「ラガネリ ホテル（Raganelli Hotel）」は、ヴェネツィア広場やパンテオンなどがある、いわゆるローマの中心部からは少し離れていますが、バチカン市国までは約3km（地下鉄で3駅）と、ローマの西側ゾーンの観光には便利なホテルです。（中心部より少し離れているとはいっても、ホテルは地下鉄A線の運行区間内に位置します）
一般的に、ローマでは中心部（旧市街）でエコノミーなホテルを見つけるのがとても難しいので、もし旅の予算を低く抑えたいのであれば、必然的にホテルのランク（1～5つ星まであり）を落とすか、中心部より少し離れたホテルをチョイスされるということになるでしょう。
中心部（旧市街）にあるホテルというと古い建物を改装して使用している施設がほとんどの為、水回りが古かったりドアなどの建付けが悪かったりして、雰囲気が良くとも、実際に宿泊してみると快適さに欠ける場合があります。
このラガネリ・ホテルは、ローマから各地へ伸びるローマ街道の一つ、アウレリア街道沿いにありますが、歴史的建造物が保存されている旧市街に立地しているホテルではありません。その為、最近の建築物の内部には、近年改装したばかりのモダンで快適な施設が整っています。
写真は客室“コンフォートルーム Comfort Room（2名様一室）”の一例です。どの部屋も“シンプルできれい！”といった印象を与えてくれるホテルです。
ホテルの客室の種類には、エコノミールーム（Economy Room）、コンフォートルーム（Comfort Room）、ジュニアスイート/ファミリースイート（Junior Suite / Family Suite）、デラックスファミリースイート（Family Suite Deluxe）の全部で50室があります。
また、車椅子の方も安心のバリアフリールームも3室用意されています。
お部屋にはプラズマ衛星テレビ、ハイドロマッサージシャワー（エコノミールームを除く）、各部屋で温度調節が可能なエアコンなどの新しい設備が整っていて、快適に過ごせます。
写真は客室“ファミリースイート Family Suite”の一例です。お部屋は上下で二つに分かれる屋根裏部屋タイプとなっており、少し大きめのお部屋は一室4名様の滞在にも最適です。
モダンな雰囲気の客室は掃除が行き届いており、安心して滞在することができます。
シャワーだけでなく、バスタブのあるお部屋は旅の疲れを癒すのにぴったり。バスタブ付きのお部屋がご希望であれば、予約時にリクエストされることをお奨めします。
写真は客室“バリアフリールーム”のバスルームの一例です。
車椅子でも入れるように大きめのシャワールームとなっています。
ホテルは、ホテルのすぐ近くに位置している、会議や大規模な学会・講演会などが行われるエルジフェ・コングレスセンター（Ergife Congress Center）から徒歩約5分、またイベントや見本市などが行われるフィエラ・ディ・ローマ（Fiera di Roma）へのアクセスも可能ですのでビジネス用の滞在にもお奨めです。ホテルの駐車場は無料で利用できます。
ホテル内には午前7時から午前1時まで利用できる小さなカクテルバーを併設しており、ホテルのすぐ近くにはバール（Bar／コーヒーを飲んだり、パニーノなどの軽食を摂ったりできるカフェ）もあるので便利です。
ホテルの屋上には小さなテラスがあり、ホテル周辺のパノラマを楽しみながらデッキチェアーなどに横になってくつろいだり、リラックスできるように工夫されています。（屋上テラスは午前8時から24時まで利用可）
ホテルでは、バチカン博物館などの観光スポットも近いことからローマ観光サービスを行っており、主要な見所を日本語ガイド付きで廻ることができます。
今回ご紹介したラガネリ・ホテルは、市の真ん中ではなく少し中心部から離れた西側に位置する為、4つ星ホテルながら価格がかなり安く抑えられているのがポイントです。
若干移動に不便でも、低予算でローマに滞在したい旅行者の方向きホテルといえるでしょう。
節約したホテルの宿泊費をもとに少し奮発してショッピングをしたり、レストランでローマのグルメを楽しんだりしてはいかがでしょうか！
特にこのホテルはプロフェッショナルで親切なスタッフが揃うことで知られています。
ホテル内に日本語を話すスタッフはいませんが、日本語でのEmailでのお問い合わせは可能です。日本人も安心して過ごせるホテルです。
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(2024/4/20更新)
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