご自身でスケジュールを組まれてじっくり回るのもよいだろう。

今回は触れていないがUSSアリゾナ記念館や太平洋航空博物館なども大変興味深いスポットとなっており1日中滞在できるだろう。
世界でここでしか味わえないオアフ島・パールハーバー。ハワイ旅行のスケジュールに入れてみてはいかがだろうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/06/01 訪問

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