『五島列島は教会の博物館』 世界遺産に登録される前に見ておきたい!

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『五島列島は教会の博物館』 世界遺産に登録される前に見ておきたい!

『五島列島は教会の博物館』 世界遺産に登録される前に見ておきたい!

更新日:2013/05/13 15:25

常盤 兼成のプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 常盤 兼成 国内旅行地理検定2級

長崎県の五島列島は大変たくさんの教会があり、島自体が教会の博物館のようです。地元では教会群と重要なキリスト教関連施設を世界遺産にしようと運動を起こしています。今回は五島列島の中でも福江島の教会をいくつかご紹介いたします。キリスト教徒でない方も、教会の前に立つと敬虔な気持ちになります。世界遺産に登録されると混雑してゆっくり見られませんので、今のうちに訪問してみてはいかがですか?

せっかく五島列島まで来たのですから、まずは美しい海の風景を見たいですよね!

写真:常盤 兼成

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こちらの写真は福江島にある高浜海岸です。長崎県内でも1、2を争う水の透明度を誇り、日本の渚100選に選ばれているだけでなく、環境庁の日本の水浴場55選にも選ばれている大変美しいビーチです。2004年には日本でいちばん美しい海水浴場として認定されたこともあります。五島列島でいちばん人気のある海水浴場だというのも納得ですね。

私が訪れたときは、写真のようにエメラルドグリーンに見えた海ですが、夏は、海岸から沖に行くにつれ、水色、青色、藍色と色合いが変わっていく美しさが魅力だそうです。この青い海と白い砂浜、そして背後の山の緑が絶妙のコントラストを描いています。人工的な建造物が近くにほとんどないので、海の美しさが際立ちますね。夏には多くの海水浴客が訪れる福江島の人気ビーチです。

水ノ浦湾を眼下に見下ろす小高い丘に建つ白亜の教会 水ノ浦教会

写真:常盤 兼成

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この地に最初の教会が建てられたのは明治13年のこと。写真にあります現在の教会は昭和13年に建て替えられたものです。築70年以上経っていてもこの美しい白亜の外観が保たれているのは、地元の人の維持や管理のたまものです。この水ノ浦教会は日本に現存する木造教会の中でも最大規模を誇っています。

見学は無料でできますが、教会という施設ですので、内部の撮影や飲食は禁止されています。服装も見学にふさわしいものでなくてはいけませんので、極端に肌を露出した服などは避ける必要があります。

●水ノ浦教会
五島市岐宿町岐宿1644
見学時間 9時から17時まで

レンガ造りの美しい教会 楠原教会

写真:常盤 兼成

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こちらの楠原教会は明治45年に建てられた、レンガ造りの教会で、ゴシック様式と言われる建物です。島内では2番目に古い教会です。昭和43年に、祭壇部分を含め大がかりな増築、補修工事が行われ今日に至っています。この美しいレンガの配列は、おそらく綿密に計画されたものでしょう。四角いレンガの辺や角を巧みに利用して積まれています。

こちらの教会では日曜日にはミサが行われていますが、ミサ開催時には信者でない方の内部見学は遠慮するのがマナーです。中に入れてもらえたとしても、儀式は信者のみで行いますので、そっと席を外すなどの配慮をお願いします。

●楠原教会
五島市岐宿町楠原736−3
見学時間 9時から17時

内部が資料館になっている 福江島でいちばん古い堂崎教会

写真:常盤 兼成

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明治12年に建てられた、福江島でもっとも古い教会がこちらの堂崎教会です。赤レンガを積んだバロック式の教会で、長崎県の有形文化財に指定されています。現在の建物は明治40年に建てられたもので、100年以上の歴史があるとても古い教会です。ユネスコの世界遺産の暫定リストに選定されており、本登録を待ちわびている状態です。

聖堂内部は堂崎天主堂キリシタン資料館があり、観光客も見学することができます。キリシタン迫害の際の資料や、マリア観音、県の文化財に指定されている木版画などの展示があります。

こちらの教会は海沿いに建っており、駐車場から教会までおだやかな海を見ながら歩くことができます。駐車場にある公衆トイレも教会の形をしていておもしろいですよ。

●堂崎教会(堂崎天主堂キリシタン資料館)
五島市奥浦町堂崎2019
見学時間 9時から17時 (冬期は9時から16時)
資料館 大人300円 中高生150円 こども100円

旅の締めくくりに日本三大うどんのひとつ 五島うどんをいただきます☆

写真:常盤 兼成

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日本人は「三大○○」とくくるのが好きなようで、この五島うどんは日本三大うどんのひとつとされています。中には五島うどんは入らないという三大うどんのくくりもあるようですが、せっかく五島列島に来たのなら、本場のうどんを食べてみたい!ということで、五島うどんの老舗がある、中通島まで移動しました。

中通島は教会めぐりをした福江島から、フェリーで2時間弱で到着する、五島列島北部の島です。五島うどんはこの島の上五島町で大正8年から作られているそうです。90年以上の歴史があるんですね。

えびやほたてが乗ったうどんは、コシがありながら喉越しもよく、なめらかな食感でした。機械を使っていない手延べうどんだけあって、一部にきしめんほど太い部分があったりしましたが、これも手延べで作られている証しです。

五島列島はたくさんの教会があり、キリシタンが受けた迫害の歴史などが学ぶことができて大変勉強になります。お時間があれば教会の内部をじっくり見学してみてください。世界遺産に本格的に登録されると、多数の観光客が押し寄せる可能性があります。静かに見学できる今のうちに、ぜひとも訪れてみてはいかがでしょうか。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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